Safari Online

SEARCH

URBAN SAFARI アーバン サファリ

2022.10.02

HOTEL WITH WILD GAME MEAT
ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!

“ジビエ”とは狩猟で得た野生の鳥獣をいただく、ヨーロッパでは貴族が育んだ伝統的な食文化。独特な香りや味が苦手に感じた人も、丁寧な下準備や調理法によってそれが美味しさに変わる。この秋、野性味あふれる味に挑戦してみては?

LEVO
[レヴォ]
地元食材がシェフの手で驚きのひと皿に。


ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!契約猟師から仕入れ、衛生管理されたジビエ熟成棟で寝かせ、最高の状態で提供。こちらは薪で火を入れたニホンジカ。野菜も濃厚

オーナーシェフの谷口英司氏が、新たなオーベルジュの移転先として選んだのは、富山県の中でも秘境とされる、利賀村。富山駅からクルマで約1時間半、アクセス至難にもかかわらず客が引きも切らない。その深い山懐に抱かれたこの地から、“前衛的地方料理”を発信している。ここは、レストランを中心に3つの宿泊棟や菜園が広がり、日本の原風景が味わえる。そして、“究極の地産地消”を目指し、富山の山の幸、海の幸をシェフのアイデアで唯一無二の料理に昇華。地元産のジビエも、ツキノワグマやニホンジカなど、バラエティ豊かなのも特徴。レストランにはジビエの熟成室も備えている。〈レヴォ〉のために造られたワインや地ビール、日本酒などとのマリアージュも芸術的。宿泊は1日3組。日帰りのレストラン利用のみも受け付けている。『ミシュランガイド北陸2021特別版』で、2ツ星を獲得。

ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!富山の大自然が仕入れ元。清らかな山水で育った川魚をはじめ、食材が持つ本来の滋味とシェフの感性がスパークする

ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!オーベルジュの中心的存在のレストラン。オープンキッチンの活気が伝わる一方、窓の向こうには四季折々の利賀村の風景が広がる

ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!かつての集落のように、3棟のコテージが点在。当時の家具や建具を再利用しつつ、現代の居住性とデザイン性の高さを実現


DATA
住所:富山県南砺市利賀村大勘場田島100
TEL:0763-68-2115
URL:https://levo.toyama.jp/

ZENAGI
[ゼナギ]
天然食材を生かした優しいフレンチ。


ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!“坪井さんの日本鹿”。生き物の行動や習性によって調理法や食べ方を変えた料理はジビエのイメージを一新させる

木曽の山中に佇む、1日1組限定の古民家ラグジュアリーホテル。“人生最高の休日”に仕上げるべく、プライベートバトラーがオリジナルの旅をテーラーメイドしてくれる。ホテル内のレストラン“□△〇(まる さんかく しかく)”では、ジビエや天然キノコなど、アルプスの天然食材を生かした“究極のスローフード”を提供する。地元の名ハンターが仕留めた鹿などを、岐阜・郡上では知らない者はいないというジビエ職人・坪井氏が加工。個体や部位により4日〜2週間熟成させた後、炭と藁でゆっくりと焼き上げる。どんぐりや木の実を食べて育ったジビエの、甘い香りがたまらない。

ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!山・森・川に抱かれ、棚田を望むロケーション。212㎡ものリビング、3部屋のプライベートルーム、レストラン棟からなるスペースを1組だけで貸し切りに

ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!江戸時代の古民家を、木曽のアートやクラフトの粋を集めてリノベート。ふるさとに帰ったような懐かしさがある

DATA
住所:長野県木曽郡南木曽町田立222
TEL:090-6072-8392
URL:https://zen-resorts.com/

OCHIAIRO
[おちあいろう]
風情あふれる景観で伊豆鹿を堪能。


ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!昨年、焼き物・魚で供された、かますとシャンピ富士の炭火焼きと、からすみの磯辺餅

伊豆・湯ケ島の山に囲まれ、2本の川が合流する(川が“落ち合う”ことが宿名に)畔に建つ登録文化財の温泉宿。明治7年に建造された宿は、川端康成や島崎藤村など文豪も足しげく通ったとか。4000坪の敷地に客室はわずか14。歴史ある佇まいを保ちながら、水まわりはリニューアルされ、快適性はきっちり確保。自慢の食事は、四季折々の伊豆の味わいでもてなすコース料理。天城で獲れたジビエ目当てで訪れるゲストも多い。秋の料理には、“伊豆鹿ロース藁焼き”や、“天城紅姫あまごと原木椎茸巻き”などが並ぶ。温泉に浸かり庭園を散歩し、ゆったりした時間を。

ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!昨年は、前菜では伊豆鹿のローストや天城軍鶏肝の旨煮、揚げ物に原木椎茸と猪のつくね揚げや猪ロースニラ巻きなど、伊豆のジビエを提供。今年の料理も楽しみ

ここでしか食べられないという贅沢に満たされる“ジビエ”!14の客室はすべてしつらえが異なる。こちらの“浮舟”は露天風呂付き。春には桜の巨木から花びらが舞い散る、風雅な眺めが楽しめる

DATA
住所:静岡県伊豆市湯ケ島1887-1
TEL:0558-85-0014
URL:https://www.ochiairo.co.jp/

 
Information

『Urban Safari』Vol.29 P33掲載

文=古関 千恵子 text : Chieko Koseki
〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!
SPONSORED
2025.12.24

〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!
『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!

今年で3回めの開催となった、本誌『サファリ』主催のゴルフイベント『サファリ・オープン 2025』。毎年、様々なコンテンツやアクティビティでも話題となるこのコンペ。今回はさらに斬新なサービスも加わり、熱い盛り上がりを見せていた。そんな大盛況…

TAGS:   Lifestyle
知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!大人の品格を宿すクラシックな1本!
SPONSORED
2025.12.24

知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!
大人の品格を宿すクラシックな1本!

大人のコーディネートは、小物選びで“品格”が決まる。特に顔まわりの印象を左右するアイウエアは、手を抜けない重要パートだ。そこで注目したいのが〈トム フォード アイウエア〉の新作。繊細でクラシカルなフォルムが目元に知性を添え、冬スタイルを格…

TAGS:   Fashion
今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!
SPONSORED
2025.12.24

今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!
デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!

タフで男らしい大人のカジュアルに欠かせないデニムは、今、王道の骨太な1本が人気。なかでも2023年に復活し、昨今のトレンドも相まって注目されている〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない。デニム本来の武骨な魅力やヴィンテージ感を気軽に楽…

TAGS:   Fashion Denim
クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!
SPONSORED
2025.12.24

クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!
今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!

カジュアル好きの男にとって、ミリタリー系のアウターは昔から定番。とはいえ、いい年の大人になるとガチの軍モノは、マニアックすぎて少々着こなしにくいのも事実。ならば、洗練された大人仕様の1着を。〈センテナ〉のミリジャケなら武骨なデザインはその…

TAGS:   Fashion
創業地“小矢部”の名を冠した〈ゴールドウイン〉のプレミアムな1着!大人のスキーウエアは上質感と快適さで選ぶ!
SPONSORED
2025.12.01

創業地“小矢部”の名を冠した〈ゴールドウイン〉のプレミアムな1着!
大人のスキーウエアは上質感と快適さで選ぶ!

1950年にはじまった〈ゴールドウイン〉のヒストリー。その新作スキーウエアコレクションの名前は、創業地にちなんだ“オヤベ”だ。歴史の深みを感じさせ、エイジレスなスタンダードデザインでありながら、機能は最新鋭。素材はもちろん、ひとつひとつの…

TAGS:   Fashion

loading

ページトップへ