世界最大規模の祭典で10周年を記念した展示!
毎年12月に米マイアミで開催される世界最大規模のデザインとアートのフェア“デザイン・マイアミ”。そして、この国際的なイベントを初回の2008年からサポートしているのが、伊・ローマを代表するラグジュアリーブランド〈フェンディ〉だ。
- SERIES:
- ハートに火をつけて! Vol.100
- TAGS:
- ハートに火をつけて! Culture Safari Magazine
FENDI
取り組み10周年を記念し、今回の“デザイン・マイアミ2018”では、“シェイプス オブ ウォーター”と題したプロジェクトを発表。
これはオランダ人デザイナー、サビネ・マルセリスによるもの。〈フェンディ〉が大切にするエレメントのひとつ“水”をデザイン源に、ブランドの歴史的アイデンティティを見事に表現。“FF”ロゴや、ブランドを象徴するデザインやローマのタイルなどからインスピレーションを受けた、透明樹脂製の10基の噴水が展示された。水が滑り落ちる角度など、計算しつくされた噴水の構造はもちろん、それによって織りなされる繊細な美が訪れた人々を魅了した。
展示された噴水10基。台座の石材“トラバーチン”は、2015年以来フェンディが本拠を置く建造物“イタリア文明宮”に使われているものと同じ
10周年連動で誕生した“デザイナーズ ピーカブー”
“デザイン・マイアミ”10周年を記念した“シェイプス オブ ウォーター”。これと連動し、アイコンバッグ“ピーカブー”の10周年を祝した5人のデザイナーによる“ピーカブー”作品が登場。世界各国を巡回し、順次披露される予定。
“シェイプス オブ ウォーター”でデザイナーを務めたザビネ作
日本人デザイナー、小川貴一郎の作品
●フェンディ ジャパン
TEL:03-3514-6187
雑誌『Safari』 3月号 P225掲載