新生〈ディーゼル〉が送り出す、
お洒落な大人ウエアがコレ!
イタリアに拠点を置くプレミアム カジュアル ブランドであるディーゼルが2021年、新しい船出を迎えた。〈Y/PROJECT〉のクリエイティブ・ディレクターとして手腕を振るうグレン・マーティンスが〈ディーゼル〉の新しいクリエイティブ・ディレクターに就任。初となるコレクションを発表している。これまでの〈ディーゼル〉のヘリテージを再解釈した大胆なアプローチを展開し、新鮮な空気を注入。デイリーウエアにエッジの効いたデザインを盛りこむことで、着る人を前向きな気分にさせてくれる。新生〈ディーゼル〉は、ファッションを純粋に楽しむ気持ちを改めて教えてくれるようだ。
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2021年の6月21日に行われたグレン・マーティンス就任最初のランウェイコレクションはショートフィルムという形で発表され、その独自の世界観が全世界で絶賛されたことは記憶に新しいところ。デニムを主軸としたモノづくりはこれまでと変わらないものの、シャツ、トップ、ショーツなどジェンダーレスで長く使えるサスティナブルを意識したものづくり。その中にマーティンスならではの遊び心と実験性を加えることで刺激的で新しいカジュアルウエアのスタイルを築き上げている。さっそくそのアイテムを見ていこう!
DIESEL
シャツジャケット6万3800円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
極上素材のタータンチェック!
全体的にゆるめに作られたオーバーシャツジャケット。ほどよい厚さを保ちながらもイタリア生地ならではの柔らかいタッチは着るほどにカラダに馴染んでいく。カジュアルな印象になりがちなチェックシャツだが、トラッドなタータンチェックを選ぶことで大人の着こなしにもフィット。ビッグフラップポケットも使い勝手抜群。
デニムパンツ6万3800円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
大胆なホワイトコーティング!
コマーシャルなテクノミュージックからインスパイアされたという“1995”は、アイスブルーにホワイトコーティングが施されたトリッキーなスリムフィット。完成までに10時間を要する手のこんだ1本だ。レギュラークロッチにほどよいテイパードが効いた万能なシルエットが特徴的で、ポケットや裾を捲り上げればブルーデニムの裏地がお目見えする。
コーデュロイパンツ3万3000円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
イージーパンツで遊び心を演出!
ゆったりとしたブーツカットに仕上げた、今までありそうでなかったコーデュロイ素材のイージーパンツ。サイドのウォッシュドデニムラインのディテールに2色のダブルパイピングを組み合わせた独特のディテールがスポーティなムードを演出。同素材&デザインのトップもあるので、セットアップで着こなせば、いっそうマーティンスの世界観を体現できるはず。
レザージャケット11万5500円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
着心地、素材感は最高品質!
’70年代のヴィンテージウエアからインスピレーションを受けたレザージャケットは、高級感あふれるレザーで仕上げており、圧倒的存在感を放つ。フロントジップにはアイコニックな“D”ブランディングで仕上げたプラー付き。コントラストカラーのステッチがシンプルなデザインによく映え、絶妙なアクセントに。裏地には起毛したコットン素材を使用して着心地も抜群。
ダウンジャケット7万1500円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)
ダウンジャケットの進化系!
艶やかな生地感がどこかレトロな雰囲気を醸し出すダウンジャケットは、細部までマーティンスイズムが貫かれた1着。生地の表面に樹脂をコーティングするポリウレタン加工を施し、撥水効果だけでなく汚れを防ぐのも嬉しいポイント。シルエットはやや細身な仕上がりでスマートな印象。スッキリとした腰丈なので、メリハリのあるコーデの主役としてどうぞ。
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Keiichiro Yoneda