“アベンジャーズ”の裏で勃発していたバトルとは!? 『ブラック・ウィドウ』
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にとって、なんと2年ぶりとなる劇場公開。ファンには待望の作品であるうえに、主役はアベンジャーズの女性ヒーローの中でも最高の人気を誇るブラック・ウィドウ。演じるスカーレット・ヨハンソンの魅力も全開だ。しかも、知られざる一面が明かされるとなれば、テンションは上がりまくる!
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『ブラック・ウィドウ』
胸アツなポイントは?
“最強ファミリーによる超絶バトルが痛快!”
今回描かれるのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の最後でブラック・ウィドウがアベンジャーズから距離を置き、行方をくらましていた時期。その後の彼女の運命は『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで観た人はご存知のとおり。では空白期間、ブラック・ウィドウはなにをしていたのか? 実は、家族とともに驚くべきバトルに巻きこまれていたのだ。
物語はブラック・ウィドウとなる前の、ナターシャ・ロマノフの少女時代からはじまり、アメリカで生まれた彼女が最強の暗殺者となった秘密にも迫る。同じような戦闘能力をもつ妹のエレーナ、キャプテン・アメリカと戦った過去もある父のアレクセイ、そして素顔が謎めいた母のメリーナ。彼らとの再会をきっかけに“ロマノフ一家”としての激戦が展開していく。
最近のMCU作品はドラマシリーズも含め、ほかの作品との繋がりが濃厚だが、本作はブラック・ウィドウと家族を中心にした、単独のアクション映画という印象が強い。だからMCUファンではない“一見さん”も素直に入りこみやすいかも。
父親アレクセイは、その怪力と、マイペースすぎる性格から、娘たちにウザがられたりして笑いを誘う。そして姉とは性格が真逆で、妙にクールな妹セリーナ。この役は、『ミッドサマー』などで、いまハリウッドで最高に注目される若手女優、フォローレンス・ピューが超ハマリ役!
それぞれ我が強い家族のドラマで楽しませ、もちろん劇場公開作品らしくアクションのスケール感も期待以上。そして思わず胸を締めつけられる感動もあったりと、エンタメ要素が満点な仕上がりになっている。
『ブラック・ウィドウ』
製作総指揮・出演/スカーレット・ヨハンソン 製作/ケビン・ファイギ 監督/ケイト・ショートランド 脚本/エリック・ピアソン 出演/フローレンス・ピュー、デビッド・ハーパー、レイチェル・ワイズ 配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
2021年/アメリカ/134分
7月8日(木)映画館 & 7月9日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
(c)Marvel Studios 2021