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CULTURE カルチャー

2021.12.12

演技派からアクションスターへと進化した”最強オジさん”!
リーアム・ニーソン映画5選!

 

 
1993年『シンドラーのリスト』で一躍、世界的スターとなったリーアム・ニーソン。1996年『マイケル・コリンズ』や1998年『レ・ミゼラブル』などで、演技派俳優としての地位を固めるも56歳で挑んだ2008年『96時間』で、まさかのアクション俳優として再ブレイク! 以降は、“最強のオジさん”として、悪者を退治しまくっている。そんなリーアムの代表作を5本セレクト。2022年1月7日公開の新作『マークスマン』を観る前に、是非チェックしてみて!
 

 
リーアム・ニーソン映画5選!

『ダークマン』
製作年/1990年 原作・監督・脚本/サム・ライミ 共演/フランシス・マクドーマン、コリン・フリールズ、ラリー・ドレイク 

キャリア初期の代表作!
『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミが監督を務め、リーアム・ニーソンが復讐に取り憑かれたダークヒーローを熱演。人工皮膚の開発に取り組む天才科学者ペイトン(ニーソン)が、凶悪なギャングたちの襲撃を受けて瀕死の状態に。開発した人工皮膚を自らまとい、ある手術で得た超人的パワーを駆使しながら、“ダークマン”として壮絶な復讐劇を繰り広げていく。
 

 
ニーソンがまだ『シンドラーのリスト』でアカデミー賞主演男優賞候補になる前、助演的役どころで印象を放つことの多かった1990年の作品。ヒーローアクション映画への出演自体、そのキャリアの中ではまだ珍しいことだったが、『96時間』シリーズなどで“最強のオジさん”と化す近年の片鱗を覗かせている。
 

 
リーアム・ニーソン映画5選!

『シンドラーのリスト』
製作年/1993年 製作・監督/スティーヴン・スピルバーグ 脚本/スティーヴン・ザイリアン 共演/レイフ・ファインズ、ベン・キングズレー

演技力の高さを見せつけた!
スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、アカデミー賞で作品賞など計7部門を受賞。ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家、オスカー・シンドラーをリーアム・ニーソンが演じている。1939年、ドイツ占領下のポーランドで軍需工場を立ち上げたシンドラーは、戦争を利用して一儲け。だが、日に日に激しさを増すユダヤ人迫害を目の当たりにし、私財を投じて彼らの命を救うことに……。
 

 
野心的な実業家から正義の人へと変貌していくシンドラー役が、その風貌で人柄のよさを感じさせるニーソンにぴったり。とはいえ、決して清廉潔白なだけではない生身の人間を繊細に演じ上げ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
 

 
リーアム・ニーソン映画5選!

『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』
製作年/1999年 製作総指揮・監督・脚本/ジョージ・ルーカス 共演/ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド

キレのいいアクションを披露!
SF映画の金字塔としてハリウッド史に燦然と輝く『スター・ウォーズ』3部作のシリーズ前章。フォースの力を秘めた運命の少年アナキン・スカイウォーカーが、やがて銀河を揺るがすダースベイダーと化すまでの物語が展開する。リーアム・ニーソンが演じるのは、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジン。弟子のオビ=ワン・ケノービと共に惑星間の貿易紛争解決に尽力するなか、まだ幼いアナキンと出会い……。
 

 
物語のキーパーソンであり、ジェダイ・マスターとして圧巻の実力を誇るクワイ=ガン・ジンを、抑えた佇まいとキレのいいアクションで熱演。大人気シリーズの一員となったことで、老若男女の間でよりいっそうの知名度を誇るようになった。
 

 
リーアム・ニーソン映画5選!

『96時間』
製作年/2008年 製作・脚本/リュック・ベッソン 監督/ピエール・モレル 共演/マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、リーランド・オーサー

屈強かつ哀愁漂う男を熱演!
パリを旅行中のアメリカ人少女が、何者かに誘拐される。少女の父親であり、CIAの元工作員でもあるブライアン(リーアム・ニーソン)は、娘を救出するため単身パリへ、エージェント時代のスキルを駆使し、異国の地で闇の世界へと飛びこんでいく……。
 

 
近年のリーソンを語るうえで欠かせない“最強のオジさん”伝説の本格的幕開けともいえる大ヒット作。エージェントとしてはとてつもなく冷静かつ敏腕で、父親としてはなかなかの親バカ。娘を奪われる事態に胸を引き裂かれながら、体当たりの奪還劇を繰り広げる男役に、屈強な雰囲気と哀愁がはまった。2012年にはシリーズ第2作『96時間/リベンジ』、2014年にはシリーズ第3作『96時間/レクイエム』も誕生している。
 

 
リーアム・ニーソン映画5選!

『フライト・ゲーム』
製作年/2014年 原案・脚本/ジョン・W・リチャードソン、クリス・ローチ 監督/ジャウム・コレット=セラ 共演/ジュリアン・ムーア、スクート・マクネイリー、ミシェル・ドッカリー

旅客機内で孤軍奮闘!
NY発ロンドン着の旅客機に乗りこんだ航空保安官ビル(リーアム・ニーソン)に、「1億5000万ドルを送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」とのメールが届く。やがて犠牲者が1人、また1人と増えていくなか、ビルは手がかりを求めて奮闘するが……。
 

 
サスペンス映画『アンノウン』でも組んだジャウム・コレット=セラ監督と再タッグ。上空を行く旅客機のなか、密室空間での戦いを強いられるビルは、ニーソンの“最強のオジさん”史に連なる1人といえる。ある出来事を経て心に傷を負い、アルコール依存症に陥っている設定の危うさもニーソンにはお手の物。ジャウム・コレット=セラ監督とは、のちに『ラン・オールナイト』『トレイン・ミッション』でも組んでいる。
 

 

 
文/渡邉ひかる text:Hikaru Watanabe
photo by AFLO
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