Safari Online

SEARCH

LIFESTYLE ライフスタイル

2025.12.30


Bリーグ・アルティーリ千葉の若き司令塔【黒川虎徹】、多くの支えがあって“自分の殻”を破った1戦!

悲願のB2リーグ優勝を経て、今季からB1で戦っているアルティーリ千葉のポイントガードを担う黒川虎徹。“自分の殻”を破り、ブレイクスルーを果たすことができたレギュラーシーズンの試合で思い至ったこととは!?

バスケットボール選手 黒川虎徹
2001年、長崎県生まれ。東海大学付属諏訪高校を卒業後、東海大学へ入学。4年次にはキャプテンを務め、U22日本代表にも選出。特別指定選手として、2023-24シーズンにアルティーリ千葉に加入。2024-25シーズンにB2プレーオフMVPを受賞。

昨シーズンに、B2レギュラーシーズン歴代最高勝率でプレイオフに勝ち進み、優勝とB1昇格を果たしたアルティーリ千葉。そのプレイオフで最優秀選手賞を獲得する活躍を見せたのが、加入2年めにしてポイントガードを担った黒川虎徹だ。そんな黒川が分岐点として語ってくれた試合は、その2024-25シーズン第8節の福井ブローウィンズ戦。ゲーム1では連勝していたチームに初黒星をつけられてしまったが、一夜明けたゲーム2では快勝。第1クォーターの立ち上がりから黒川や前田怜緒の3ポイントでスコアを伸ばし、第3クォーターで一時点差を詰められてしまうものの、スピードを生かした黒川のゲームメイク、リングアタックで応戦。激闘のゲームを91-65で制した。

「ゲーム1で負けてしまった後、一度なにも考えずにやってみようと思い、それがうまくいった試合でした。セットプレイなどのチームとしてやりたいことを必要以上に遂行しようとしすぎて萎縮してしまい、自分の殻を破れていなかった感覚があった。だから、逆にもう自分のやりたいことを思い切りやってみようと思ったら、うまくハマったという感覚がありました。象徴的なシーンを挙げるとしたら、福井の木村圭吾選手と僕がマッチアップした場面。バックコートからボールキャリーをしながら木村選手を抜いて、そのままレイアップを決めることができた。そこから勢いに乗ることができたという感覚がありましたね」

手応えを得て、それまで支えてくれた人たちの存在の大切さを感じたという。

「この試合の前もゲームには出させてもらっていましたが、コーチや選手たちの信頼を得るまでには至っていなかったので、自分の殻を破れたことは本当に嬉しかった。そこに至るまでは、アシスタントコーチのみなさんがいつもマンツーマンでワークアウトをしてくれるなど、本当に多くの人たちが僕のことを支えてくれてきた。だからこそ、活躍できたんだということを実感しました」

この試合での経験を経た黒川は、その後、司令塔としてアシストやアシスト/ターンオーバー比率を着実に上昇させ、杉本 慶、大崎裕太、前田怜緒といったスタイルが異なるタレントが揃うアルティーリ千葉のガード陣に、さらなる厚みを加える存在になっていった。レギュラーシーズンでは、アシスト部門でB2ランキング11位、フリースロー成功率では2位に。アシスト/ターンオーバー比率は、公式戦の85%以上に出場したプレイヤーではリーグ7位となった。そんなブレイクスルーを経て自信を得た黒川は今シーズン、悲願の昇格を果たしたB1リーグで新たな戦いに挑んでいる。

「できている部分とできていない部分が、ハーフ&ハーフ。チームを勝たせることができていないし、自分を証明しきれていない。現時点では、そこが1番感じているところかなと思います。相手が嫌なところを攻めるなど、ポイントガードとしてやるべきことがシーズン序盤はできず。それがここ数試合はできている感覚があるので、それはポジティブな要素。最後まで勝ちきれないのは、やっぱりポイントガードである僕のせいだなと思うところはありますね。まずは、安定したパフォーマンスをすることが大切。ディフェンスで抜かれないことだったり、シュートもペイントエリアで決めるだけでなく、3ポイントもしっかり決めることで対戦チームのディフェンスも守りにくくなるし、チームの仲間もより生かせるようになってくる。だからこそ、この後の試合では、そういった全体のバランスというものをもっともっと大事にプレイする必要があると思っています」

黒川は、年明けの1月に開催される“Bリーグ オールスターゲーム ウィークエンド2026 イン 長崎”への初出場を果たす。地元である長崎での開催ということで熱い声援を受けることになりそうだが、そんな黒川に目指すべきアスリート像を聞くと、こんな答えが帰ってきた。

「これは僕がプロになる前からずっと考えていたことなのですが、小さい子供たちから憧れられる選手になりたい。僕自身が長崎のめちゃめちゃ田舎のほうの出身なのですが、小さい頃はプロのバスケットボールの試合を見たり、触れたりする機会がほとんどありませんでした。そういった環境にいる子供たちにも、夢を見させてあげられる存在になりたいですね。将来的には、子供たちがバスケットをするための環境作りができるようにもなりたいと思っています」

アーティスト 田村 大
1983年、東京都生まれ。2016年にアリゾナで開催された似顔絵の世界大会であるISCAカリカチュア世界大会で、総合優勝。アスリートを描いた作品がSNSで注目を集め、現在のフォロワーは15万人以上。その中にはNBA選手も名を連ねる。Instagram:@dai.tamura

【『Safari』2月号は好評発売中!】

 

 

 
Information

※『Safari』2月号190〜192ページ掲載

●『Safari』2月号の購入はコチラ
●『Safari』定期購読はコチラ

●『Safari』公式 Instagram(@safarimagazine_official)もチェック

イラスト=田村 大 構成&文=遠藤 匠
illustration : Dai Tamura composition&text : Takumi Endo
俳優・市原隼人が〈タグ・ホイヤー〉のレーシングスピリットを宿す!情熱と男らしさを備えるクロノグラフとともに!
SPONSORED
2026.02.25

俳優・市原隼人が〈タグ・ホイヤー〉のレーシングスピリットを宿す!
情熱と男らしさを備えるクロノグラフとともに!

1963年の誕生以来、優れた精度と視認性でモータースポーツシーンにて絶大な支持を獲得している〈タグ・ホイヤー〉の“カレラ”。時計の本質を追求し続け、あくなき情熱と男らしさを備えた新作クロノグラフを俳優・市原隼人はどう感じたのだろうか?

TAGS:   Fashion Watches
〈ディースクエアード〉の新作で違い出し!個性的で華やかな春カジュアル!
SPONSORED
2026.02.25

〈ディースクエアード〉の新作で違い出し!
個性的で華やかな春カジュアル!

空気が暖かくなってきたら、自分らしい春カジュアルを楽しみたい。そこで注目したいのが、とびきり自由で楽しげな〈ディースクエアード〉。自由で個性あふれる春の新作をまとえばまわりと差がつく春の着こなしになる。

TAGS:   Fashion Denim
用意すべき1着は〈タトラス〉にあり!心地よくて見た目がいい大人の春アウター
SPONSORED
2026.02.25

用意すべき1着は〈タトラス〉にあり!
心地よくて見た目がいい大人の春アウター

これからの季節、シャツやTシャツにサッとアウターを羽織るくらいがちょうどいい。となると、軽やかで着心地がよく、見た目の存在感もある春アウターを1着用意したい。そこで注目したいのが、アウター作りに定評のある〈タトラス〉の新作。軽くて着心地が…

TAGS:   Fashion
穿きたいのは〈ディーゼル〉の新作!大人の春デニムは男らしくて楽ちん!
SPONSORED
2026.02.25

穿きたいのは〈ディーゼル〉の新作!
大人の春デニムは男らしくて楽ちん!

身も心もアクティブになる春は、男らしさたっぷりで、動きやすさも意識したデニム選びをしたいもの。となると、やっぱり気になるのは〈ディーゼル〉の新作。トレンド感のあるシルエットと、大胆で繊細なダメージ加工には定評があるし、快適な穿き心地の“ジ…

TAGS:   Fashion Denim
洗練された日常の傍らに〈ヴェイランス〉を。都市生活をアップデイトする機能性と美意識の共演。
SPONSORED
2026.02.25

洗練された日常の傍らに〈ヴェイランス〉を。
都市生活をアップデイトする機能性と美意識の共演。

デザイン、仕立ての確かさ、機能性。これらすべてを袖を通した瞬間に実感する〈ヴェイランス〉。ミニマルな佇まいの奥には、過酷な山岳環境で磨かれた技術と思想が息づく。都市で生きる大人の日常に寄り添い、装いに密かな誇りと余韻をもたらす洗練のハイエ…

TAGS:   Urban Safari Fashion
高パフォーマンスを求めるお洒落ゴルファーの相棒〈エコー〉!デザインと機能が融合したハイスペック・ゴルフシューズ!
SPONSORED
2026.02.13

高パフォーマンスを求めるお洒落ゴルファーの相棒〈エコー〉!
デザインと機能が融合したハイスペック・ゴルフシューズ!

名コーチがいるスタジオがあると聞けば馳せ参じ、名機と謳われるクラブがあれば手に入れずにはいられない。最初は休日のレジャーだったのが今ではすっかりどハマり。スコアアップのために東奔西走するその様は、まさにゴルファー“あるある”!? そんなゴ…

TAGS:   Fashion Event

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ