今なぜ“デイパック”が人気!? 選ぶならやっぱり本家アメリカ製!
懐かしいアイビーやプレッピースタイルに注目が集まる昨今。ボタンダウンシャツやカレッジロゴスウェットといったアイテムが、トレンドとなっている。そんな潮流は、バッグ事情においても。それが、デイパック。アウトドア生まれにして、スクールバッグとしても定着したデイパックは、シンプルながら使い勝手がよく、今大人にも人気。なかでも選ぶなら、やっぱり貫禄ある本家アメリカ製にこだわりたい。
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特徴1:普段使いにちょうどいいシンプルな作り
特徴2:どんなコーデにも馴染みやすい
特徴3:軽くて片持ちもサマになる
デイパックとは、日帰りトレッキングなどにちょうどいいサイズのバックパックのこと。“1日用=デイ、持ち運ぶ=パック”ってワケだ。1960年代にアメリカで生まれ大流行し、アウトドア業界だけでなく、学生バッグとしても支持を拡大。アイビーやプレッピーにおける定番アイテムとなった。
アーバンアウトドアスタイル人気によって、すでに数年前から人気を集めていたデイパックだが、アイビーやプレッピーがトレンドとなったこの春、さらに注目度が上昇中。様々なバッグブランドから展開がされているが、やはりその真髄を楽しむにはデイパックの本場であるアメリカ製にこだわりたいもの。
アメリカにはアウトドアブランドが数多いが、その中にはデイパックによって名を馳せたブランドがいくつもある。今回は、そんなアウトドアブランド以外からもチョイス。すでに名作系は持っているという人も、この春の新調候補に是非とも入れてもらいたい。
W37×H47×D20cm。2万3100円(ブルックス ブラザーズ×アウトドアプロダクツ/ブルックス ブラザーズ ジャパン)
大人好みなデイパック
‘70年代に誕生した、アメリカンデイパックの名作である〈アウトドアプロダクツ〉の452U。それをベースに、アメリカントラッドの名門〈ブルックス ブラザーズ〉が別注したコチラは、強度に優れたコーデュラナイロンを採用。アメリカ国旗に着想を得たトリコロールカラーのジップ持ち手に加え、背面上部には〈アウトドアプロダクツ〉のラベルとともにゴールデン フリースを型押ししたレザーラベルが。
MIS
W33.5×H41.5×D16.5cm。1万8700円(エムアイエス/カメイ・プロアクト)
ミリタリー顔というのも新鮮!
まるでMA-1を想起させる光沢感のあるナイロンは、耐水コーティングが施された420デニールのナイロン。さすが、アメリカ軍が定めるミルスペックに対応したファクトリーで生産するブランドとあって、シンプルにしてタフな作りになっている。ベルクロにより2重になったフロントポケットに加え、内側にはメッシュポケットを採用。普段使いにおける使い勝手も抜群。
[ブリーフィング]
BRIEFING
W26×H47×D17cm。各5万600円(以上ブリーフィング/ブリーフィング 表参道ヒルズ店)
米国国防省が定めるミルスペックをクリアするファクトリーで生産すると言えば、ココも有名。コチラは、ミリタリーパックをベースにしたフレイター・アサルト・パッカー。摩擦や引き裂きに強い500デニールのコーデュラナイロンを採用するなど、タフスペックが自慢だ。ウェビングテープ使いや背面クッション、またメインは2室仕様といった高い機能性もミリタリーベースらしい。
右:W40×H51×D17cm。ベージュ2万900円 左:W33×H43×D24cm。ブラック1万8700円(以上バトルレイクアウトドアーズ/メイデン・カンパニー)
アメリカ・ミネソタ州で創業し、自国内&自社ファクトリーでの生産にこだわり続ける数少ないブランド。星条旗のタグに、そのプライドが示されている。左は、コーデュラナイロンを採用。フロントポケット横にはペットボトルポケットも配され、実用的な作りになっている。右は、一般的なデイパックと比べて、やや大きめなサイズが見どころ。夏のリゾートバッグとしても重宝しそうだ。
●カメイ・プロアクト
TEL:03-6450-1515
●ブリーフィング 表参道ヒルズ店
TEL:03-6459-2448
●ブルックス ブラザーズ ジャパン
TEL:0120-185-718
●メイデン・カンパニー
TEL:03-5410-9777
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Masafumi Yasuoka