Safari Online

SEARCH

CULTURE カルチャー

2021.02.27

ネットフリックスの話題のホラー!
『ザ・コール』は、どんでん返しだらけ!

ラブロマンスからホラー、社会派ドラマまで、韓国発コンテンツの勢いが止まらない。昨年の11月からネットフリックスで世界配信され、高い評価を集めている映画『ザ・コール』もその中の1作。もともとは劇場公開が予定されていた作品だが、コロナ禍の影響により、配信スタイルでの提供が選択された。

 

 
ネットフリックスの話題のホラー!
『ザ・コール』は、どんでん返しだらけ!
主人公ソヨンは、幼い頃に火事で父親を亡くしていた。そして、その原因となった母親をいまだに許せずにいた

手掛けたのは、今回が長編デビューとなる新鋭監督イ・チュンヒョン。作品の出発点となったのは、2011年のイギリス映画『恐怖ノ黒電話』。1990年生まれのイ・チュンヒョン監督は同作から“時代と時代をつなぐ電話”という設定を引用し、韓国スリラーらしい物語を構築していった。
 

 
ネットフリックスの話題のホラー!
『ザ・コール』は、どんでん返しだらけ!
1999年に生きているヨンスク。電話を通じて、時代を超えた交流がはじまる

物語の始まりは、2019年。20年前に父親を火事で亡くした女性ソヨン(パク・シネ)が、いまや無人となった実家を訪れることに。スマホを失くしたソヨンは仕方なく、家の物置にあったコードレス電話を使おうとする。
 

 
ネットフリックスの話題のホラー!
『ザ・コール』は、どんでん返しだらけ!
しだいにソヨンはヨンスクとの電話が楽しみになる

すると、電話の向こうからは見知らぬ女性の声が。その女性が生きている時代は1999年で、ソヨンが今いる家で暮らしているらしい。不可思議な現象に戸惑いながらも、電話の女性ヨンスク(チョン・ジョンソ)とソヨンは、時を超えた会話を通して距離を縮めていく。

あらすじのみ追うとほっこりした印象を受けるし、実際、ともに28歳のソヨンとヨンスクが電話越しに親しくなっていく姿は微笑ましい。ソヨンのいる時代の進歩を知ったヨンスクが目を輝かせたり、K-POP今昔話で盛り上がったり。

しかし、冒頭から終始不穏な空気が充満する作品世界は、そのキュートなやり取りに笑みをこぼすことなど許さず、すぐさま意地の悪いスリラーの様相を呈していく。
 

 

<以下、ネタばれ注意>


ネットフリックスの話題のホラー!
『ザ・コール』は、どんでん返しだらけ!
ヨンスクは、継母から激しい虐待を受けていた。というのも、霊媒師である継母は、彼女が将来とんでもないことを引き起こすと予見していて……

そもそも、過去と未来を結ぶ物語では、ままならない現実が意地悪く突きつけられがちだ。アベンジャーズのヒーローたちはタイムループのセオリーに振り回されるし、日本でのリメイク版も話題の韓国ドラマ『シグナル』もそう。アイアンマンたちや『シグナル』の刑事らは過去を変えることで新たな未来と対峙し、ときにカオスに陥った。
 

 
ネットフリックスの話題のホラー!
『ザ・コール』は、どんでん返しだらけ!
1999年にいるヨンスクが未来を改変したおかげで、ソヨンの現実がよい方向へと変化。火事で死んだ父親も蘇る。しかし、それが恐怖のはじまりだった

『ザ・コール』も例外ではなく、過去にいるヨンスクは当初こそ未来にいるソヨンのため、しだいに自分のため“歴史の改変”に手を染めていくのだが、本作が恐ろしく、またユニークなのは改変するヨンスクが狂気の殺人鬼であるところ。敏感に一転二転する事態が悪夢のように、暴走するヨンスクと彼女を食い止めようとするソヨンの戦いへと変化していく展開が見事だ。

悪夢へといざなうヨンスク役のチョン・ジョンソは、『バーニング 劇場版』で名匠イ・チャンドンに見出された新人。改変のたびに死体を積み上げる最悪な役どころがはまっていて、今後への期待も高まる。
 

 
ネットフリックスの話題のホラー!
『ザ・コール』は、どんでん返しだらけ!
次々と事件を起こし、殺人鬼へと覚醒していくヨンスク。さらには幸せそうなソヨンを妬み、未来を改変し、攻撃を仕掛ける

迎え撃つソヨン役の人気女優パク・シネも、なりふり構わない熱演で新境地を披露。両者の攻防が続く中、さらに驚くべきは物語の着地点だ。ラストシーンの“その後”まで、注視したい。
 

 



『ザ・コール』
原案/セルジオ・カシー 監督・脚本/イ・チュンヒョン 脚本/カン・ソンチュ 出演/パク・シネ、チョン・ジョンソ、キン・ソンリョン、イ・エル 配信/ネットフリックス
2020年/韓国/視聴時間112分
 

 

 
文=渡邉ひかる text:Hikaru Watanabe
〈ファルコネーリ〉が提案する軽やかな春。カシミヤシルクに寄り添う軽やかなリラックスアウター。
SPONSORED
2026.04.30 NEW

〈ファルコネーリ〉が提案する軽やかな春。
カシミヤシルクに寄り添う軽やかなリラックスアウター。

シルクの通気性と、カシミヤの保温・保湿性を高次元で融合した、〈ファルコネーリ〉のシルクカシミヤ。ほのかに肌寒い日には、軽やかなアウターを一枚重ねることで、リラックス感はそのまま心地よい温度バランスを実現してくれる。そんなシルクカシミヤと美…

TAGS:   Fashion Urban Safari
ビーチリゾートで着たい〈タトラス〉の新作!大人の海カジュアルは“柄”と“白”で作る!
SPONSORED
2026.04.24

ビーチリゾートで着たい〈タトラス〉の新作!
大人の海カジュアルは“柄”と“白”で作る!

思いきり羽をのばすビーチリゾートでは、いつも以上に洒落た柄使いや、大人の品格を感じさせる白アイテムで違いを出したいところ。そこで注目したいのが〈タトラス〉の新作。センスのいいオリエンタル柄や、スポーティかつ上品な白アイテムを上手に取り入れ…

TAGS:   Fashion
〈ラコステ〉ならデザインのバリエーションも豊富!夏は大人に似合うポロシャツを手に入れる!
SPONSORED
2026.04.24

〈ラコステ〉ならデザインのバリエーションも豊富!
夏は大人に似合うポロシャツを手に入れる!

ポロシャツのオリジンにして、それをファッションへと昇華させたブランドといえば、もちろん〈ラコステ〉。今、そのポロシャツは大きな進化を遂げ、夏のカジュアルシーンには欠かせない存在に。そしてこの夏は、もっと自由にお洒落を楽しみたい大人たちへ向…

TAGS:   Fashion
西海岸ムードが際立つ、今シーズンの〈オリジナルスゴルフ〉!魅せる夏のゴルフはレトロかつクールに!
SPONSORED
2026.04.24

西海岸ムードが際立つ、今シーズンの〈オリジナルスゴルフ〉!
魅せる夏のゴルフはレトロかつクールに!

今シーズン、レトロなムード漂うスタイリッシュなコレクションを展開する〈アディダスゴルフ〉の〈オリジナルスゴルフ〉ライン。アイテムにはブランドを象徴する“トレフォイル”や“スリーストライプス”を印象的にあしらい、コースにも街にも馴染むスタイ…

TAGS:   Fashion GOLF
着こなしのアップデイトは〈ラコステ〉の最新コレクションで!夏ゴルフを盛り上げるクラシックなアイテム!
SPONSORED
2026.04.24

着こなしのアップデイトは〈ラコステ〉の最新コレクションで!
夏ゴルフを盛り上げるクラシックなアイテム!

“紳士のスポーツ”とはよくいったもので、ゴルフは関わるすべてのヒト・モノ・コトに誠実であることを求めている。それゆえ着こなしにも、清潔感や品格が不可欠。そのうえでスタイルに個性を求めるなら、〈ラコステ〉の新作がまさにお誂え向き。往年のスポ…

TAGS:   Fashion GOLF
〈ハリー・ウィンストン〉阪急梅田店がリニューアルオープン!最高峰の輝きをふたつの新空間で楽しむ!
SPONSORED
2026.04.24

〈ハリー・ウィンストン〉阪急梅田店がリニューアルオープン!
最高峰の輝きをふたつの新空間で楽しむ!

阪急梅田店がユニークなのは、最新のコンセプトを取り入れたメインサロンと、ブランドの世界観が体験できるコンセプトスペース「The World(ザ・ワールド)」というふたつの空間を備えていること。まずは「ザ・ワールド」の開放的な空間で美しい輝…

TAGS:   Fashion Watches
〈リプレイ〉の最新デニムを俳優・笠松 将が着こなす!自分らしく自由に楽しむ、初夏のデニムスタイル!
SPONSORED
2026.04.22

〈リプレイ〉の最新デニムを俳優・笠松 将が着こなす!
自分らしく自由に楽しむ、初夏のデニムスタイル!

デニムのお洒落には決まりきった正解はなく、“自分で見つける楽しさ”がある。多彩な役柄を魅力的かつ、自由に演じる俳優・笠松 将は、デニムという服の魅力をそう語る。そんな彼が愛するデニムブランドのひとつが、イタリア生まれの〈リプレイ〉だ。オー…

TAGS:   Fashion Denim
見た目も履き心地もいい〈エコー〉の新作シューズ!格上感の演出はこだわりのレザースニーカーで!
SPONSORED
2026.04.03

見た目も履き心地もいい〈エコー〉の新作シューズ!
格上感の演出はこだわりのレザースニーカーで!

大人がスニーカーを選ぶとき、単にトレンドだからという選択はNG。いい大人ならば、品格を基準にするのが正解だ。そこで注目したいのが、“バイオム 720”と“ソフト 10”をリリースしたばかりの〈エコー〉。革に対するブランドの信念が生み出す上…

浅草と日光・鬼怒川温泉を結ぶ〈東武鉄道〉のスペーシア X。大人旅の新しい目的は贅沢な移動時間を過ごすこと。
SPONSORED
2026.03.31

浅草と日光・鬼怒川温泉を結ぶ〈東武鉄道〉のスペーシア X。
大人旅の新しい目的は贅沢な移動時間を過ごすこと。

旅先での過ごし方に限らず、移動時間さえもが贅沢なひとときに。浅草と日光・鬼怒川温泉を結ぶ〈東武鉄道〉の特急スペーシア Xに乗れば、そんな大人旅の新しい楽しみ方を発見できる。特急スペーシアが築いた伝統を継承し、より上質に進化を遂げたフラッグ…

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ