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2023.08.17


【時計】〈グラスヒュッテ・オリジナル〉の新作はレトロフェイスがなんとも大人好み!



時計を選ぶとき、 “文字盤の色”を決める基準はどうしてる? 一般的に価格の手頃なカジュアルウォッチなどであればインパクトを狙ったり、特定のコーディネートを意識したカラフルなものも比較的気軽に選ばれたりするが、高級時計、こと最初の一本となるとそうもいかないのが実情。一生モノに求められる汎用性の高さを重視するあまり“遊び心”には軸足を置きづらくなりがち。元来、一流ブランドの代表作はブラックやホワイト、シルバーなどコンサバティブな色がマジョリティに。だが、近年その構図に変化が現れている。長年の伝統と実績を誇る大御所が、次々にフェイスの“カラー革命”に乗り出しているのだ。
 

 


〈グラスヒュッテ・オリジナル〉はドイツ時計産業の中心地、グラスヒュッテに拠点を置くブランド。発祥は1845年で、いわゆる老舗だが、第二次世界大戦後、東ドイツ政府によって同地の他の時計工房とともに国営化され、長年に渡り社会主義国のための画一的な製品作りを強いられていた。その後東西ドイツが統合された1990年に民営化され、1994年に〈グラスヒュッテ・オリジナル〉と名称を新たにスタート。東側の支配下だった不遇の時代にも密かに伝統の技術を守り、新時代となってそれを開花させた。
 

 


同社の製品は来歴に根ざしたオーセンティックな趣向が魅力だが、同時に、モダンでファッショナブルな要素も際立つ。セブンティーズ・クロノグラフ・パノラマデイトはその好例で、1970年代特有のスクエアシェイプを生かしたデザインを“時代の空気感”まで再現しながら高級時計に落とし込んだ傑作。最新作は“オーシャンブリーズ”と銘打ち、爽やかな夏の海を思わせる、絶妙なトーンのブルーフェイスが印象的。
 

 


グラスヒュッテの歴史そのものとも言える同社は95%以上の部品を自社で製造するマニュファクチュール。文字盤もドイツ・シュヴァルツヴァルト地方の自社工場で製造していて、このモデルの端麗なラッカー文字盤は熟練職人の手作業で数十にも及ぶ工程を経て実現したもの。一見カジュアルな印象だが内実は重厚な伝統のなせる技で、艶めいた個性を放ちつつ、格調の高さが汎用性も担保。通俗的な“カラバリ出ましたっ!”的なノリとはわけが違う。
 

 


そんな美貌に心を奪われつつ、数々の機構を見ていくとそこに秘められた意匠がまた素晴らしい! 文字盤の3時位置には連続した経過時間計測が迅速に行えるフライバック・クロノグラフの30分積算計があり、12時間積算計は12時位置の小窓で表示する回転盤式。

9時位置はスモールセコンド(秒針)で、その一画にはさりげなくパワーリザーブ表示が配される。そして、6時位置にはグラスヒュッテ時計の象徴、1の位と10の位を別の回転盤で表示するパノラマデイトを搭載。パノラマデイトは一般的にはビッグデイトとも呼ばれ、通常は左右の数字の間に支柱が入り厳密には一個の数字とはならないが、同社のそれは両者をひとつの表示窓に集約し、より視認性、審美性を高めている。
 

 

世界100本限定。ケースサイズ40×40mm、自動巻き、SSケース&ブレス、10気圧防水。215万6000円(グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座)

こうした機構を内部で駆動・制御しているのが約70時間のパワーリザーブを誇るキャリバー37-02。グラスヒュッテの時計は伝統的にムーブメントをより堅牢にする“3/4プレート”と呼ばれる構造を用いることが多く、この機種も然り。表面にはグラスヒュッテ様式の装飾仕上げが施され、サファイアクリスタルの裏蓋から眺められる。

つまり、表も裏も美しい。“腕元に彩りを”なんてありふれた時計の謳い文句かもしれないが、セブンティーズ・クロノグラフ・パノラマデイト・オーシャンブリーズではそれがリアルに響いて心に刺さる。そこに170年以上に渡るグラスヒュッテ時計の歴史が、しっかり刻まれているからだ。
 

 

 
Information

●グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座
TEL:03-6254-7266


文=川口哲郎 text:Tetsuro Kawaguchi
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