【Spotifyで聴ける】ドライブのときにおすすめの曲
音楽アプリSpotifyと連動した本企画。今月はグッドドライブミュージックをお届けする! クールで楽しい西海岸(カリフォルニア)ドライブのお供におすすめな選曲!
1970年代のロックバンドがスターダムへ駆け上がり、転落していくさまを描くドラマ『デイジー・ジョーンズ&ザ・シックス』の撮影中。赤いサーフボードが眩しい。後部座席に座るのはスキ・ウォーターハウス
グラミー賞アーティスト、アンダーソン・パークの「ティンツ」は、クルマのスモークを意味するんだけど、とてもノリのいい曲で、ドライブの1曲めにうってつけ。2曲めの「ブラジリアン・ラブ・アフェア」は、これからの暑い季節に聴きたくなるジャズフュージョンの名曲。
次はベタにドゥービー・ブラザーズの「ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ」。アルバム『トゥールーズ・ストリート』は名盤で、ほかの曲に埋もれがちだけど、この曲も“ザ・’70s”な感じで、ノリノリで運転できるはず。次は少し気分を変えて「ロウ・ライダー」。LAのメキシコ系の人たちの、いわゆる“シャコタン”のことですね(笑)。「リング・マイ・ベル」はシンセドラムの音が懐かしいディスコサウンドが心地いい楽曲。
ここからの2曲は、最新ヒッツ。注目のアーティスト、ニルファー・ヤンヤの「ザ・ディーラー」は、BPMも高めで、クールに走るにはおすすめ。次は、ヤッフルがLAに行ったときに書いた「ウィッシュ・ユー・クッド・カム」。
そしてここで「中央フリーウェイ」。発売当時、ドライブに特化した楽曲ってなかったと思うので、そういう意味で、エポックメイキングな曲ですよね。次の「ザ・ウィークエンド」もノリがよくて、グッドドライブミュージック。
最後は「アイ・ソウト・イット・ワズ・ユー」。とても心地よい曲で、間奏でジャムセッションっぽいパートもあって、緩急のある曲で、飽きがこないのでドライブには必須の曲かな。昔は、もっとハードな激しいロックも聴いてたけれど、運転は、やっぱり“楽しくクール”に。“熱くイライラ”はダメですからね(笑)。
選曲したのは!
[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVEの看板番組「TOKIOHOT 100」のナビゲーターでお馴染み。以前は、ドライブでも激しめのロックを聴いていたけど、今はクールな選曲で安全運転中。
イギリス・ロンドン出身のトルコ系イギリス人の彼女。玄人ウケする感じではあるけれど、とても才能があるし、これからのポップスを暗示するくらい今までになく、独創的。そして、男性にはない、キメの細かい、繊細でクリーンなサウンドが心地いい。
「ザ・ディーラー」収録アルバム
『ペインレス』
各方面から絶賛された2019年のデビューアルバム『ミス・ユニバース』に続く、セカンドアルバム。クールでカラフルな楽曲群は聴く人を幻想的な世界へ誘う。2022年発売。
雑誌『Safari』7月号 P183掲載
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