創立100周年を迎える〈バング & オルフセン〉が、この秋注目の新作イヤホン『Beo Grace(ベオ グレイス)』を発表した。発売は11月17日からで、一部の直営店と公式オンラインで先行予約がスタートする。
シンプルに“新しいイヤホン”と呼ぶには惜しいと思わせる『Beo Grace』は、同社が100年にわたり追い求めてきた音響技術とデザイン哲学を結晶させた、まさに“耳元の彫刻”。そのスリムなアルミニウムフォルムは、上質なジュエリーのような存在感を放ち、ポケットに収まるサイズ感でありながら唯一無二のサウンド体験を実現する。ブランドの代名詞であるアルミニウム仕上げをまとい、アコースティック、デザイン、クラフツマンシップを凝縮したこの一対は、イヤホンのカテゴリーをラグジュアリーなオブジェの領域へと押し上げている。
11月17日発売予定。『Beo Grace/Natural Aluminium』。18万3000円(バング & オルフセン/バング & オルフセン ジャパン)
搭載されたアダプティブANCは、従来比で4倍のノイズキャンセリング性能を誇りながらも、圧迫感やヒスノイズを一切排除。昨年の名機『Beoplay H100』で導入されたEarSenseテクノロジーも受け継ぎ、装着者の耳の特性に合わせて音と静寂を自動調整してくれる。つまり、街中でも移動中でも、自分だけの“パーソナルシアター”に没入できるというわけだ。
ジュエリーに着想を得たデザインは、同社のアイコンであるA8イヤホンのメタルステムを再解釈。研磨されたアルミから削り出されたイヤーピースは、手に取った瞬間にひんやりと心地よく、専用ケースは流れるようなシームレスフォルムで仕上げられている。さらに、持ち歩きに華を添える3色展開の特注レザーポーチも用意されている。
特注レザーポーチ は3色展開で、こちらはクランベリーレッド。4万6000円(バング & オルフセン/バング & オルフセン ジャパン)
熟練のトーンマイスターが仕上げた新構造は、驚異的な忠実度と先進的なデジタルノイズキャンセリングを両立。3年間の製品保証が付くのも、品質に対する揺るぎない自信の表れだ。
つまり、『Beo Grace』は“音を楽しむ道具”という枠を超え、日常に洗練された非日常を添えるラグジュアリーアイテム。大人の耳元を飾る、新たなシンボルと呼ぶにふさわしい。
●バング & オルフセン ジャパン
TEL:0800-600-0206