【大阪】肩ひじ張らずに彼女と上質なフレンチが味わえる〈シナエ〉!
リラックスした雰囲気の中で、肩ひじ張らずに彼女と上質なフレンチをゆっくりと味わいたい。そういった思いを叶えてくれるのが、大阪・伏見にある〈シナエ(SINAE)〉。サービススタッフの温かいもてなしを受けながら、美食と美酒を堪能する喜びに包まれる。
大阪の中心部にほど近い伏見エリアに、2022年10月オープンした、フレンチレストラン〈シナエ(SINAE)〉。プライベート感あるダイニングで、ゆっくりと食事とワインが楽しめると、静かな話題を呼んでいる。
ウェイティングスペースは、彼女との待ち合わせにもぴったり
まずは、2階のウェイティングスペースで、ウェルカムドリンクを。これからの食事に期待が高まる。彼女とここで一息ついたら、スタッフとともに3階のダイニングへ向かう。
ダイニングは14席。街の喧騒とは隔絶され、とてもリラックスできる空間だ
これまで大阪市内でカウンター席のみのレストランを10年営み、今回のオープンは、様々な意味で原点回帰と語る、オーナーシェフの大東和彦さん。日本のテロワールを大切にし、食材と向き合い、クオリティの高い料理を作りだす。店名は、コンセプトである“Simple(シンプル)、Natural(ナチュラル)、Essence(エッセンス)”の頭文字より。
〈ランチコース〉は、アミューズブッシュ、冷前菜、魚料理、野菜料理、肉料理、デザート、ミニャルディーズという7品構成。内容は季節や日によって変わる。今回は、コースよりいくつかの料理とワインを紹介しよう。
ランチコース(1万3200円)より、“アミューズブッシュ”の一例。※画像はイメージ
食材名が並ぶメニューを見ながら、これから供される料理に思いを馳せていると運ばれてきたのが、アミューズブッシュ。大皿に5種類、2人分が美しく盛られている。小振りながらも、いずれも手をかけて作られた逸品揃い。そら豆や木の芽といった旬を感じさせるものや、この後の料理に使われる食材が姿を変えて登場したりしていて、楽しめる。
彼女とシャンパーニュで乾杯したら、アミューズブッシュをつまみながら、会話が盛り上がること間違いなし。
本日のシャンパーニュ 2000円/グラス
本日のシャンパーニュは、ダニエル デュモン“ブリュット グラン レゼルブ NV”。黒ブドウ比率が高く、適度なボリューム感があり、ほどよい酸味のエレガントなシャンパーニュだ。食中酒としてのポテンシャルが高く、続く、前菜の“牡丹海老 ショーブロワ 燻製キャビア”との相性も抜群だった。
ランチコースより、“春野菜 ホエイのソース サラダ仕立て”
魚料理は2種よりチョイス。今回は“花ズッキーニ 桜鱒のリエットを詰めてベニエに”を選んだ。続いての野菜料理は“春野菜 ホエイのソース サラダ仕立て”。旬の野菜をふんだんに使い、レストラン屋上のポタジエで育った、摘みたてのハーブも盛り込んだ、季節感あるひと品。
合わせたのは、熊本ワイナリーの“菊鹿 シャルドネ樽熟成2020”(1800円/グラス)。クリーミーかつふくよかな味わいは、乳清(ホエー)を使った、ミルキーで軽い酸味のあるソースとマッチする。
ランチコースより、“滋賀サカエヤの40日間熟成牛サーロイン”の一例。※画像はイメージ
メインの肉料理は“滋賀サカエヤの40日間熟成牛サーロイン”をセレクト。炭火を使い、適度な火入れがなされた熟成牛の旨味を存分に堪能。仏・ブルゴーニュのフランソワ・ゲ・エ・フィス“ショレイ・レ・ボーヌ”(1800円/グラス)とともに。
フランス料理に欠かせない華やかなテーブル席で、サービススタッフの温かなもてなしとともに料理が供される。ここでは、スタッフとやり取りしながら、今日の料理に合うワインを選びながら味わうのが楽しい。
なお、キッチン脇には隠れ家のように、3名席のシェフズテーブルも用意されているから、大切な人との記念日に利用するのもいいだろう。
●シナエ
住所:大阪府大阪市中央区伏見町2-4-12 クスノキビル2・3階
TEL:06-6201-6556
営業時間:ランチ12:00~12:30(LO)、ディナー17:30~19:30(LO)
定休日:月曜、第2・4日曜 ※ランチの営業は金・日曜のみ
URL:https://sinae.jp/
※サービス料なし
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ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。