アートとファッションの街・渋谷に調和した〈ギャラリー イレブン〉は、ホテルグルメの新スポット!
〈ホテルインディゴ東京渋谷〉は2023年8月29日に開業した、ホテルインディゴで初めてとなる首都圏のホテル。渋谷ならではのファッション性や音楽を見事に取り入れ、渋谷スクランブル交差点を見下ろせるという絶好のロケーションで存在感を示している。食でも支持されていて、〈ギャラリー イレブン(Gallery 11)〉が好評だ。
エグゼクティブシェフを務めるのは、イタリア・ナポリ出身のダビデ・ディ・ディオさん。イタリアをはじめ、イギリス、スペイン、フランス、オーストラリアと様々な地域の料理に精通し、クリエイティブな料理を創造している。このダビデさんのもと、〈ギャラリー イレブン〉では、渋谷の街からインスピレーションを受け、日本のツイストを効かせたインターナショナル料理が味わえる。
ここで体験しておきたいのが、メインのダイニングエリアで楽しめるコースディナー。季節で新しくなり、その日の仕入れによっても内容が変わる。魚料理と肉料理をチョイスできる全4品コース(7480円)と魚料理と肉料理のどちらとも味わえる5品コース(9130円)があるので、お腹の具合で選んでみて。
“グリーンピースとカレーのコロッケ”
“グリーンピースとカレーのコロッケ”は、手でいただくシグネチャーのフィンガーフード。季節の野菜が包まれていて、旬の味覚をふんだんに味わえる。コールスロー、ゴートチーズ、柚子胡椒が合わせられていて、上にのせられたビーツのピクルスの酸味がよいアクセント。
“サーモンのカルパッチョ”
魚介類の旨味が詰まっているのが、“サーモンのカルパッチョ”。オレンジソースの甘酸っぱさがサーモンの脂をすっきりとさせ、ワカメはミネラル感と滋味がある。
“リガトーニカルボナーラ”
ショートパスタの“リガトーニカルボナーラ”は、自家製スモークベーコンの薫香が奥ゆかしい。リガトーニは弾力があってモチモチッとし、クリームソースがふんだんに絡む。胡椒の香りは穏やかで、上品なカルボナーラだ。
“熟成ポークロイン”
メインは3種類からセレクトできて、一番人気は“熟成ポークロイン”。脂たっぷりの背肉を熟成させ、落ち着きのある上味へと昇華させた。ハニージンジャーソースの甘味が、豚肉の脂と相性抜群。ガルニチュール=付け合わせの野菜もたっぷりで、香菜のアクセントが刺激的。
“バニラのババロアとフラワーゼリー”
“バニラのババロアとフラワーゼリー”は、ラズベリーソルベを添えた見た目も愛らしいアシェットデセール=皿盛りデザート。円環型のバニラババロアはとてもコクがあり、エルダーフラワーで軽やかに仕上げられている。
ハウスシャンパーニュは“マム グラン コルドン”(1980円)。スタイリッシュなボトルが店の雰囲気にマッチしているだけではなく、黒ブドウ主体の複雑な風味と華やかながらも力強い余韻が、モザイク感のある渋谷にぴったり。“6+2=8Flavor ‘HACHIKO’”(1870円)はクラフトジンをベースにした、8つのフレーバーが味わえるカクテル。遊び心のあるネーミングになっているので、オーダーした時に聞いてみるといい。“SHIBUNAMA”(1540円)は渋谷限定のご当地クラフトビール。ホップ由来の柑橘系のアロマが特徴的で、いろいろな料理にマッチする。
アートとファッションの街・渋谷に見事調和した〈ギャラリー イレブン〉。ホテルグルメの新スポットとして、ますます注目されそう!
●〈ホテルインディゴ東京渋谷〉ギャラリー イレブン(Gallery 11)
住所:東京都渋谷区道玄坂2-25-12
営業時間:朝食6:30~11:00(10:30LO)、ランチ11:30~14:30(14:00LO)、アフタヌーンティー14:30~17:30(16:00LO)、ディナー18:00~23:00(21:30LO)、バー11:00~24:00(23:30LO)
TEL:03-6712-7475
URL:https://gallery11.jp/
※サービス料別
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1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。