ライフスタイルを充実させる〈モンブラン〉の歴史的名作な万年筆!
便利な世の中だからこそ、アナログなことのほうが心に刺さることもある。手紙はまさにその1例。でもどうせ書くなら、大人にふさわしい語れる万年筆を選びたい。そんな人におすすめの1本がコチラ!
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MONTBLANC
今は緩和されてきたが、コロナの第1次ピークのときは外出もままならなかった。ライフスタイルに関わるアイテムが軒並み売り上げを下げる中、逆に購買率を高めたものもあったんだとか。その中には万年筆が。なぜかというと、会いたい人にもう2度と会えないかもしれない。そんな思いから手紙を書く人が急増したからだそう。
手紙を書くには時間を要する。だからこそ、届いたときに相手により思いが伝わりやすい。PCや携帯の登場、進化で、思っていることを相手に伝えやすくなった。便利になったその分、時間や手間をかけずに言葉が届くから、逆に思いが伝わりづらくなった気がしない? だからこれからも大切なことは継続して手紙で出すのはどうだろうか。
せっかく手紙を書くなら、書く道具にもこだわりたい。そこでおすすめしたいのが〈モンブラン〉の“マイスターシュテュック 149”だ。ブラックを基調とした本体に、クリップ、キャップリングを美しい金で仕上げたこの1本。ジャケットの胸ポケットや、書斎の机の上に置いてあるだけで絵になる。ペン先に刻まれた細かい模様と、名峰モンブランの標高を表す4810の刻印。クラフトマンシップという職人の思いが、キャップを開けるたびに伝わってくる。
“マイスターシュテュック 149”のもととなった“マイスターシュテュック”は、発売時にはその完璧なデザイン性から著名人たちのステイタスシンボルに。誕生の30年後にはニューヨークの近代美術館に永久展示品として殿堂入り。まさに書くことを芸術の域まで高めた道具。その遺伝子を受け継ぐ“マイスターシュテュック 149”だからこそ、大人にふさわしい万年筆といえる。この万年筆さえあれば、“ペンは剣よりも強し”よろしく、心を充実させられること間違いない。
この不朽の名作は、エリザベス女王、ジョン・F・ケネディ、建築家のヘルムート・ジャンなどが愛用したんだとか。日本では、三島由紀夫、開高健が使用していた。語れるバックボーンがあるのも、大人の持ち物としてベスト。12万6500円(モンブラン/モンブラン コンタクトセンター)
●モンブラン コンタクトセンター
TEL:0800-333-0102
雑誌『Safari』12月号 P291掲載
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