白スニ、黒スニに匹敵する“万能靴”!
冬コーデはデザートブーツにおまかせ⁉︎
着こなしに合わせて靴をチェンジするのが洒落者のセオリー。でも実際は、いろんなコーデに使いまわせる靴のほうが便利だし、そういうタイプを求めてしまうのが本音。白スニや黒スニの人気が高いのは、そんな理由もありますよね。じゃあこれからの季節、どんなシューズが便利で頼りになるかというと、ズバリそれは、スウェード仕立てのデザートブーツ!
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まず見てほしいのが、スウェーデン出身の俳優アレクサンダー・スカルスガルドのデザートブーツ使い。
実は彼、秋冬になるとかなりの割合で、デザートブーツをヘビロテ。トップはバラバラだが、シンプルなデニム姿に彼は同じデザートブーツを履きまわし。それぞれのコーデに、デザートブーツが違和感なく馴染んでいるのがよくわかる。
裏革のレースアップブーツというこの独特のスタイルは、上品だけどドレスシューズほどかっちりしすぎない絶妙なバランスを持つアイテム。きちんと感とゆるさの両方を兼備しているので、白スニや黒スニと同様、合わせるアイテムを選ばないという強みがあるのだ。もちろんそんなシューズは、海コーデやワンマイルコーデにも違和感なく馴染んでくれる。
コーデュロイシャツ3万6000円(アスペジ/トヨダトレーディング プレスルーム)、Tシャツ7000円(サタデーズ ニューヨークシティ)、ニット3万9000円(サイドスロープ/フェニックスインターナショナル)、マスタードパンツ2万円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)、サングラス3万3000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、スウェードデザートブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)その他スタイリスト私物
海カジュアルにもぴったり!
こちらは、くすみカラーのコーデュロイシャツをラフに羽織った海カジュアル。当然ながら、デザートブーツのサンドベージュカラーは砂浜によく似合う。だからこんな潮っぽいコーデにもすんなり馴染んでくれて、大人のサーフスタイルに落としこめる。
イエローニットパーカ5万9000円(ストーンアイランド)、ケーブルニット5万8000円(バフィー/バインド ピーアール)、スウェットパンツ1万1000円(ザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)、サングラス3万4000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、キャップ3800円(ニューエラ)、スウェードデザートブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
見えないのもこの靴の強み!
品のよさとゆるさが同居するデザートブーツは、ワンマイルコーデにもしっかり馴染む。ほかのブーツのような重厚感があまりないので、あくまで印象は軽快。ハイカットスニーカー感覚で気楽に履けば、スニーカーにはない大人らしさで、ワンマイルコーデを大人仕様にしてくれる。これならいつものスウェットパンツにパーカを合わせたスタイルでも、「部屋着のまま出てきたでしょ!」なんて思われることはない!?
シャツ3万9000円(スタジオ ニコルソン/キーロ)、ジャケット5万8000円(モンサオ/HJM)、デニムパンツ3万円(パープル ブランド フォー RHC/RHC ロンハーマン)、スウェードデザートブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)その他スタイリスト私物
ヌケ感出しに効果的!
シャツもデニムも黒で統一した都会的なシャツデニ。スウェードの風合いとフォルムに上品さがあるデザートブーツは、こういった大人っぽい格好にもちろんよく似合う。足元は黒スニでも白スニでも悪くはないけど、この落ち着き感は起毛感のあるサンドベージュだからこそ。柔らか〜い雰囲気の足元が大人の余裕作りにも貢献してくれる!
ちなみにこれらのコーデで使ったシューズは、今年で誕生70周年を迎えた〈クラークス〉のデザートブーツ。履くならば、タイミングとしてもぴったりかも!
CLARKS ORIGINALS
スウェードデザートブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
守備範囲の広さが自慢のマスターピース!
元々は、英国軍が砂漠用として支給していたブーツをタウンユースに落としこんだものが今日のデザートブーツの原型。特徴的なクレープソールは、スニーカーのような合成ゴムではなく、ゴムの木の樹液から作られる天然ゴムを採用。アッパーのスウェードとこの素材感の組み合わせのおかげで、見た目にカジュアルすぎない絶妙なバランスを印象づけられる。それでいて靴底はヒール付きだから、きちんと感も感じる足元に!
スウェードデザートブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
ちなみに〈クラークス〉のデザートブーツには、写真のようなカラバリもあり。ダークなブラウンなら、着こなしをより大人っぽくすることも可能だからお好きなほうをどうぞ。
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●HJM
TEL:03-6334-0885
●キーロ
TEL:03-3710-9696
●クラークスジャパン
TEL:03-4510-2009
●ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560
●サタデーズ ニューヨーク シティ
TEL:03-5459-5033
●ストーンアイランド
TEL:03-6271-4654
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●バインド ピーアール
TEL:03-6416-0441
●フェニックスインターナショナル
TEL:03-5488-6390
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●ニューエラ
URL:https://www.neweracap.jp
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix) text : Takumi Endo