CEOが体現する“ハーレー”がある生活の魅力!
長距離を快適に走れるグランドツアラーの最高峰モデル“CVOストリートグライド”と“CVOロードグライド”を発売した〈ハーレーダビッドソン〉。創業120周年を迎え、名実ともにモーターサイクルの世界の最高峰に君臨する老舗だが、CEOのヨッヘン・ツァイツが掲げる目標は「〈ハーレーダビッドソン〉を世界で最も憧れられるモーターサイクルブランドにすること」だという。
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[ヨッヘン・ツァイツ]Jochen Zeitz
1963年、ドイツ生まれ。1990年に〈プーマ〉に入社し、1993年に30歳で上場企業を率いるドイツ史上最年少CEOとなる。2007年に〈ハーレーダビッドソン〉の社外取締役となり、2020年にCEOに就任。電動二輪車の日本投入も視野に入れる。
HARLEY-DAVIDSON
「現在、電動化をリードすることをはじめ、6つの分野での成長拡大を目指しています。大切なのはそれによってモーターサイクルというプロダクトだけでなく、アドベンチャーやライフスタイルといったエクスペリエンスを提供するブランドを目指すことだと考えています」
自身も〈ハーレーダビッドソン〉の魅力を享受できる生活を楽しんでいるという。
「バイクに乗りはじめたのは16歳からで、最初は日本のブランドのバイクに乗っていました。大人になって十分な資金を蓄えられるようになってから、憧れの〈ハーレーダビッドソン〉を手に入れました。今では電動の〈ライブワイヤー〉やヴィンテージモデルも所有しています。サイドカーが付いている1969年式のモデルは、子供の送り迎えに使っているんです」
グランドツアラーの魅力である長距離ライドも楽しんでいるようだ。
「映画『イージー・ライダー』で登場した“キャプテン・アメリカ”のレプリカで、デニス・ホッパーの命日にロケ地をツーリングしたのは、とてもいい思い出になりました。ツーリングスポットとしては、PCH(パシフィック・コースト・ハイウェイ)が景色も含め、すべてが美しいですね。先月は、〈ハーレーダビッドソン〉ファンとして知られるジェイソン・モモアと一緒にツーリングを楽しんできました。カリフォルニア好きの方は、是非PCHを走ってみてほしいですね」
最高峰ツーリングモデル!
フェアリング形状を変更し、新設計の1977㏄空冷Vツインエンジンを搭載した“CVOストリートグライド”。549万7800円~(ハーレーダビッドソン/ハーレーダビッドソン カスタマーサービス)
●ハーレーダビッドソン カスタマーサービス
TEL:0800-080-8080
雑誌『Safari』9月号 P216掲載
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photo : Takashi Ikemura text : Takumi Endo