浮いていいのは〈コルム〉の新作時計だけ⁉
カレンダーディスクで魅せるひと味違うスケルトン時計!
スケルトン時計の醍醐味は、なんたって緻密な中身が目で楽しめること。それは高級機械式時計であればなおさら。
- TAGS:
- Watches
カチカチ動く心臓部であるテンプや、その動力を伝える輪列。これらをじ~と見ているだけでも楽しくなるのは、なにも時計マニアだけじゃない。で、そんなスケルトン時計に、ちょっと面白いモデルが登場するので是非ご紹介したい。
それが、〈コルム〉の“アドミラル エーシーワン 45 スクレット”。この時計の見どころは、なんといっても美しいカレンダーディスクにあり。なんでもコレ、放電加工によってひとつひとつ切り抜いたようで、ムーブメントの上に浮いて見えるサマもなんともユニーク。 また、上下2段で日付を表す手法も珍しく、それにより視認性の高さもしっかり確保。「今日は何日だっけ?」と6時位置の窓を見れば、上下の数字で18日(写真の場合)ってすぐにわかる。実用性とデザイン性をこんなふうに両立させている時計って、なかなかないかも。
“アドミラル エーシーワン45 スクレット”。各色世界限定288本。10月発売。ケース径45mm、自動巻き、ブラックPVD+チタンケース、ラバーストラップ、300m防水。各135万円(以上コルム/GMインターナショナル)
ちなみに〈コルム〉のアドミラルコレクションといえば、ご存知のとおり国際海洋旗のインデックスが特徴で、海好きな男たちに支持されている人気シリーズ。ケースを船のナットを模した12角形にしたり、ダイヤルにヨットのデッキに使われるチーク材を使用したアイテムを出すなど、海好きにはたまらない時計を作り出してきている。
そして今回は、その象徴である海洋旗のカラーをあえて使用せず、ケースやストラップを黒一色で統一。シックな仕上がりになっているから、秋になると増えるダークトーンの着こなしにもマッチするに違いない。そしてもうひとつ。こんなユニークな時計なら、お隣の女性も興味を持ってくれるはず。おっと! だからといって、いつも腕捲りして手元をアピールするのはちょっとやりすぎかも。カレンダーダイヤルは浮いてもいいけど、アナタが浮いちゃうと元も子もない⁉