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2018.10.25


読書に没する旅に出る!

読書はどこででもできる。通勤の車内でも、トイレの中でも。けれど本とじっくり向き合うなら、なにかの合間ではなく、本腰を据えられるこんな宿がいい。

HAKONE HONBAKO
箱根本箱


本好きならではのアイデアを
満載したブックホテル


本と箱根を掛け合わせたネーミング。ロビーラウンジでは、壁を埋め尽くす圧巻の本棚がお出迎え。館内の本はすべて購入できる

本の問屋の日本出版販売(以下、日販)が箱根・強羅の保養所を改装し、新潟の名宿〈里山十帖〉を手掛けた“自遊人”とタッグを組んだブックホテルが、今年8月に誕生した。館内1万2000冊の本のディレクションは日販、施設全体の企画・運営は“自遊人”が担当。本に携わる本好き同士が、得意分野のノウハウと知恵を出し合った、仕掛けに満ちた“箱”になっている。

ユニークなのが、「あの人の本箱」企画。客室を中心に館内の随所に、各界の第一線で活躍する人々が選書した本箱を設置。写真家・映画監督の蜷川実花やチームラボ代表の猪子寿之、美術家の横尾忠則など、あの人がどんな本で形成されたのか、脳内を覗き見する気分だ。
 
18の客室すべてに温泉露天風呂を備え、半数以上が箱根外輪山を望む。施設にはショートフィルムを上映するシアターや、ブックアートが目に楽しいレストランなども。ロビーの巨大本棚から好きな本を選び、その世界にしばし没入。旅先でもうひとつ、物語を旅している自分に気づいた。なんて贅沢。

 

客室は18。テラスに湯船やチェアなどを置き、自然を感じる工夫も 

本棚の中やくぼみなど、狭い場所で本が読みたくなるのは本好きの性質だろうか

並べた古書をキャンバスにした、エカテリーナ・パニカノーヴァのブックアートが印象的なレストラン。佐々木祐治シェフによる地元食材を使った自然派イタリアンも滞在の大きな楽しみ

 

 
Information

●箱根本箱[HAKONE HONBAKO]
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-491
料金:マウンテンビューコーナースイート3万1400円~、マウンテンビューツイン2万4980円~、グリーンビューファミリー2万4980円~など(2名利用時の1名料金、朝食付き)
TEL:0460 -83 -8025
URL:hakonehonbako.com

雑誌Safari12月号 P274掲載

文=古関千恵子
text : Chieko Koseki
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