【まとめ】一流ホテルで探した
絶品カレーライス4選!
カレーは、小さい頃から慣れ親しんできた誰もが好きな鉄板料理。しかも、ルウを使えば手間を掛けずに作れるから便利な料理だって思っている人も多いんじゃない? 確かに自分で作る家庭的なカレーももちろん美味しい。だけど、実はカレーって様々なスパイスを巧みに組み合わせた奥深~い料理。
- TAGS:
- Gourmet
そんな手間と時間をたっぷりかけて作った本物のカレーを味わったらヤミツキになること間違いない。で、今回は本物が味わえる一流ホテル自慢の個性あふれる絶品カレーライスをご紹介!
“ニューヨーク グリル”ひよこ豆のカリー 季節野菜とヨーグルト ライス
“ニューヨーク グリル”は東京を代表するラグジュアリーホテル〈パーク ハイアット 東京〉の最上階にあるレストラン。もちろん、『Safari Online』の読者であればデートで行ったことがある人もいるのでは?
シェフたちの活気あふれる姿を映すガラス張りのオープンキッチンを備えており、360度に広がる東京の素晴らしい眺望を有している。当然、デートにはうってつけだということは言わずもがな。 牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉を用いたあらゆるグリル料理はもちろんオススメ。ただ、ホテル通の間で話題となっているのが、ディナーのアラカルトメニューで提供されている“ひよこ豆のカリー 季節野菜とヨーグルト ライス”(3500円、税・サ別)だ。
野菜たっぷりで美味しくてヘルシー!
ハイアットグループのラグジュアリーブランドであるだけに、ベジタリアンのゲストも世界から訪れる。それゆえに、ベジタリアンメニューのリクエストも多く受けてきた。そんな中で、“ひよこ豆のカリー 季節野菜とヨーグルト ライス”はインド出身のキッチンスタッフがレシピ開発に大きく寄与し、試作を重ねて完成に至った逸品。
▶︎詳細はこちら ホテルの名物メニューを彼女と♡ Vol.17
“パークサイドダイナー”野菜カレー
帝国ホテルのフラッグシップである〈帝国ホテル 東京〉。その1Fにある“パークサイドダイナー”は早朝から深夜まで営業しており、大きな窓から差しこむ心地よい光と開放的な空間がウリ。帝国ホテル流ダイナースタイルを追求したダイニングでは、パンケーキやアメリカンクラブハウスサンドイッチ、シーザーサラダに加えて、ハンバーガーやグリル料理、アメリカンスタイルのパイやサンデーを楽しめる。しかし、そこでとびきりおすすめしたいのが、帝国ホテル伝統のカレーソースで作る“野菜カレー”(2500円、税込・サ別)だったりするのだ。
時間と手間をかけられたカレーソース!
伝統のカレーソースは、第8代料理長の石渡文治郎がヨーロッパ修行で身につけてきたもので、1930年代からメニューに登場。素材にこだわり、時間と手間をかけて作られている。野菜をバターでよく炒めたところにカレー粉を入れてルーを作り、ブイヨンを加えとろみが出るまでコトコト煮こんで仕上げるのだ。“パークサイドダイナー”では独自のスパイスを加えて進化させている。
カレーソースには様々な野菜のエッセンスが溶けこんでいるので、舌先に複雑な甘味が感じられ、口中に豊かな香味が広がっていく! 炒めた野菜はあえて裏ごしをしていないので、ツブツブ感が残っており、カレーソースやライスとの間でコントラストを生む。
▶︎詳細はこちら ホテルの名物料理を彼女と♡ Vol.18
“NAMIKI667”国産牛 牛すじカレー ミックスリーフサラダ
〈ハイアット セントリック 銀座 東京〉は銀座6丁目という、“銀座遊び”にはとっても便利なエリアに位置するホテル。3Fにはオールデイダイニングの“NAMIKI667”があり、料理長である早坂心吾のもと、オーブン料理を中心とした先進的な料理を楽しめる。そして! そこで密かに人気となっているのが、至福のカレーだ。
む。
▶︎詳細はこちら ホテルの名物料理を彼女と♡ Vol.19
〈ホテルニューグランド〉ザ・カフェは、歴史と伝統ある洋食カレーといえば、必ず名前が挙がるお店。以前ナポリタンのときも紹介させてもらったが、“洋食カレー”を食べるなら、やっぱりココは押さえておきたい。クラシカルであり、日本人なら嫌いという人はいないはず! カレー好きであればいつかは食べておきたい“ビーフカレー”(2484円、税込・サ別)だ。
長時間煮こんだチキンと香味野菜の風味が凝縮
カレールウは、長時間煮こんだチキンに加えて、ニンジン、タマネギ、セロリなどの野菜からとった澄みきったブイヨンがベース。旨みのあるコラーゲンと香味野菜の洗練された風味がぎっしり。さらに、リンゴ、チャツネ、ココナッツの香りをつけたミルクが加えられているから、心地よい甘味とふくよかな食味が与えられ、メリハリある味わいに。ひと口食べた後も、さらに食欲がかき立てられるのだ。
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。
2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。