シックでもあり、ほっこりとした優しい雰囲気も醸し出せて、冬に着ると見た目も暖かい。それが茶色。なかでも今季は茶のパンツが大人気。より暖かく見えるコーデュロイなんかもチェックしてみて!
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スウェットで休日感を演出!
朝晩は冷えこむようになって、そろそろ冬本番。まだ昼はギリギリ暖かいから、公園でピクニックなんて楽しみ方も今がラストチャンスか⁉ 彼女を誘って、ぽかぽかのお日さまを楽しもう。そこで、こんなシーンにはどんな服を着ればいいのか……という悩みが発生するわけだが、やっぱり意識したいのは“休日感”。そこで、こんな楽しげなミックスニットのカーディガンはどう? ざっくりした風合いと、カラフルな色使いで週末らしいリラックスした雰囲気を演出。使っている色数が多くてハードルが高いように感じても、インに着たスウェットシャツでカーディガンの中に入っている色を拾えば簡単に統一感が出せる。ここでは“オレンジ拾い”で実践。ちなみに、マッスルビーチプリントでクスリと笑えるのもポイントです。ちょっとした遊び心も“休日感”を演出する重要なポイントだからね。と、トップで週末の楽しげな雰囲気作りは十分できたので、あとは「ちょっとはしゃぎすぎ?」と思われないよう、ボトムで大人らしさを意識したい。たとえばこんな茶パンツとサイドゴアブーツなら、トップがカラフルでも落ち着いた雰囲気に持っていけるはず。さあ、今週末は彼女のとのピクニックデート、楽しんできて!
ミックスニットカーディガン5万4000円(トゥモローランド トリコ/トゥモローランド)、スウェットシャツ 4万3000円(ニック フーケ/エドストローム オフィス)、コーデュロイパンツ1万3000円(グラミチ×アーバンリサーチ/アーバンリサーチ ルミネ新宿店)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、サイドゴアブーツ5万2000円(サンダース × トゥモローランド/トゥモローランド)
大人は脱・適当コーデ!
最近、ご近所にどんな格好で出かけてる? Tイチで気軽に外に出ていた春夏とは違い、着こまないと肌寒い。そうなると、スウェットにとりあえずダウンジャケットを羽織る“適当着”!? もちろん、ちょっとそこまでだからって、気を抜いてしまいたい気持ちもわかるけど、そんなときに限って知り合いに遭遇したり……⁉ 案外ご近所ウエアって難しい。そこで、今回はリラックス感があるのにどこか上品さを感じられる“ご近所コーデ”をご紹介。このコーデでは定番のご近所着“スウェット”の代わりに、上下ともにニット素材で揃えたのがポイント。穿き心地のよさとリラックス感は、スウェットと遜色なしでも、ニットという素材感に替えるだけで途端に上品に見えるでしょ? そこに羽織ったダウンジャケットも、実はナイロンとニットの切り替えデザイン。今なら、薄めの生地でゴワつきのないこんなデザインのダウンなら、スタイリッシュにも見えるので、大人は1枚持っておくと重宝する。で、もうひとつのポイントが、色。コレ、“グラデ”にしてあることに気付いた? 色の濃淡をつけつつ、アイテムはすべてブラウン系で統一。こうすることで、コーデ全体に統一感が出て、適当さがなくなるってわけ! はい、これで近所での“ばったり遭遇”も怖くない!?
ハイブリッドジャケット5万4000円(デュノ/トヨダトレーディング プレスルーム)、ニットパーカ1万8000円(アスリドア/ハンドイントゥリー ショールーム)、ニットパンツ5万1000円(ヴィンス/リエート)、サングラス3万3000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、スニーカー4万9000円(ソロヴィエール/エストネーション)
“おじさん見え”は避けられる!
マスタードやブラウン、カーキといった渋いカラーは、秋冬にこそ是非コーディネートに取り入れたい色。落ち着いた印象が魅力的だから、全身で使ってしまいたい! な~んて気持ちもわかるが、実は、年齢を重ねた大人にとってコレは危険信号。なぜって、渋色アイテムの選びや合わせを間違えると、ぐっと老けこんで見えるカラーでもあるから。そこで今回は、渋カラーでまとめてもおじさんには見えないテクニックをご紹介。大切なのは、全身渋カラーにする場合はアイテム選びをほっこりさせすぎないということ。たとえばマスタードのコーデュロイシャツはより都会的な印象になる細畝のものをチョイス。渋カラーで太畝だと、どうしても野暮ったい印象になってしまうからね。さらに、茶のパンツもウールのスラックスやチノなどより、こんなイージータイプのものを選ぶと、スポーティ感のおかげでほっこりしすぎない。あとはさりげな~く柄モノを足してやるのも使えるテク。ここではインナーのスウェットでタイダイと手持ちのジャケットでマルチボーダーを差してみた。こうすることで地味オヤジな印象がなくなり、ぐっと若々しい印象がアップする。こんな感じで、今年の冬は渋カラーを最大限活用してみて!
コーデュロイシャツ9000円(タウンクラフト/セル ストア)、タイダイスウェット1万4800円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、パンツ1万8000円(ザ ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ 代官山)、手に持ったカシミヤジャケット30万8000円(ジ エルダー ステイツマン/サザビーリーグ)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー1万1000円(ヴァンズ ボルト/ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR)
木々のある街並みにぴったり!
春はお花見ときたら、秋は紅葉、でもそれだけで終わりじゃない。だって、冬の落ち葉だって美しいでしょ。そんな冬の自然も、彼女を連れだして楽しんでおきたいイベントのひとつ。で、自然と触れあう初冬のデートに、こんなコーデはどうだろう? ポイントは、木々たちに溶けこむような、ベージュ~茶のグラデトーンでまとめた優しげな配色だ。これも、パンツやキャップで濃い色を使えば、ぼんやりした見た目にはならないから安心して。インに着たのはカシミヤのケーブルニット。見た目も上品だし冷えこむ季節にぴったり。合わせたボトムは、ちょっとレトロで優しげな印象をいっそう底上げしてくれる、コーデュロイパンツ。ふわりとしたニットとコーデュロイのほっこりした素材感のコンビネーションは暖かみがあって、まさに冬の自然で遊ぶデートにぴったりの装いといえそうじゃない? ちなみにこれ、冬の風物詩、イルミネーションデートなんかでも応用できる。その場合、これをブルゾンでなくベージュの長丈コートなんかに着替えてやるだけ。優しげでほっこりとした雰囲気はそのままに一気に街感が増すから試してみて。
ブルゾン5万6000円(ロンハーマン)、カシミヤニット9万円(ヘリル/アンシングス)、コーデュロイパンツ2万4000円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)、キャップ5000円(アーモンド/ハンドイントゥリー ショールーム)、チェックシャツ2万1000円(オムニゴッド/オムニゴッド代官山)、サングラス4万3200円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
●アーバンリサーチ ルミネ新宿店
TEL:050-2017-9004
●エドストローム オフィス
TEL:03-6427-5901
●トゥモローランド
TEL:0120-983-522
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●リエート
TEL:03-5413-5333
●アンシングス
TEL:03-6447-0135
●オムニゴッド代官山
TEL:03-5457-7579
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5772-3684
●クラークスジャパン
TEL:03-4510-2009
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ)
TEL:0120-990-307
●ロンハーマン
TEL:03-3402-6839
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です