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2024.10.13


ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まい

窓から見える川べりの緑に惚れ込んで、築50年のマンションを購入し、フルリノベーションした安部邸。贅沢な広さのLDKに厳選した家具だけを置き、白とダークブラウンで統一した空間は建物が持つヴィンテージ感にふさわしく、シンプルにして上質。大人格好いい空間づくりのお手本といえよう!

安部邸/3LDK/120㎡
ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まいダイニングの主役は、〈コマ〉のオーバル型のテーブル。木目が美しいウォールナット素材で、細く優美な脚や、天板のきれいなカーブが空間に穏やかな表情を添えている

元気盛りの子供たちがいるとは思えないほど、穏やかで静謐な空気感がある安部邸。その秘密は、ゆったりとした空間使いと色や素材を絞り込んだインテリアにある。木張りの壁や壁に合わせた造作の収納、カーペット敷きの床で、しっとりとリラクシーに仕上げ、リビングとダイニングはレイアウト自在のソファでさりげなく分けるなど、居心地のいい空間を実現。家具もデザイン・機能ともに気に入ったものだけを厳選することで統一感が生まれている。

当初は戸建ても検討したが、「隣家や向かいとの距離を確保しづらく、意外にリビングの窓を開けて過ごしにくい」との判断から、中古マンションにシフトチェンジ。窓の外は遊歩道と川べりの緑だけという景観が気に入って築50年のマンションを購入し、フルリノベーションした。リノベに際し希望したのは、眺望のよさを生かせる広いLDKと、たっぷりの本棚、夫のワークルームだ。もともとあった和室を取り払い、窓に面して30畳大のLDKに。壁の一面には、壁の下半分いっぱいの書棚をしつらえた。

古いマンションは、構造上撤去できない柱や梁が室内側に張り出しているが、空間の持つヴィンテージ感にさりげなく溶け込ませている点も安部邸の特徴だ。LDの掃き出し窓の内側には高さ15㎝ほどの梁があるが、壁と同色の厚みのある板を張って、ベンチ使いができるようにした。木の縁取りは視認性も高め、子供たちのつまずき防止にもなっている。

家族でボードゲームをしたり、1日の出来事を語る子供たちの話に耳を傾けたり、リビングで思い思いのことをしていてもノーストレス。「朝、キッチンから緑を眺めながらコーヒーを淹れるとフレッシュな気持ちになれる」、「週末の夕方にのんびり2人で飲むのが最高かな」と、ずっと家で過ごしたくなるような居心地のよさが、夫妻の言葉にも表れていた。

01 子供の目線にぴったりのプチライブラリー
ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まいリビングの壁には、壁の幅いっぱいに3段の書棚を造作。ソファは空間に合わせてレイアウトでき、デイベッドとしても使える〈リアルスタイル〉のトリード ソファ。

02 プライベートルームはすりガラスで気配を伝える
ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まい玄関ホールの右手、プライベートルームに繋がるドアはすりガラスで、光を通しながら視線をソフトに遮ってプライバシーを確保。

03 人工大理石とステンレスが絶妙なキッチン
ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まい調理中も家族と対話ができるようキッチンはアイランド型で、掃除がしやすいIHを採用。白の人工大理石のカウンターにステンレスのキッチンのバランスが絶妙に空間を引き締めている。

04 朝時間も渋滞知らずの2台使いの洗面ボウル
ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まい涼やかなグリーンの釉薬タイルを縦張りにしたウォッシュルーム。背面はルーバードア内部にカウンターを造作。収納する衣類を畳んだりアイロンをかけたりがここで完結する。

05 コンパクトにして十分な機能をもつワークルーム
ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まいチェアは長時間のデスクワークに負担が少ない〈エルゴヒューマン〉。室内窓をつけたことでコンパクトでも圧迫感がなく、光と風が取り込める。

INTERIOR POINT
〈ミナ ペルホネン〉の世界にひとつの椅子

ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まいダイニングで使っているチェアは、製造過程ではじかれていた木目に節がある木を使った〈マルニ木工〉のアームチェア(ふし)に、〈ミナ ペルホネン〉のハギレ(カケラ)をパッチワークした“ふしとカケラ”展で販売された1点もの。使うほどに味わいが増す木の色合いや布の風合いが気に入っているとのこと。

ずっと家で過ごしたくなるリラクシーな都市の住まい「リノベをした知人の格好いい住まいを見て、リノベの依頼先は当初から決めていました。窓を開けて過ごせることが気に入って購入した物件。ダイニングで仕事をしていてもふと目線を上げると窓の外の緑が目に入り和めます。水回りの動線も使い勝手がよく、お気に入り。ここに住むようになってから、いっそう家族がリビングで過ごすことが増えました」

『Safari』×〈HOUSETRAD〉と
居心地のいい空間づくりを

この記事を読んで、自宅、会社のリノベーション、戸建てに興味を持たれた方は、是非下記アドレスにご連絡ください。『Safari』が、インテリアデザイン会社〈HOUSETRAD〉と一緒に、あなたのライフスタイルに合った住空間をご提案させていただきます。物件探しなどもお気軽にご相談ください。
info_house@hinode.co.jp
爽やかさと抜け感がある白使いのお手本となる家

 

 

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Information

●ハウストラッド
TEL:03-6412-7406
URL:www.housetrad.com

雑誌『Safari』11月号 P240〜241掲載

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写真=松村隆史 文=中城邦子
photo : Takafumi Matsumura text : Kuniko Nakajo

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