〈ジャヌ バー〉で期間限定開催の、「東京の街」をテーマにした新作シグネチャーカクテルとバーフードのコラボを楽しんじゃおう!
東京・麻布台ヒルズの〈ジャヌ東京〉5階の〈ジャヌ バー〉にて、「東京の街」をテーマにした新作シグネチャーカクテルと、バーフードのコラボレーションが、期間限定で開催されている。フェスティブシーズンに彼女とカクテルを楽しみに訪れて!
2024年3月にオープンした〈アマン〉の世界初姉妹ブランドホテル〈ジャヌ東京〉。5Fにある〈ジャヌ バー〉は、都会の喧騒を忘れさせてくれる居心地のいいバーだ。ここで、2025年1月13日までの期間限定で開催されているのが、「東京の街」をテーマにした新作シグネチャーカクテルとバーフードのコラボレーション。
手掛けているのは、日本を代表するミクソロジストの1人である南雲主于三さんと、『ミシュランガイド東京2025』で2つ星を獲得したフレンチレストラン〈フロリレージュ〉のオーナーシェフ、川手寛康さんという2人のスペシャリスト。互いにリスペクトし合う間柄でもある。
2025年1月13日までの期間限定で開催中
〈ジャヌ東京〉オープン当初より、〈ジャヌ バー〉のカクテルメニューを監修している南雲主于三さん。オープンの際に、東京の街にちなんだシグネチャーカクテルのファーストエディションを手掛けているが、このたび新作が8品加わった。8つの「東京の街」は、明治神宮、恵比寿、神田、根津、神保町、阿佐ヶ谷、月島、広尾。試飲したなかから、数品を紹介しよう。
最も印象的だったのは、“Beyond 常夜”と題されたノンアルコールのカクテル。日本三大神社のひとつ「明治神宮」から着想を得ている。
明治神宮“Beyond 常夜”3200円
幻想的な姿を愛で、グラスを手に取ってひと口味わう。ヒノキの清浄な香りが漂い、神宮の薄暗い森の中に瞬間移動したような気にさせられる。発酵パイナップルジュースをヒノキとベルガモット、グレープフルーツとブレンドし、爽やかな酸味と甘み、発酵による複雑な印象が加わっている。
そして、飲むうちに、至極リラックスしているのがわかる。グラスに敷かれたしめ縄は、常夜と現世を隔てる境界線、グラスの外は現世、内側は神が宿る常夜をイメージ。ノンアルコールであるにもかかわらず、飲みごたえはしっかり。ほんのりと酔ったような気分にもなる。
今回、南雲さんのカクテルに、川手さんがペアリングしたバーフードは5品。“Beyond 常夜”に合わせたのは“米のババロア”(1200円)。秋田県産あきたこまちを使った極薄のチュイルはミリ単位で厚みにこだわり、極薄に焼き上げたサクサク食感。チュイルでサンドしたフローズンババロアは、ひんやりとしたシャリ感から、バニラ香る滑らか食感へと変化するのが心地いい。
また、エビスビール発祥の地である「恵比寿」をテーマにした“Norimaki & Beer 海苔巻きとビール”もユニークだ。
恵比寿“Norimaki & Beer 海苔巻きとビール”3200円
エビスビール発祥の地・恵比寿、そしてビールの友として愛されてきた海苔巻き、という発想から誕生した1杯。
“シャンディガフ”を再構築。海苔ウォッカにチルドジンジャーシロップ、大葉や梅などを合わせ、そこにエビスビールを注いで仕上げてある。さっぱりした口当たり、そして、飲めば“海苔巻き”と“ビール”であることが、一瞬でわかる。楽しい驚きは、ぜひデートの1杯めに。
そして「神田」。今や東京のカレーの聖地となった地をテーマにしたカクテルの名は、“Achar アチャール”。
神田“Achar アチャール”3400円
インドカレーに欠かせない、インドのピクルス“Achar アチャール”。オリーブ、フェネグリーク、マスタードシード、コリアンダー、カルダモンを絶妙なバランスで配合し、爽やかで複雑なスパイシーさに酸味や甘みも感じられる、異国情緒あふれるカクテル。添えられた〈ジャヌ東京〉自家製のアチャールとともに、ゆっくりと味わいたい。
ほかの根津、神保町、阿佐ヶ谷、月島、広尾も、それぞれ新鮮な驚きや懐かしさを感じるカクテルに仕上がっている。気になる街のカクテルを、ペアリングのバーフードと一緒に楽しんでみることをおすすめしたい。
まだ訪れたことのない街のカクテルならば、味わってその街を知ることができ、さらに、その地の雰囲気を想像すると、訪れてみたくなるから不思議だ。知っている街ならば、「そうそう、こんなイメージだよね」と、彼女と盛り上がること間違いなし!
●〈ジャヌ東京〉ジャヌ バー
住所:東京都港区麻布台1-2-2 ジャヌ東京5F
営業時間:17:00~24:00(フード23:00LO、ドリンク23:30LO)
無休
TEL:050-1809-5550(9:00~21:00)
URL:https://www.janu.com/janu-tokyo/ja/experiences/dining/
※サービス料込み
はまだふくこの発見! 料理とお酒のベストマッチング!の記事をもっと読みたい人はコチラ!
●雑誌・WEB『Safari』の公式TikTokは
こちらからアクセスしてみて!
ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。