古きよきものの理想的な楽しみ方を教えてくれる〈チューダー〉のフィールドウォッチ!
古くなってこそ魅力を増すものにロマンを感じつつも、年齢的にはメンテや探すのに手間がかかりすぎるものに抵抗を感じはじめた。そんなサファリ世代の揺れ動く気持ちに応えてくれる腕時計が、〈チューダー〉にあるってご存知!?
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TUDOR
旧車のバイクやクルマ然り、ヴィンテージデニム然り。古きよきものや語るべき物語のあるものに、理屈抜きで惹かれてしまう。『サファリ』読者のみなさんなら、これに共感してくれる人は少なくないはず。男はロマンを追いかけるものなんてよくいうくらいだから、それも致しかたないことかと。でも、ある程度年を重ねると、ロマンと現実の狭間で揺れ動くようになるのもまた事実。
ヴィンテージデニムはマイサイズを探すのに手間も時間もかかるし、旧車のバイクは、オーバーヒートが怖くて夏は様子を窺いながら走る必要があったりする。そんな不便さを魅力として楽しめる時間的な余裕があるのは、若造時代の特権。いい年の大人になると、できればその不便さなしで古きよきものを楽しみたいのが本音だし、人生経験の豊富さから生まれる余裕によってそれができる年齢でもある。
そんな理想的な形で古きよきものを楽しませてくれるのが〈チューダー〉の“レンジャー”という時計だ。この“レンジャー”というモデルは、1952年に北グリーンランド遠征を成し遂げた英国探検隊が着用していた同社初の自動巻き式防水時計“オイスター プリンス”のスピリットを受け継ぐモデルとして、1960年代に誕生したもの。これはその4世代めに当たるモデルで、最新技術を用いて踏襲しながらアーカイブを現代に蘇らせたアワーマーカーやアロー型指針が古きよきフィールドウォッチの世界観を楽しませてくれる。
そんな温故知新なスタイルながら、心臓部はスイス公認クロノメーター認定取得の最新自社ムーブメント搭載。日差-2秒から+4秒の高精度を誇り、70時間のロングパワーリザーブを実現するなど、スペック面は多忙な大人の相棒として申し分ない。ロマンと現実で揺れ動く大人が選ぶべき時計の正解って、まさにこういう時計なのでは⁉
ファブリックストラップは、19世紀の織機で仕立てたフランス製。工具なしで5段階の長さ調整ができる“T-fit”クイックアジャストクラスプ付きのSSブレスもある。ケース径39㎜、自動巻き、SSケース、ファブリックストラップ、100m防水。33万3300円(チューダー/日本ロレックス / チューダー)
●日本ロレックス / チューダー
TEL:0120-929-570
雑誌『Safari』2月号 P218掲載
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photo : Mika Miyamoto text : Takumi Endo