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2022.10.03


目の前でカラッと揚げてもらえる天ぷらで、季節の味覚を堪能!

厳しい残暑も終わり、涼しくなってくると食べたくなるのが、揚げ物。揚げ物の中でも、とっても贅沢なのが、目の前でカラッと揚げてもらえる天ぷらじゃない?

川端康成、三島由紀夫、池波正太郎など、多くの文豪たちに愛された〈山の上ホテル〉は、都心にありながらも、喧騒とは全く無縁のゆっくり落ち着ける場所にある。和洋中と名店が揃っているけれども、特に有名なのが“てんぷらと和食 山の上”。東京で初めて、揚げたての天ぷらを一品ずつ提供するスタイルを行ったという矜持から、これまで多くの一流料理人を輩出してきた。

目の前でカラッと揚げてもらえる天ぷらで、季節の味覚を堪能!“季節の味覚コース” 2万2000円

贅を尽くした特選素材を惜しみなく盛り込んだ、最上級のおまかせコース“特選てんぷらコース”(2万4000円)もいいけれど、ここで紹介したいのは、その時季にしか味わえない“季節の味覚コース”。

和食と天ぷらのどちらとも楽しめるという、とっても贅沢なコースで、料理も天ぷらも旬のものが勢揃いしている。先附の後に、活車海老、鱚、小鮎、黒舞茸、とうもろこしの天ぷらが揚げられてから、口替りが提供され、そこからまた、鱧、生うに、蓮根、南瓜といった天ぷらが味わえる。天ぷらの後には、蒸し物、海老と小柱と三つ葉のかき揚げ、食事が続き、最後にはデザートで〆るという、天ぷらと会席料理のいいとこどりに仕上がっているのだ!

目の前でカラッと揚げてもらえる天ぷらで、季節の味覚を堪能!“てんぷらと和食 山の上”で用いられる食材のイメージ

“てんぷらと和食 山の上”の天ぷらが愛されているのには理由がある。胡麻油100%で揚げてあるので、軽やかな衣に仕上がり、上品な香りに包まれている。食材が創業時からこだわった氷の冷蔵庫で保管されているのもポイント。氷が食材を乾燥から守ってくれるから、抜群の鮮度が保たれる。さらには、沖縄県粟国島の天日塩を使用しているから独特の風味が加わり、天ぷらの“タネ”の個性もより引き立つようになっている。

目の前でカラッと揚げてもらえる天ぷらで、季節の味覚を堪能!揚げたての醍醐味を味わえるカンターのほか、集まりに最適なテーブル席も

〈山の上ホテル〉の格式ある天ぷらで“口福”を満たされたら、かの文豪たちと肩を並べた気分になりそうじゃない?

 
Information

●〈山の上ホテル〉てんぷらと和食 山の上
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1
営業時間:ランチ 11:30〜15:00(14:30LO)、ディナー 17:00~21:00(20:00LO、ドリンク20:30LO)
※営業時間は公式サイトをご確認ください
TEL:03-3293-2831
URL:https://www.yamanoue-hotel.co.jp/restaurant/tenpura/
※サービス料込み

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文=東龍 text:Toryu
1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。

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