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2021.04.15


最高のドライビングプレジャー! 〈レクサス〉IS300h

フォーマルでもカジュアルでも、デートでもビジネスでも、タウンでもレジャーでも。どんなシーンでもサラッとこなす、スタイリッシュなマルチプレーヤーといえばSUV。一度でも乗ってしまえば、その利便性の高さに骨抜きになっちゃうことは想像に易い。で・す・が、ちょっと待って! SUV全盛の今だからこそ“あえてのラグジュアリー・コンパクト・セダン”が、実はメッチャいいってことに気づいてしまったからシェアしておきたい。

マスターズ制覇を成し遂げた松山英樹選手をサポートしていることでもお馴染みの〈レクサス〉。このブランドが誇るコンパクトFRセダンISに、ロングライドの試乗をしてきた。で、惚れこんじゃったというわけ。 


SUVの、角を丸められたファミリーライクな乗り味(これはこれでイイんだけど!)に慣れきった筆者の感性を、シャキッと正してくれるようなシャープさを秘めたその走り。まさにISにしかできない、最高のドライビングプレジャーだった!

写真はともにバージョンL
〈レクサス〉ISは、ブランドの中で最もコンパクトなセダン。その若々しい立ち位置を存分に生かし、初代からスポーツセダンとしての性格をしっかりと踏襲している。このセグメントでは、もはや世界的に希少になった“FR”にこだわり、代を重ねるごとに運動性能に磨きをかけてきた。 

 
写真はバージョンL
そんなISのビッグマイナーチェンジが行われたのが昨年の12月。フルモデルチェンジではなかったものの、内外装ともに大幅な刷新がなされ、走りにも大幅な手が加えられた。まあ、分類上はマイナーチェンジとされるのだが、ボルト&ナットの形状変更をしてまで磨き上げられた走りへのこだわりは、正直フルチェンを凌駕するレベル。ぶっちゃけ、同モデルの新旧乗り換えをしてもらっても不満は出ないだろうというくらいのモノだ。

今回の試乗に選んだのは、個人的に最も〈レクサス〉らしさを堪能できるパワートレーンだと考えている、ハイブリッドモデルのIS300h。さらにスポーティさで人気のFスポーツグレードにした。 

 

諸元は変わらないのにパワフル!

3種類のパワトレを持つISだが、それぞれの諸元(数字)に変更はない。しかし、いざ走り出してみたら、どう考えても絶対的に走り出しが滑らかだし、めっちゃパワフルに感じてしまうのだ。それってなにゆえ? 実は、ハイブリッドは制御の見直しにより、これまで引き出しきれていなかったパワーバンドを引き出すことに成功したのだという。さらに、Fスポーツには19インチホイールが採用されているが、このマイチェンでなんと、前後異型に。

さらに、減衰を可変する電子制御ダンパーも搭載。タイヤで路面をグイグイ捉え、ダンパー側で静粛・制振を上げるという、パワー×グリップ×静粛の、高級セダン3原則がちゃ~んと、叶えられているのだ。 

 
写真はバージョンL
もちろん、構造用接着剤エリアの拡大やスポット溶接増しによって、重量を変えることなく剛性強化に成功。結果、FRの持つ最高のハンドリングを、さらに洗練させたというイメージ。いやはや、マイチェンだからこそできる“先代ネガのシラミ潰し”のえげつないこと。これまで「ん?」と思ったことが、徹底的によくなっている。 

 

今回の試乗は1000kmほどだったが、最後まで疲労感ゼロ。こんなに小さくても、アイポイントが低くても、“いいクルマ”はドライバーを疲れさせないのだ。ホント、お見逸れしました! 

 

気になるスペックは?

★DATA 〈レクサス〉IS300h“ F SPORT ” 2WD(FR)
●全長×全幅×全高:4710×1840×1435mm
●車両重量:1690kg
●ホイールベース:2800mm
●エンジン:2.5ℓ直列4気筒
●エンジン最高出力:131kW(178PS)/6000rpm
●エンジン最大トルク:221Nm(22.5kgm)/4200~4800rpm
●モーター最高出力:105kW(143PS)
●モーター最大トルク:300Nm(30.6kgm)
●トランスミッション:電気式無段変速
●駆動方式:後輪駆動
●税込み価格:580万円 

 

 
Information

●レクサス インフォメーションデスク
TEL:0800-500-5577

文=今井優杏 text:Yuki Imai
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