『市民捜査官ドッキ』
製作年/2024年 監督・脚本/パク・ヨンジュ 出演/ラ・ミラン、ヨム・ヘラン、コンミョン、パク・ビョンウン
被害者のおばちゃんが振り込め詐欺に復讐!
クリーニング店を営むシングルマザーのドッキ(ラ・ミラン)は、店が火事になったのをきっかけに振り込め詐欺の被害に遭う。全財産を失い、子供たちともども路頭に迷うドッキだったが、そこへ自分を騙した相手から再び電話が。実は、電話の相手は監禁され、詐欺組織で働かされているという。事情を知ったドッキは彼を救い、騙し取られた金を取り戻すため組織のアジトへ向かうことに……。ハラハラの展開が待ち受けるが、主人公は詐欺に遭った平凡なオバちゃん。彼女に協力する仲間とのやり取りもおかしく、スリリングながらもほっこりさせられる。モチーフになっているのは、2016年に起きた実際の振り込め詐欺事件。
『エクストリーム・ジョブ』
製作年/2019年 監督/イ・ビョンホン 脚本/ムン・チュンイル 出演/リュ・スンリョン、イ・ハニ、チン・ソンギュ、コンミョン
捜査のために構えたフライドチキン店がまさかの大繁盛!
実績を上げられず、解体の危機を迎える麻薬捜査班の面々が、国際犯罪組織の麻薬密輸に関する情報をキャッチ。組織のアジトを24時間体勢で監視するため、アジトの近所にあった休業寸前のフライドチキン店を買い取って自分たちで営業する。だが、フライドチキン店が思いのほか繁盛してしまい……。韓国での公開当時、歴代興行収入No.1の大ヒットを記録した痛快ポリスコメディ。ストーリー自体は完全なフィクションだが、実際の潜入捜査官が出前配達員やショップ店員に変装することもあるという“潜入捜査あるある”がアイデアのもとに。韓国の定番ソウルフードであるチキンが設定に組み込まれ、笑いと親近感が増量。
『ランサム非公式作戦』
製作年/2023年 監督/キム・ソンフン 脚本/キム・ジョンヨン、ヨ・ジョンミ 出演/ハ・ジョンウ、チュ・ジフン
危険な救出劇にハラハラ!
内戦下にあるレバノンで、韓国人外交官が行方不明に。その後、彼が人質となって生きていることが判明する。現任の外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)は救出任務を遂行すべく、身代金を手にレバノンへ。だが、現地に到着するなり襲われ、偶然出会った韓国人タクシー運転手のパンス(チュ・ジフン)に助けられる。80年代にレバノンで起きた韓国人外交官誘拐事件を始点に、人質の救出を命じられた外交官と、報酬目当てに渋々協力することになったタクシー運転手の物語が展開。手に汗握る救出劇の行方はもちろん、報酬を絶妙にチラつかせながら協力させる男と、金のためなら何でもする男のユーモラスな掛け合いも見どころ。
『モガディシュ 脱出までの14日間』
製作年/2021年 監督・脚本/リュ・スンワン 出演/キム・ユンソク、チョ・インソン、チョン・マンシク
ソマリアの内戦から生死をかけた脱出に挑む!
韓国と北朝鮮がそれぞれ国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国で火花を散らす中、ソマリアの内戦が激化し、反乱軍が首都のモガディシュを制圧。現地で暴徒に追われた北朝鮮大使館の面々は、絶対に相容れるはずのなかった韓国大使館の面々に助けを求めることに……。1991年、ソマリアの内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちが、生死をかけての脱出劇を繰り広げた実話を映画化。激しく敵対していた者同士がともに命の危機に瀕したことで、手に手を取り合う関係に。長年にわたって公表されてこなかった真実を、スリリングな人間ドラマや迫力のアクションシーンともども描き上げている。
『野球少女』
製作年/2019年 監督・脚本/チェ・ユンテ 出演/イ・ジュヨン、イ・ジュニョク、ヨム・ヘラン
逆境に負けない少女の青春物語!
高校野球部のピッチャーとして最高球速134kmを誇るスイン(イ・ジュヨン)は、プロ野球選手になる道を希望。だが、「女子だから」という理由でテストさえ受けさせてもらえず、夢を諦めるよう周りから説得される。そんな中、野球部に新しいコーチが就任。自らもプロの道を諦めた過去を持つコーチが、スインをスカウトの目に留まらせるための作戦を練りはじめる。高校野球の女子選手として注目を集め、プロの道を模索するも断念し、のちに日本の女子軟式野球界で活躍したことでも知られるアン・ヒャンミ選手が主人公のモデル。ほろ苦い現実をベースにしつつも、逆境に負けない少女の青春物語に仕上がっている。
文=渡邉ひかる text:Hikaru Watanab





































































