大谷翔平の兜姿で注目!
MLBのホームラン・セレブレーションって、どんなことしてるの?
WBCで高まった野球熱のおかげで、日本でもメジャーリーグが人気に。なかでも今注目を集めているのが、ホームランを放った打者がベンチで兜を被るロサンゼルス・エンゼルスのホームラン・セレブレーション。そこで各球団がどんな祝福を行なっているのかをチェックしてみた!
ロサンゼルス・エンゼルス
2022年に実施していたホームラン・セレブレーション
今、メジャーリーグニュースの中で一番ホットな話題がエンゼルスが行う兜を被るホームラン・セレブレーション。これまではカウボーイハットを被るのが定番だったが、残念ながら開幕に間に合わず。当初はプロバスケットボールチームのゴールデンステート・ウォリアーズの麦わら帽子を代わりに被っていたが、その後、こちらの兜を使用することに。レンヒーフォがツノを壊すハプニングがあったが、報道によるとツノは衝撃を逃がすためにあえて外れやすいよう作られているのだとか。
シンシナティ・レッズ
エンゼルスと同じような兜=ヘルメットを被るのがシンシナティ・レッズ。ヴァイキングのヘルメットとマントを着用し、なんとも勇壮なお姿。ホームランを打ったジェイソン・ヴォスラーも実に自慢気じゃない!?
ミルウォーキー・ブリューワーズ
被り物といってもいっぷう変わっているのが、ブリューワーズ。ご覧のように巨大なチーズを被ってセレブレーション。なぜチーズかというと、本拠地のウィスコンシン州のニックネームが”チーズヘッド”だから。もともと同じウィスコンシン州を本拠地とするNFLのグリーンベイパッカーズが行なっていたもので、ブリュワーズも取り入れたのだとか。これは盛り上がる!
マイアミ・マーリンズ
アメリカン・フットボールのヘルメットをホームラン・セレブレーションに使用しているのはマイアミ・マーリンズ。真っ白なヘルメットに、ホームランを打つたびにシールが追加されていくという具合。これなら頭をバシバシ叩く手荒い祝福も耐えられる!?
トロント・ブルージェイズ
被り物ではなく羽織ものをホームラン・セレブレーションに使用しているのが、カナダのトロントを本拠地にするブルージェイズ。ブルーのホームラン・ジャケットはバーリオジャケットと呼ばれていて、チームロゴや監督・選手の出身国名などがプリントされている。ちなみにバーリオはスペイン語で”近所”の意味。様々な近隣の国々から集まるメンバーに対して敬意を表しているのだとか。
ボルチモア・オリオールズ
首から巨大ネックレスをかけるのがオリオールズのホームラン・セレブレーション。ネックレスにはチームロゴ”O”が吊るされていて、なんともゴージャスでスペシャル感満載。サンディエゴ・パドレスでもスワッグ・チェーンを首にかけるセレブショーンが行われていた。
デトロイト・タイガース
デトロイト・タイガースではボクシングやプロレスで見られるチャンピオン・ベルトをホームランを放った打者に渡している。ボルチモア・オリオールズでもチャンピオン・ベルトを渡すホームラン・セレブレーションを実施していた。
ボストン・レッドソックス
ボストン・レッドソックスではホームランを放った打者をランドリー・カートに乗せて、みんなでハイタッチするのが恒例。今年から移籍した吉田正尚が初ホームランを打った際は、ランドリー・カートではなく日本でもトレードマークだったダンベルを手渡し、セレブレーションを行なった。
アトランタ・ブレーブス
斧がトレードマークのアトランタ・ブレーブスはピンクのプラスチック製ソードを手渡すホームラン・セレブレーションを実施。海賊が持っていたような剣で、これを振りかざすのがお約束となっている。