走りも見た目もお洒落なスニーカー!? 〈ルノー〉キャプチャー
すっかり初夏の様相を呈する日本列島。季節の移ろいの早さに驚くとともに、半袖で過ごせる気候が続くことに、素直に嬉しい気持ちもあったりして! そんな軽やかな気分になれば、やっぱり軽快なクルマを選びたくなるってもの。だったら、こんな洒落感ある選択肢はどう? 〈ルノー〉のコンパクトSUV、キャプチャーだ。
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とにかくサイズ感がイイ。全長4230×全幅1795×全高1590㎜。〈フォルクスワーゲン〉のゴルフベースのSUV、T-ROCと大体似たような寸法といえばわかりやすいだろうか。このサイズ、とにかく街での取り回しがバツグンにいい。同社コンパクトハッチバックのルーテシアに比べてヒップポジションも高めなので、駐車場での扱いも容易だ。これなら駐車場から乗り出すことを億劫に思うことなく、まるで足に馴染んだスニーカーをつっかけるように、さらりと街に乗り出せそう。さらに、個性的なルックスにも注目したい。
全体的なボディラインは有機的な曲線を多用しているのに、“C”を象った大きなフルLEDのヘッドライトや、ふんだんにちりばめられたメタル、そして上下ふたつに大きく広げられたエアインテークなどでピリッと辛口に仕上げた印象。
おなじく“C”を象ったリアコンビランプが鎮座するリアビューも、先代以上に手が加えられ高級感を増した。やはり後ろ姿が美しいと、クルマは全体の印象がキュッと引き締まる。あえてメタリックな切削面を表に出した18インチアロイホイールも、踏ん張り感を強調する。
さらにインテリアも美しい。筆者、実はこの淡麗なインパネまわりこそが〈ルノー〉の魅力だとかねてより思っている。シンプルかつミニマルなシフトまわり。カードキーを収めるための専用の凹み。ステアリングホイールの奥に隠されたオーディオ類の操作レバー、そして7インチメーターパネルのアートのような独特のセンス。コンパクトモデルなのに手を抜かないシートのゴージャスさも心地よい。そう、今のキャプチャーは驚くほどに“ちゃんと欧州車”。満足度の高いモデルなのだ。
走りもまた、ドライバーを唸らせる魅力に満ちている。今回はガソリンエンジン車を推したいのだが、コチラに搭載されているのは1333ccの直4ターボ。7速のDCTとの組み合わせで、パワフル……というよりヤンチャなほどのトルクでグイッと車体を高速域まで運ぶ。コーナリングは正確だし、それを操るステアフィールもビタッとキマる。しかも17km/ℓと燃費も優秀! そう、走りにもこだわりの美学がビシッと敷き詰められているのだ。
とにかく人気のコンパクトSUV、ありきたりな選択肢で他人とカブるのが嫌なら、キャプチャーこそ大穴の感もある。さらにこのご時世、ガソリンエンジンモデルは即納車を確保しているとの情報をキャッチ! この週末に試乗してみては?
★DATA 〈ルノー〉キャプチャー インテンス
●全長×全幅×全高:4230×1795×1590㎜
●車両重量:1310kg
●ホイールベース:2640㎜
●エンジン:1.3ℓ直列4気筒DOHCターボ
●最高出力:113kW(154PS)/5500rpm
●最大トルク:270N・m(27.5kgm)/1800rpm
●トランスミッション:7速オートマティック
●駆動方式:前輪駆動
●税込み価格:327万円~
●ルノー・コール
TEL:0120-676-365
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