【福島・安積蒸溜所】ジャパニーズウイスキー、その世界的ブームの深淵に触れる
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- ジャパニーズ・ウイスキー・ジャーニー その土地で完成する一杯
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白壁が美しい蒸溜所は、もともとあった土蔵建築の日本酒蔵を改築したもの
ジャパニーズウイスキー、その世界的ブームの深淵に触れる
西に磐梯山と猪苗代湖を控える安積蒸溜所は、冬場に“磐梯おろし”という冷たい強風が吹きつけることから、別名「風の蒸溜所」と呼ばれている。と同時に、近年のジャパニーズウイスキーブームの『陰の立役者』としても知られるところだ。
同蒸溜所を手がけるのは、1765年創業の老舗日本酒蔵、笹の川酒造。戦後まもない1946年にウイスキー造りに着手し爆発的な人気を博したものの、ウイスキー冬の時代の到来とともにしばらく製造の休止を余儀なくされていた。
時を同じくして、苦境にあえいでいたのが、のちに『イチローズモルト』の名でジャパニーズウイスキーブームを巻き起こす肥土伊知郎。事業譲渡により、ウイスキー樽の廃棄を迫られていた肥土から、400樽すべてを買い取り、自社の蔵で貯蔵することを快諾したのが、なにを隠そう、笹の川酒造10代目の山口哲蔵に他ならない。
同志である肥土の助言もあり、2016年には土蔵建築の日本酒蔵を改築し〈安積蒸溜所〉としてウイスキー造りを再開。3年後の2019年にリリースした『シングルモルト安積』は瞬く間に入手困難なカルト銘柄となった。
管理が大変なダグラスファー(ベイマツ)の木桶発酵槽をあえて導入し、理想の味わいを追求している
三宅製作所製、ストレートタイプの2基のポットスチルで、香味豊かな原酒を蒸溜する

昼夜の寒暖差、年間を通しての寒暖差、さらには“磐梯おろし”と呼ばれる風が安積ならではの熟成を促す
希少なエディションシリーズ『シングルモルト安積』の2026 EDITIONは、ノンピートモルト原酒のバーボン樽熟成のみをバッティング。蜂蜜を想わせるモルト香が心地よく、バーボン樽由来のバニラのニュアンスがやさしく包み込んでくれるような美しい仕上がりだ。レアボトルなので、見つけたらすぐにお買い求めを!
世界的にも人気が高いリミテッドエディション『シングルモルト安積』
猪苗代湖に端を発する安積疎水の仕込み水、こだわりの木桶の発酵槽、長い時間をかけた弱火での蒸溜、磐梯おろしが吹きつけるなかでの熟成……、一日一樽という小規模の仕込みのウイスキーにはジャパニーズウイスキーの歴史が確実に宿っている。
そんなことに想いを馳せながら、テラスで夜風に吹かれ、お気に入りのロックグラスで安積蒸溜所のウイスキーを嗜むひととき。そうだ、「風の蒸溜所」に因んで、BGMはボブ・ディランの『The Answer Is Blowin' In The Wind(答えは風に吹かれている)』にしてみよう!
⚫︎安積蒸溜所/Asaka Distillery
住所:福島県郡山市笹川1-178
TEL:024-945-0261
URL:https://www.sasanokawa.co.jp/asaka-distillery/
オンラインショップ:https://www.sasanokawa-shop.com/





































































