【ポール・メスカル】自然体のまま、頂点へ上り詰めた男!
「今、ハリウッドで最も注目を集めているのは?」との質問に「ポール・メスカル!」と答える人が多いのもうなずける。彼の仕事での快進撃をチェック!
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- 今月のシャイニングスター! Vol.25
[ポール・メスカル]Paul Mescal
本名:ポール・メスカル
生年月日:1996年2月2日
出生地:アイルランド・メイヌース
国籍:アイルランド
職業:俳優
一度見つかってしまえば、話は早い。それで言うとポール・メスカルが“見つかった”のは、初出演したドラマ『ノーマル・ピープル』のとき。厄介な恋愛関係に身を投じる若者を演じたメスカルは、「あの素晴らしい演技をする彼は誰?」とたちまち注目を集めることに。その2年後、自身3本めの映画出演作でアカデミー賞主演男優賞候補になったのだから、やっぱり話は早いし、「見つかってよかった!」と他人事ながら思う。
いわゆる舞台畑の人で、初舞台は16歳。映像の世界で活躍しはじめてからも舞台には立ち続け、’23年には『欲望という名の電車』で名だたる演劇賞にも輝いている。映画にせよ、舞台にせよ、評価する人の数が出演作の数に比例しているような状況だが、その裏には全身全霊で役に向き合う姿勢があるよう。『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』ではローマの剣闘士になるため、過酷なワークアウトに励んで肉体改造。現在公開中の『ハムネット』ではあのウィリアム・シェイクスピアを演じるにあたり、戯曲を読み漁って“シェイクスピアの視点”を理解していった。さらには、「あまり信仰心のない僕が神に祈ったよ。『どうかシェイクスピアのスピリットを与えてください!』とね」とも。最旬スターの宿命というべきか、プレッシャーのかかる難役との出会いも当然のように増えている。
おそらく、こちらにも全身全霊で臨んでいるだろうし、ともすれば祈ってもいるかも。現在は、ビートルズの伝記映画(全4部構成・’28年公開予定)を撮影中だ。演じるのはなんとポール・マッカートニーだそうで、スピリットを与えてもらうためか、ご本人と一緒に散歩する姿も先頃目撃されている。またもや名演の予感がするし、今度はアカデミー賞受賞も射程圏内に? 一度はじまった快進撃が終わりを迎えることはなさそうだ。
©2025 FOCUS FEATURES LLC. 配給:パルコ ユニバーサル映画
16世紀イギリスの小さな村を舞台に、劇作家ウィリアム・シェイクスピア(メスカル)とその妻アグネスの物語が展開。夫婦を襲う悲劇を通し、不朽の名作『ハムレット』がいかにして生まれたかに迫る。妻役のジェシー・バックリーが本年度のアカデミー賞主演女優賞に輝いた。
※『Safari』6月号34〜35ページ掲載
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photo by AFLO


































































