〈サンローラン〉“大は小を兼ねる”品格ある高機能3WAY
いかにコンパクト化が進んでも、たっぷり入るバッグは必要不可欠。けれども、シーンによっては、身軽に動きたいときもある。そんなワガママに応えるのが、大容量バッグとしてもクラッチバッグとしても使える、品格と機能性を備えた逸品だ。
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SAINT LAURENT
スマホひとつで映画が見られたり、会計ができたり、世の中はどんどんコンパクト化している。となれば、バッグもミニサイズに替えたくなるが、単純にそうともいかない。今はエコを考えて袋をもらうのを避けるために容量のあるサイズが必要だし、この季節は羽織りものを携帯することもある。え!? エコバッグがあるからいい? 確かにワンマイルならいいが、お出かけやデートとなると、大人の装いには不釣り合い。
つまり、コンパクト化がいかに進もうとも、品格のある大容量バッグは欠かせないわけだが、シーンによっては持て余すこともあるかと。たとえば、ドライブ中に車をとめて散策するときや、ホテルの部屋から出てディナーに出かけるとき。こんなときは、大容量バッグはちょっと邪魔にならない!? コンパクトなバッグで、軽快に動きたいのが本音なはず。
で、そんなジレンマを解決するのが、〈サンローラン〉を代表する名品“サック・ド・ジュール・スープル”の新作。コチラはたっぷり収納できるトートバッグなのだが、メインコンパートメントをふたつに分ける仕切りが、取り外し可能なジップポーチ。このポーチを外して使えば、なんとクラッチバッグに変身。つまり、これひとつで大容量バッグにも、コンパクトバッグにもなるってわけ。しかも、取り外し可能なストラップ付きで、ショルダータイプにもなり、シーンに合わせて3WAYの使い方ができる。
さらに、品格だって文句なし。最高級のスペイン産カーフレザーを採用し、裏地はスウェード。デザインは、サイズはそのままに従来品より厚みを7.5㎜すっきりさせ、モダンかつクラシックな印象。ちなみに、このサイドのアコーディオンプリーツには、高度な職人ワザが投入されている。この風格と機能性、まさに大人のための逸品かと!
ハンドルには、取り外し可能なIDプレートと、ケース入りのパドロックが付属。パドロックには、イニシャルを3文字まで刻印できるサービスも。取り外せるジップポーチはレザー×キャンバス生地。W40×H30×D13.5㎝。34万5000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120‐95‐2746
雑誌『Safari』12月号 P277掲載
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