走る楽しさを満喫できる万能eバイク! 〈ビアンキ〉E-オムニア Tタイプ
〈ビアンキ〉がeバイクに満を持して本腰を入れてきた。それが、アクティブ派の大人も納得の見た目とスペック満載のこのモデル。その特徴をひと言でいうなら、砂利道でもアスファルトでも快適に走れる万能型。同社を象徴するチェレステカラーをあえて封印した男らしい黒ボディも、購買意欲をそそるでしょ⁉︎
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- 遊べるeバイク探し! vol.8
MTBの車体をベースにトップチューブを傾斜させて乗り降りしやすい設計に。フロントライトも、リアライトと同じ40ルクスの明るいLEDをフレーム一体型で搭載。93万5000円、ヘルメット1万7600円(以上ビアンキ/サイクルヨーロッパジャパン)
クルマでいうSUVの魅力といえば、男心をくすぐる見た目で、なおかつオフロードも街乗りでも優秀なこと。なので、このタイプが好きな人は、休日は野山でよく遊び、街で買い物やカフェに出かけるのも同じくらい好き、というタイプでは? もしそんなSUV派がeバイクに乗るなら、〈ビアンキ〉の“E−オムニア Tタイプ”がうってつけ。
これは、MTBの車体をベースにしたツーリングモデル。要は悪路も走れて、街乗りも楽勝な万能型ということ。SUVでいうと、クロスオーバーSUVに近いかも。フロントサスが下がって路面の凹凸や障害物によるハンドル操作に与える影響を軽減してくれるので、未舗装の道でも安心して走ることが可能。
リアにサスのないハードテイルなので、平らな路面でスピードを出しやすいというメリットも。リアキャリアや泥除けといった、普段使いで便利な装備がデフォルトなのも嬉しい。ちなみにこれはドライブユニットも優秀で、〈ボッシュ〉がeMTB向けに開発したハイパフォーマンスモデルを搭載。業界トップクラスのトルクで気持ちのいい加速力が得られる一方、パワフルなアシストのおかげで滑りやすい路面で車体をコントロールしやすい。街も自然も愛するデュアルライフのよき相棒に出合えたかも⁉
ディスプレイは〈ボッシュ〉製。スマホの専用アプリと連動し、走行データを管理できる。
バッテリーとパワーユニットはダウンチューブに内蔵。見た目もすっきり。
リアライトもフレームに内蔵。視認性が高い40ルクスの明るさで、安全性も確保。
SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:1930×700×1150㎜
●重量:約32kg
●フレーム素材:アルミ
●ドライブユニット:ボッシュパフォーマンスラインCX
●バッテリー容量:625Wh
●充電時間:約4.9時間(0~100%)
●最大走行距離:約210㎞(モードにより異なる)
●アシストレベル:4段階
●変速機:5段
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●サイクルヨーロッパジャパン
URL:https://www.japan.bianchi.com/
雑誌『Safari』1月号 P244掲載
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photo : Toshiyuki Tanaka text : Takumi Endo