【Spotifyで聴ける】冬の訪れを感じる曲
暑い夏が去るとすぐそこに寒い冬が待っている。それは、透き通った情景や凛とした空気とともにやってくる。そんな気持ちを盛り上げる10曲。
※『Safari編集部』のプレイリストをチェックする!
お洒落カップルとしてもお馴染みのヨハネス・ ヒューブルとオリヴィア・ パレルモ。短めのコートにマフラーをさっと巻いた気取らない冬の上品スタイルのヨハネスとボリューム感のあるロングのダウンコート1枚で存在感ありのオリヴィア
1曲めは「レット・イット・ゴー」。メジャー感があって、ポジティブな楽曲。誰もが知っているという意味でも“頭”にはうってつけ。次の「ビウィッチド」はアイスランドのアーティスト、レイヴェイの楽曲。北欧出身のアーティストの曲からは、冬の情景の中にある温もりや、荒涼とした大地の風景、そういったものを感じますよね。
次の「スノーマン」はメランコリックな冬を想起させます。その流れで「チェイシング・カーズ」。哀愁たっぷりでセンチメンタルな気持ちにも浸れるかな。
次は映画『バットマン・フォーエヴァー』の主題歌としても有名な「キス・フロム・ア・ローズ」。冬の凛とした空気感や“荘厳さ”を感じる曲なのかなと思いますね。続けて「フラジャイル」。この曲もぼた雪が降っている風景が見える曲といえるかな。
次は「アス・アンド・ゼム」。“冬”という季節がもつ、異空間ともいえるような独特な浮遊感を味わってほしいですね。学生の頃に、雪が降っている日に、部屋の中で音楽を聴きながら、窓の外を眺めていることが多かったんですけど、そのときにピンク・フロイドはよく聴いていました。冬の風景とピンク・フロイドはよく合うと思います。
そして、よりディープに「ホロシーン」と「スヴェン・ギー・エングラー」。雪が深々と降る中では最高のBGM。そして最後の極めつきに「イッツ・オー・ソー・クワイエット」。ビョークにしては明るめの曲だけど、2曲めに選んだ「ビウィッチド」に近い世界観なのかな。そして、いつものように1曲めへ繋いでリピートしてみて聴いてほしいですね。
〈ザ・ノース・フェイス〉の黒ダウンジャケットを主役に、それ以外を白でまとめたジャスティン
雨の日のニューヨーク。緑のドレスの上にキャメルのコートに黒ブーツを合わせた上品スタイルでレコーディングスタジオに登場したテイラー
選曲したのは!
[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVE「TOKIO HOT 100」の人気ナビゲーター。「物思いに耽るタイプの子供だったみたいで、大雪で学校が休みだったりすると、その景色を部屋の中からずーっと見続けていました。窓枠を絵画の額縁のようにして。そのときにピンク・フロイドをよく聴いてましたね」
[スティング]
1951年生まれ。イングランド出身。1977年ポリスを結成。1985年からは、ソロ活動を本格化。ポリス時代とソロ時代を含めるとアルバム売上枚数は1億枚を超える。グラミー賞を17回、ゴールデン・グローブ賞、エミー賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた経歴をもつ。
「フラジャイル」収録アルバム
『ナッシング・ライク・ザ・サン』
1987年リリースの2枚めのソロアルバム。「フラジャイル」のほか、名曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」、「ウイル・ビー・トゥゲザー」も収録。エリック・クラプトン、マーク・ノップラー、ギル・エヴァンスなどの豪華ゲストを迎えて制作されたスティングの最高傑作。
雑誌『Safari』1月号 P193掲載
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