2026.02.06 NEW
映画『HELP/復讐島』はサム・ライミ監督のドッキリ仕掛けが満載の過激ホラー!
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観る前に、なんとなく“どんな展開”か想像できる作品は多い。しかし公開され、その実態が明らかになると、予想外の展開で好反応に包まれるパターンもある。日米同時公開された『HELP/復讐島』は、アメリカの映画サイトでも批評家が大絶賛するなど、この手の映画では珍しいケースに!
トマトのイラストでおなじみの映画批評サイト“ロッテントマト”では批評家93%、観客87%が支持(2/3時点)と異例の高い数字。サム・ライミ監督、久々の快作という評価を受けている。サム・ライミといえば、「スパイダーマン」シリーズが有名だが、初期は『死霊のはらわた』などホラーで名を上げた監督。しかしキャリアとともに、得意のテイストは封印されていく。そんなライミの持ち味がこの新作では復活。しかもジャンルの枠を超え、とにかく“過激”な映画が完成された。物語の基本は、無人島でのサバイバル。会社で地道に働いてきたリンダが、出張途中の飛行機事故に巻き込まれ、かろうじて島に流れ着く。もう一人、生き残ったのは、彼女の上司ブラッドリー。社内では彼からパワハラ的な扱いを受けていたリンダだが、無人島で何もできないブラッドリーと立場が逆転し……という物語。
無人島でのサバイバル、さらに日常と立場が変わる展開と聞くと、だいたい流れが想像できる。しかし本作は、その予想を一段、また一段と別次元で超えていく感覚。飛行機事故のシーンからして、過去のどんな映画でも観たことのない衝撃を届けるし、サム・ライミらしい超ドッキリ描写をあちこちで用意。一方でリンダが自慢の能力をフル活用するサバイバル術は楽しく、あちこちにユーモアも盛り込まれるので、島での生活を観ながらこちらのテンションが上がる瞬間が何度も! そして前半に散りばめられた何気ないエピソードの数々が、終盤に回収されていく展開に、映画ならではの見ごたえも実感してしまう。さらに注目はリンダの変貌で、仕事の能力はあるが、どこか人生に不器用だった彼女が、中盤からどうなっていくのか。レイチェル・マクアダムスの体当たりの演技とともに、ここでもサプライズを味わえるはず!
『HELP 復讐島』1月30日公開
製作・監督/サム・ライミ 脚本/ダミアン・シャノン、マーク・スウィフト 出演/レイチェル・マカダムス、ディラン・オブライエン、エディル・イスマイル、デニス・ヘイスバート 配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
⚫︎謎解き好きがハマる傑作ミステリー!

2090円(発行/日之出出版 発売/マガジンハウス)

2090円(発行/日之出出版 発売/マガジンハウス)

文=斉藤博昭 text:Hiroaki Saito
© 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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