幻の“松阪牛シャトーブリアン”を堪能するなら〈ニュー松坂 六本木店〉!
黒毛和牛は、口溶けのよい脂と旨味がぎっしりと詰まった赤身が特長で、どの部位でも美味しく食べられる。数ある部位の中でも、最高に美味しい部位を挙げるとすれば、シャトーブリアンにほかならない。シャトーブリアンはフィレの中でも、中央部の最も太いところで、脂肪が少なく、肉質に優れたとってもやわらかい部位だ。400kgの牛1頭からフィレはわずか5kgしかとれず、その中からシャトーブリンはほんの600gくらいしかとれない。かなり希少な部位なので、仕入れられるレストランも限られていて、非常に高価。シャトーブリアンというだけでも貴重なのに、三大和牛のひとつ松阪牛のシャトーブリアンだったら、絶対に味わってみたいと思わない?
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- アレが食べたいからこの店へ! vol.8〈ニュー松坂 六本木店〉
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- アレが食べたいからこの店へ! Gourmet
鉄板カウンターからは東京タワーも!
〈ニュー松坂 六本木店〉は、1956年大阪に創業した鉄板焼の名店〈ニュー松坂〉の東京1号店。老舗ということで人気の銘柄牛も安定的に仕入れられ、2021年11月にオープンしてから話題となっている。鉄板カウンターから東京タワーを望めるロケーションなので、デートにもぴったりだ。
“ニュー松坂コース”のイメージ。1万1000円
ここでならコースにアップグレードすれば“松阪牛シャトーブリアン”(70g、追加1万1000円)をチョイスすることができる。
“松阪牛シャトーブリアン”
“松阪牛シャトーブリアン”は驚くほどにやわらかく、口の中でほろりと崩れるような食感。噛みしめる度に赤身の妙妙たる味わいと、ジューシーな肉汁が広がっていく。和牛香も上品で、食べ終えた後もずっと余韻が残るほど。“幻の部位”や“究極の赤身”と称されているのが納得できる一品! コンディメントも豊富で、山葵、カンボジアの生胡椒、イギリスのマルドン塩、ヒマラヤ岩塩が添えられているので、味わいを変えてみるのもいい。
松阪牛だけではなく、神戸ビーフも常備されている。このふたつを食べ比べできるのも、他の鉄板焼にはないところ。フランスからニューワールドまで、グラスワインが豊富なのも嬉しい。
六本木店が好評ということで、新宿店も11月にオープンする。幻の“松阪牛シャトーブリアン”を堪能しに足を運んでみてはいかが?
●ニュー松坂 六本木店
住所:東京都港区六本木6-2-6 GEMS六本木7F
営業時間:11:00~15:00(14:00LO)、17:00~23:00(22:00LO)
※営業時間は公式サイトをご確認ください
TEL:03-6432-9085
URL:https://new-matsusaka.com/
※サービス料込み
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1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。