旧車の雰囲気を生かした味あるカスタムが魅力! 〈カワサキ〉KZ650SR
モデルとして活動しながら、家具デザイナーの道も目指すクリエイティブなオーナーの愛車をピックアップ。父親の影響で“古きよき”ものに惹かれるという彼がこよなく愛するのが、1970年代製〈カワサキ〉KZ650SR。自分好みに仕上げたカスタムも必見!
[ジャクソン・チェンバース]Jackson Chambers
LA出身。高校卒業後にNYに移り、ホームデコレーションについて学び、現場での経験を積む。同時にモデルとしてのキャリアをスタート。その後、LAに戻り、アートカレッジで家具デザインについて学んでいる。
父親の影響で幼い頃からオフロードバイクを楽しんできたジャクソン。道なきワイルドなキャニオンを全速力で駆け下りる瞬間に高揚感を覚えたそう。大人になった今ではそこまでスリリングな興奮よりも、まったりとエンジン音と共鳴したく、日本でも人気の高い旧車である〈カワサキ〉KZ650SRを購入した。
「2年前ぐらいにネットで見つけてから2カ月間も熟考したよ。直接バイクを見て、試乗した瞬間には恋に落ちたね」
購入後はマフラーやヘッドライトなどのカスタムを実施。旧車だけに走行に関わるパーツは徹底的に交換&清掃したそうだ。もちろん、その後も定期的なメンテナンスは怠っていないので、バイクはいつも絶好調だそう。貴重な旧車ながら、“飾る”ではなく、買い物やモデルの仕事で撮影現場に行くときに乗ることが多く、日常の足として大活躍。オフの日には、公園やビーチにバイクで出向き、チルアウトするのも好きなんだそう。
「そこではデザイン関係の書籍を読んで学びの時間に。夏には思いきってロードトリップも計画しているので楽しみ」
ヘルメットは〈スコーピオン〉のフルフェイスヘルメットがお気に入り。クールなマットブラックをチョイス
荷物は比較的多いほうなのでミリタリーのショルダーバッグを愛用。斜めがけにして走行する
アイコニックなタンクのデザインは購入の決め手のひとつ。そのほかの外装パーツも常に磨いてピカピカの状態をキープ
フロントはフェンダーレス仕様に。肉厚タイヤに履き替え武骨な雰囲気に仕上げている
最近は学校近くにあるドックワイラービーチに立ち寄ることが多い。駐車場が広くプライバシーも確保できるのも魅力だそう。波があればサーファーのライディングをウォッチすることも気分転換に。
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雑誌『Safari』8月号 P176掲載
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photo : Yoshimasa Miyazaki(Seven Bros. Pictures)
text : Momo Takahashi