夏疲れも吹き飛ぶフレンチ仕込みのヘルシーカレー
今や、ベジタリアンもビーガンも、食事に制限のない人だって満足できる美味しさのヘルシー料理が、どんどん増えてる気がしない? その代表的なメニューのひとつが、カレー。東京・麻布十番に2020年春にオープンした〈バース ダイニング バイ プラン〉のランチタイムに味わえるカレーは、ビストロが手掛けたフレンチ仕込み。動物性食材は一切使っていないカレーなのに、後を引く旨さ!
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- カラダが喜ぶヘルシー料理! 〈バース ダイニング バイ プラン〉
ビジネスの場所でもあり、高級住宅地でもある東京・麻布十番にオープンした〈バース ダイニング バイ プラン〉。周辺の食堂的な存在として、じわじわと人気が高まっている。この店で「フレンチシェフと農家が、一緒にカレーを作ったらどうなるだろう?」というストーリーから生まれたのが、“農家のスパイスカレー”。ランチタイム限定で味わうことができる。
“農家のスパイスカレー”1000円
“農家のスパイスカレー”は、ビストロが手掛けるフレンチベースのカレーでありながら、肉や魚は一切使わずに、タマネギをメインとした野菜がベースとなっている。約20種類の野菜を炒め、ココナッツやスパイスを加えて煮込むことで、旨みを最大限に引き出してあるのだそう。
まずひと口味わってみると、野菜の甘みや旨みが十分に溶け込んだ深い味わいを感じる。辛さはかなりのものだが、旨みとのバランスが絶妙で後を引く美味しさ。そして、カレーとライスを一緒に味わったときに、その一体感ある味わいに驚く!
ライスは、カレーに使っているのと同じタマネギを5時間もかけてじっくりとローストし、まるごと米と一緒に炊き込んで作るという。すると、米に玉ねぎのエキスが染み込むのだ。
フランス料理には、例えば、鶏や牛の肉をとった後の骨からは出汁をとり、内臓もきちんと調理して食べ切る「素材を丸ごといただく」という根本的な考え方がある。それは野菜も同じこと。その思想を最大限に生かしているのが、このライス。そして、トッピングは旬野菜を中心とした野菜のグリル。だから合わないわけがない。
さらに、ルーを単にご飯にかけて食べるものではなく、カレーとご飯をタマネギの甘さや旨みで繋ぐことで、違和感のないひとつの料理として昇華させている。ゆえにこのカレーは、フレンチの一品といってもいい。
なお、動物性の食材や小麦を使用していないので、ベジタリアンやグルテンフリーを実践中でも気にせず食べられる。
自家製の“ヨーグルトラッシー”(350円)との相性も抜群。ほどよい甘さとコクが、カレーの辛さで痺れた舌を、優しく癒してくれるだろう。
カウンター席メインで、1人でも気軽に立ち寄れる
夏疲れを感じた昼休みに、カラダを癒してくれるカレーは貴重な存在。駆け込み寺的な店としても覚えておいてはいかが!?
●バース ダイニング バイ プラン
住所:東京都港区三田1-2-20 BIRTH-IN RESIDENCE 1F
営業時間:11:00~15:00(14:30LO)、17:00~20:00(19:30LO)
※状況により変更の場合あり。
定休日:日曜、月曜
TEL:03-5427-1750
URL:http://replein.com/index.html
※サ―ビス料なし。
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