360度どこから見てもかっこいい!
うしろ姿に貫禄を感じる、 リッチなデニム6選!
普段からデニムを穿く大人であれば、お気に入りの定番デニムもすでにあるかと。だから特に目新しいデザインで冒険しなくても……な~んて思ってる人も多いかも!? でも、いくら肌に馴染んだ1本があったとしても、デニムの進化を侮ってはいけない。要は、お洒落を意識するならデニムのアップデイトは必須ってこと。だって、360度どこから見てもかっこいいデニムがあれば、ほら、欲しいでしょ?
というわけで、今回フォーカスしたのが無防備になりがちな後ろ姿。もちろん派手なアクセントで悪目立ちするという意味ではないのはおわかりかと。じゃあ、大切なのは? はい、ずばり貫禄です。そのためにはやはりリッチな存在感出しに欠かせない格上ブランドに頼るのが一番。なにしろレザーパッチに刻印されたロゴやアイコニックなモチーフ使いで、すぐさま格上の貫禄をアピールできるんだから。薄着になっていくこれからの季節、きっとこのご威光が洒落感を後押ししてくれるはず!
DIOR
13万円(ディオール/クリスチャン ディオール)
上品な淡青トーンとナチュラルなヴィンテージテイスト、そしてすっきりとしたスリムフィットのシルエットは、メゾンの2000年台頭のヘリテージを讃えたデザイン。色落ち加工にはレーザーを使うなど、製造時の水の使用量を削減し、環境に配慮したデニム素材を採用しているのも魅力。シンプルながら、バックポケットのトップステッチや、ロゴエンボス入りのレザータグなど、バックにアイコニックなディテールをプラス。これが後ろ姿に洗練された印象を漂わせている。
18万7000円(ヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
バックポケットの縁に、メゾンを象徴するメタリックVのディテールで、エッジの効いた洒落感を発揮。このシャープなアクセントが、ヒップラインを辛口に引き締め、スタイルアップ効果にもひと役買っている。素材となるコットンデニムにはしっかりと穿き込んだような風合いを施し、男らしさを感じさせるヴィンテージテイストを演出。さらにさりげないセンタークリースとキャロットラインで、自然な美脚シルエットを実現。決して武骨すぎない表情に仕上げているのにも注目したい。
17万6000円(ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
ほどよく色落ちした、ミディアムウォッシュのインディゴカラーで、カジュアルなムードを加速させたカーゴデニム。すとんと落ち感のあるワイドシルエットに、同素材のベルトを組み合わせ、骨太な中にもトレンド感を漂わせている。また、バックにはブランドカラーとしても知られる、あざやかなグリーンのレザーパッチで視線を上に誘い、後ろ姿に重さを感じさせないようになっているのもさすが。
16万2800円(ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
しっかりとウォッシュをかけた淡青デニムも、後ろを向けばアイコニックなロゴメタルプレートで、キリッとした表情に。ややゆとりのあるシルエットに、ダブル仕上げの裾とクラシカルな雰囲気の1本だけに、このメタルプレートの引き締め効果は絶大といえる。クリーンなシャツやコンパクトなトップなどでメリハリを出し、洗練された大人のカジュアルに仕上げるのがおすすめ。
12万7600円(ヴェルサーチェ/ヴェルサーチェ ジャパン)
マリンな爽やかさを発揮!
ストレッチの効いたスリムシルエットは、適度なフィット感で動きやすく、快適な穿き心地。軽めにウォッシュをかけた明るめのデニム素材のバックには、レザーパッチとブルーの大胆な刺繍で、リッチかつ爽やかな存在感を醸している。この刺繍、よく見るとメドゥーサとノーティカルを組み合わせたデザイン。クロップド丈のトップやウエストインの着こなしで、このマリンテイストなディテールをアピールした着こなしを楽しみたい。
14万5200円(マルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス)
重たくなりがちなブラックデニムに、控えめな味出しとイエローステッチで軽快なニュアンスをプラス。これならトレンドのワイドシルエットでも、アクティブな着こなしが楽しめる。また、素材にはダイ加工のフロックデニムを使い、なめらかで品のある風合いに仕上げているのも嬉しいポイントだ。ジャケット合わせなどで少しきちんと感のあるスタイリングにするのもかっこいい。
●ヴァレンティノ インフォメーションデスク
TEL:03-6384-3512
●ヴェルサーチェ ジャパン
www.versace.jp
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●ドルチェ&ガッバーナ ジャパン
TEL:03-6833-6099
●ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL:0120-60-1966
●マルニ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-374-708
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text :Satomi Maeda