今季は、春らしさを打ち出したり、シックで落ち着きある雰囲気に見せたりと、あえてオリーブ色じゃない4つポケジャケットが非常に多く出ているというのが特徴。今までどおりの着こなしでも雰囲気をガラリと変えられるというのも嬉しい特徴といえる。何色があるのかって？　早速次の5ブランドをチェックして。 

23万9800円（ムーレー／コロネット）

これぞフィールドジャケットといった雰囲気の1着。樹脂による撥水加工を施した2方向ストレッチファブリックを使用し、心地よい着心地を実現している。裏地のない作りだから、これからの季節の羽織りものとして、まさにうってつけ。ウエストにはドローストリングが付き、絞りの調節でフィット感の調節が可能なのも嬉しい。 

12万1000円（アスペジ／トヨダトレーディング プレスルーム）

フードを収納した立ち襟、4つのポケット、ハーフ丈と、M-65スタイルを踏襲して仕立てたミリタリージャケット“ニューキャンプ”。その新色がコチラ。ポリエステルをベースにナイロンを混紡した糸で緊密に織りあげた生地は、熱処理を加えたことで雨や風に強いハイテク素材へと変貌。フィールドジャケットらしい見た目に、デイリーに使える実用性を加味。爽やか＆清潔感のあるこんなブルーは、好感度を上げるのにもってこい！ 

8万8000円（エストネーション）

ドライタッチが心地いい反面、ちょっとしたゴワつきが気になるともいわれる麻素材。これをメインに採用しているが、こちらは毛羽が少なくキメ細かい原料をしっかりと選定。そのおかげでしなやかでふくらみのある風合いに仕上がっている。加えてレーヨンを配合し適度な艶感と伸びやかさを加え、羽織りやすさも格段にアップ。ウエストベルトを付けた本格的なサファリジャケットを、色と素材の表情で現代版にアップデイト。 

5万8300円（エンジニアド ガーメンツ）

コチラのブランドでは、この4つポケジャケットはお馴染みのアイテム。アップデイトを繰り返しながら毎シーズンのように展開している人気ものだ。USアーミーのジャングルファティーグジャケットをベースに、しなやかなテック生地で仕立てた今作は、さらっとした触感と軽い羽織り心地が魅力。楽に着られるけれど決してダブつかない絶妙なシルエットのよさは、さすが。 

4万9500円（ノルディスク／ノルディスク アパレル）

デンマークにてなんと1901年に創業したアウトドア・ライフスタイルブランド。実は2021年から初となるアパレルを展開していて、ブランドアイコンであるテクニカルコットンを使ったテントやタープを思わせる素材使い、デザインをコンセプトとしている。爽快なブルーがまぶしいコチラも、撥水加工を施したキャンバス素材製。白ステッチが際立ち、なるほどテントを思わせる作りだ！