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2020.02.13


乗らずに買っても後悔ナシ!? 〈アウディ〉RS7スポーツバック

血湧き肉躍る、そんなスペックを持ったクルマに、一生に一度は乗ってみたい! だけど、振り回されるほどにハードなモノには毎日乗れない……。できれば日常はコンフォートかつシックに、そして週末はド派手にサーキットをかっとばす、なんて欲張りなクルマってないものか。そ〜んな悩みをお抱えのそこのアナタ! 今年、〈アウディ〉からこんなモデルが日本にも導入されそう! 〈アウディ〉RS7スポーツバックだ。


すでに当コラムでもご紹介したRS5スポーツバックの兄貴分に当たるこのモデルは、昨年2019年のIAA、通称フランクフルトモーターショーでお披露目されたばかり。ドイツ・ミュンヘンにて試乗が叶ったのでご紹介したい。

さて、まずはルックスからチェックしたい。ご存知のとおり、このクルマのベースとなっているのはA7スポーツバック。だけど、全高はほぼ同じで、全幅と全長は少しずつ延長されている、というものになっている。これにより、驚くほどの超絶美麗シルエットを誇っていることに注目してほしい。

特に用意していただいた試乗車は、最近〈アウディ〉が推すブラックパッケージ、つまりブランドロゴであるフォーリングスを含めて、同社のアイコンである“シングルフレームグリル”や左右インテークまでもがすべてブラックアウトされている、というもの。コレがメチャクチャかっこいいのだ。シンプルかつクリーンなデザインのフロントマスクは、1950mmとタップリ取られた全幅のサイズと併せて、押し出し感はあるのにどこかノーブルな雰囲気を醸し出す。

全長は実に5009mmと、こちらも圧倒的なサイズ感。対して全高は1424mmとかなり低いが、運転席へのアプローチはさほどハードじゃないのもポイント。タイトスカートを穿いた大切な人でも、すんなり乗りこんでもらえると思う(すべて欧州発表値)。

インテリアもすっきりクリーンながら、どこかレーシングな雰囲気をたたえているから、日常でも街から浮きすぎず、かつ威張り感はタップリな好バランスを叶えた。

 

 

走りは? もちろん“ちょっぱや”!


さて、注目の走りだが、これが完全に陶酔系の“ちょっぱや”なものだからご期待いただきたい。搭載されるのは4.0ℓV8エンジン。実に600hpを誇り、最大トルクは800Nmを2050~4500rpmという幅広いレンジで発揮する。

しかし、いざステアリングを握って走り出せば、圧倒的な静粛性とフラットなキャビン、そして決してピーキーすぎないトルクのフラットさに再び驚くことになる。


試乗は一般市街地からドイツの誇る速度無制限域を含むアウトバーンだったのだが、通常モード、つまり市街地レベルでは驚くほどにコンフォート。V8の低い唸り声は、室内でのささやき声の会話を邪魔しない程度に抑えられ、低速から高速までなんのショックももたらさずにシームレスに乗員を運ぶ。

しかし一転、速度無制限域に入れば、静粛性はそのままに、獰猛なトルクがあっという間に200km/hオーバーまでドライバーを連れて行ってくれてしまうのだ。ただ一抹の恐怖も与えることなく!


怖さのない理由、それはかなり細やかに張り巡らされた電子制御の賜物。特に同社のアイデンティ“クワトロ”の四輪制御技術は、“電子制御のバケモノ”といってもいいくらい、高度かつ複雑なもの。しかし、〈アウディ〉の凄さはその電子モノを完璧に協調制御した、ナチュラルなハンドリングにある。特にRの変化する緩いカーブが回りこむような道では、ステアリングフィールの軽さ・ラクさにその恩恵を感じるはずだ。いやはや、ちょっと驚きの仕上がりだった。

しかし、ここで『Safari Online』読者だけに忠告しておきたい。実は今、この“RS”は、これに限らず受注を開始したら瞬殺で売り切れてしまう大人気モデルなのだという。このRS7スポーツバックだってきっと、例外じゃないだろう。もし、どうしても手に入れたい人は、今から販売店と良好な関係を築いておいてほしい。乗らずに買っても、決して後悔することはないから!

気になるスペックは?


★DATA 〈アウディ〉RS7スポーツバック
●全長×全幅×全高:5009×1950×1424mm
●エンジン:4.0ℓV8ツインターボTFSI+マイルドハイブリッドシステム
●最高出力:441kW(600hp)
●最大トルク:800Nm(27.5kgm)/2050~4500rpm
●トランスミッション:8速ティプトロニック
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:未定

 
Information

●アウディ コミュニケーションセンター 
TEL:0120-598-106

文=今井優杏 text:Yuki Imai
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