たったこれだけで見違える!
セレブのGジャン姿がかっこいい理由!
春のアウターとして大活躍するGジャン。でも、着こなしが「イマイチしっくりこないなぁ」と思っている人も意外に多いのでは?
実はGジャンって、ただ羽織るだけではこなれ感が出ないアイテム。着こなしにちょっと手を加えることで、かっこよさがグッと上がるのだ。というワケで、今回はお洒落上手なセレブをお手本に、こなれ感たっぷりのGジャン技をマスター。どれも難しいことはナシなので、手軽にトライできるはず!
01 基本は襟を立てるだけのシンプルこなし!
Jesse Metcalfe[ジェシー・メトカーフ]
まずは基本中の基本、Gジャンの襟立てテクから。シンプルなデニム・オン・デニムをこなれ感たっぷりに着こなしているのは、俳優のジェシー。Gジャンの襟をラフに立てることで、首まわりに動きをつけているのがわかるはず。本当になにげないテクだけど、これで着こなしにニュアンスが出て、颯爽とした印象に仕上がっているのはご覧のとおり。それから、選んでいるGジャンがジャストサイズなのも、お洒落に見えるポイント!
Eddie Redmayne[エディ・レッドメイン]
俳優エディも、Gジャンを襟立てで着こなしたスタイル。インに合わせたニットとのバランスもよく、男らしくこなれた雰囲気を演出している。襟はピンと立てると不自然に見えるので、エディのようにクッタリとさせるのがポイント。そうすれば自然なニュアンスを作ることができる。大人らしい色の組み合わせ方や全体のサイズ感もバッチリで、エディのお洒落偏差値の高さがよくわかる着こなしだ。
02 ニュアンス出しにシャツ襟・オン・デニJK!
Baptiste Giabiconi[バティスト・ジャビコーニ]
続いて紹介するのも、襟立てと同じく首まわりに動きをつけるテクニック。中に着たシャツの襟を外に出して、Gジャンの襟に乗せるレイヤード技だ。モデルのバティストは、デニムのオールインワンの上にGジャンを重ねる着こなし。片方の襟だけをGジャンの襟の上に出して、絶妙なニュアンスをつけている。かなりハイレベルなコーデだけど、そうは見せない自然体のお洒落がお見事!
Mark Wright[マーク・ライト]
TVパーソナリティのマークも、シャツの襟を外に出したレイヤードスタイル。グレーとブルーを中心にしたシンプルな着こなしだが、シャツのカーキを差し色にして、上手にお洒落度をアップさせているのがわかる。重ねたときにきれいに見せるには、シャツの襟は小さめの方が効果的。そのあたりのバランスも考えつつ、襟出しに向いたシャツを選びたいところ。ちなみに、さり気なく足元もシャツと色合わせしているのも見逃せない!
03 首元にボリュームを出すフード乗せ!
Liam Payne[リアム・ペイン]
シンガーらしいアヴァンギャルドな着こなしのリアム。インに着たヒョウ柄パーカと、モナ・リザのプリントが効いた赤スウェットパンツがインパクト大。そんな着こなしを落ち着かせているのが、パーカの上に羽織ったGジャンだ。Gジャンの襟の上にヒョウ柄のフードを出して、首元にボリュームを出していているのがポイント。これでシルエットのバランスがよくなって、リアムらしい個性出しに繋がっている。
Tom Ackerley[トム・アッカーリー]
一方、ベーシックなアメカジスタイルでまとめているのは映画関係者のトム。ハリウッドで一番輝いている女優マーゴット・ロビーの夫だ。GジャンとTシャツの間にパーカを挟んでフードを外出しに。これによって首まわりにボリュームが生まれ、すっきりコーデのニュアンス出しに成功している。TシャツとGジャンだけだと、こういうこなれ感は出てこないはず。足元にヒネリをプラスしているサイドゴア風スニーカーも技あり!
04 Xどめでヌケ感あるTシャツこなし!
Jeremy Piven[ジェレミー・ピヴェン]
最後に紹介するのは、Gジャンのフロントボタンを1、2個だけとめて、フロントをXのような形に見せる”X留め”。Vゾーンと裾からインのTシャツを覗かせて、着こなしにヌケ感を出す着こなしテクだ。写真のジェレミーの場合、下から2番めと3番めのボタンだけとめることで、インの白Tを生かした着こなしに。全体がダークトーンでも軽快に見えるのは、このテクを上手に使っているからこそ!
Joel Edgerton[ジョエル・エドガートン]
俳優のジョエルもGジャンのフロントは”Xどめ”。何枚かレイヤードした着こなしだけど、下に着た白Tを見せることで、ヌケ感出しに成功している。ハンチング&眼鏡がクラシックなだけに、白アイテムでヌケを作らないと重く見えてしまいがち。そこのところを計算に入れた、非常にうまいコーディネートといえそう。ニットをイン使いした襟まわりも、彼らしい巧みな見せ方になっている。
photo by AFLO