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2019.05.30


【早出し!】これが“メルセデス”初のピュアEV! 〈メルセデス・ベンツ〉EQC

自然をこよなく愛するみなさんなら、すでにはじめているかもしれない、エコロジーでオーガニックなライフスタイル。「他人にも地球にも優しく生きていく」、そんなムーブメントはファッションにまで広がりを見せていて、いまや西海岸系セレブだって、なにかしらを実践している人も多い。ここ日本に住む我々もハートは同じ。だからこそ「クルマ選びだってもちろんそうありたい。でも気に入ったクルマがないかも」。そんな思いがあるのもよ〜くわかる。しかし、年内〜来年にかけて日本に到着予定のコレなら、リッチなアーバンライフを犠牲にしないクリーンなカーライフを楽しめるかも!

それが〈メルセデス・ベンツ〉初のピュアEV、EQC。そう、自動車の生みの親〈メルセデス・ベンツ〉が電気自動車を作ったっていうんだから、エコはともかくクルマ好きにとっても、これって実は超ビッグニュースなのだ。プレミアム欧州勢でいえば、すでに〈アウディ〉がeトロン、〈ジャガー〉がIペイスを発表し、ピュアEVセグメントは急激な盛り上がりを見せている。一刻も早くチェックしなくちゃ気が済まない!? そんなわけで、はるばるノルウェーの報道陣向け国際試乗会に出向き、そのドライブフィールを真っ先にキャッチ。早出しの情報をお届けしよう。
 

 
 



ベース車両は〈メルセデス・ベンツ〉GLC!


今回試乗したのは、EQC 400 4MATIC。EQCは同社のSUV“GLC”をベースにしている。同プラットフォームを使用し、ボディサイズも全長がほんの少し長いだけでほぼ同じ。しかし、猛々しい雰囲気のGLCに比べ、どこか癒し系な存在感を放つのがEQC。ツルンとした独特なエクステリアはかなり個性的だ。
 

 
EQとは“エレクトリック・インテリジェンス”を意味する言葉で、今後どんどんラインナップを増やすとのこと。このデザイン、EQファミリーの共通デザイン言語になる予定だ。インテリアもEQシリーズ専用となるところ多数。なかでもすっかり日本でもお馴染みになった「ハイ、メルセデス」の音声認識システムMBUXは、EVオーナーなら気になる充電ポイントを目的地上に最適なタイミングで表示させるなど、ブラッシュアップされた賢さを見せる。
 
 
 



で、実際どうかって? とにかくトルクがスゴイ!


「EVになっても、腹立たしいほど〈メルセデス・ベンツ〉に仕上がっている」に尽きる。
車両の前後にモーターを2基搭載し、総合出力300kWの四輪駆動。フロア下に敷き詰められたバッテリーエネルギー容量は80kWhで、実はライバル勢を見渡せば、「え? そんなものでライバル出し抜けるの?」と拍子抜けするほどの数字ではある。しかし、圧倒的なのは最大トルクで、なんと765Nm。他を寄せつけない圧倒的な飛び出しを見せる。0-100km/h加速は5.1秒。そう、これはスポーツカーじゃなくSUVボディのEVだってこと、アクセル踏みつけたら忘れちゃうくらいだ。まるで脳みそをその場に置き去りにするような、鮮烈で瞬間的な加速は、このEQCでしか体感できないモノ。
 

 
さらにそんなパワーを受け止め、しっかりとしなりながら路面をいなしていくサスペンションの味つけこそ「さすが〈メルセデス・ベンツ〉!」と唸るポイントでもある。モーター×バッテリーという重量物のせいで総重量は3トンにも迫る勢い。しかし、EQCはどこまでもひらり、ひらりとフィヨルドの脇を抜けていく。ハンドリングも軽快そのもの。鈍重さのカケラもないんだから、ため息が出そうになった。
 
 
さらなるEQの利点は、〈メルセデス・ベンツ〉の誇る先進予防安全装備と相性ピッタンコなこと。センサーやアラートなど、電気モノはコンピュータとベストマッチングすることは想像しやすいでしょ? おかげでほかのエンジンモノより、最新の安全技術を手に入れている。

今は充電スポットも増え、ずいぶんハードルの下がったEV。EQCなら走りにも妥協なし!
 



 
Information

●メルセデス・コール 
TEL:0120-190-610

文=今井優杏 text:Yuki Imai
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