Tシャツや半袖シャツなど軽装がふさわしい季節になってきた。普段は落ち着いた色味がお好みの大人も、コーデに爽やかさを出したいと思っていることだろう。けれども、取り入れ方を間違えると悪目立ちするなど、意外と難しいのが悩ましいところ。そんなときに頼りになるのが時計。手元に爽やかなタイムピースを置くだけで、全体の印象がガラリと様変わりする。〈エドックス〉の新作クロノオフショア1 クロノグラフ ジャパン リミテッドエディションはまさにそんな1本。文字盤にベゼル、ストラップまで白でカラーリングしたオールホワイト仕様。そこに夏らしいブルーでアクセントを加えている。こちらをいつものコーデに投入するだけで、爽やかな雰囲気がまとえるというわけ。
〈エドックス〉のクロノオフショア1は、海のF1と称されるパワーボートレースの最上級オフショアクラスの世界観を投影したダイバーズウォッチ。1200馬力のエンジンを4 基搭載したマシンを使用するエクストリームなレースは、常に高みを追い求める時計製造への姿勢を貫く〈エドックス〉と高い親和性があると言えるだろう。
その新作となるこちらは、日本限定のオールホワイトモデル。文字盤、ベゼル、ラバーストラップなどに爽やかなホワイトをチョイスし、アローハンド分針先端の縁取り、ベゼル上のインデックスなどにブルーを配置。これからのシーズンにピッタリな軽快なイメージを醸し出している。
45㎜のガッチリとしたケースは、軽量で剛性の高いチタン素材を採用。特殊なケース構造とねじ込み式リュウズによる高い防水性を備えている。さらに飽和潜水で浮上時に減圧を行う過程で、ケース内に入り込んでしまったヘリウムガスを自動的に排出するバルブ(オートヘリウムエスケープバルブ)を標準装備。ハイスペックなダイバーズ機能を搭載しているのは大きな魅力だろう。
存在感のある逆回転防止ベゼルは、ハイテクセラミック製。サファイアと同等の高硬度で、耐傷性に優れているのが特徴。腐食などに強いだけでなく、独特の光沢が美しさを保ってくれる。ちなみベゼル上にある4カ所のビスは、ブランドエンブレムの砂時計をデザイン。こんな細部へのこだわりを知ると、俄然、愛着が湧いてくる。
文字盤は、6時位置に12時間積算計、9時位置に30分積算計を配した3つ目タイプ。4時位置には日付表示を備え、日常使いにも対応している。そして、クロノオフショア1らしさが表れているのが、インデックスにあるアラビア数字の1。これはレース界のチャンピオンの証を表現したもの。頂点を目指したい人とっては、勇気が出てくるデザインだろう。
6月16日発売。ケース径45㎜、クォーツ、チタンケース、ラバーストラップ、100気圧防水。25万3000円(エドックス/ジーエムインターナショナル)
ストラップは雨が多い梅雨時や、夏場のマリンスポーツなどに適している白のラバー製。これなら白Tにグレーのスウェットショーツといったスポーティな装いにも馴染んでくれるはず。
たくましさと爽やかさを兼ね備えた〈エドックス〉のホワイトクロノ。白Tにデニムといった夏の定番コーデも格上げしてくれること請け合い。コーデの幅を広げる意味でも、是非手に入れてみてはいかが?
●ジーエムインターナショナル
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