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GOURMET グルメ

2021.02.25


ニンニクなしで美味しいイタリアンが味わえる!

老舗料理店や食材店が並ぶ、東京・日本橋室町界隈は、数年前から様々なジャンルのレストランやカフェが続々とオープンしていて、いまや、グルメ心を満たしてくれる街だって知ってた? なかでも話題なのが、2020年11月にオープンしたイタリアンレストラン〈ダ ゴトウ〉。実はここ、彼女を誘っての“ヘルシーデート”ができちゃう稀有な店なのだ。

ここ〈ダ ゴトウ〉は、ニンニクを使わず、生クリームやオリーブオイルも最小限。なのに美味なるイタリア料理が味わえるという、ヘルシー志向のレストラン。食をそそるニンニクの香りって魅力的だけど、食べた後に胃がもたれたり、なによりもデートだと匂いが気になっちゃう。でも、ニンニクを使わずに、美味しいイタリアンが食べられるお店って、実はあるようでなかったですよね。そんな稀有なレストランを生み出したオーナーシェフの後藤大輔さんは、イタリアの伝統的な郷土料理の手法と日本の旬の食材を合わせ、軽やかで新たな美味しさを作り出している。

まずは、アラカルトで一番人気の“前菜の盛り合わせ”をオーダーしたい。

ディナーのアラカルトより“前菜の盛り合わせ”1800円(税別)。6種の内容は日替わり

森林鶏のガランティーナなど日替わり6種の味わいは、それぞれが手間をかけて仕込まれ、完成度の高い逸品揃い。食材そのものの香りを生かして旨みを引き出し、スモールポーションでありながら、付け合わせやソースまでも緻密に構成され、極上の料理に仕上げてある。どれから食べようかと迷う贅沢な悩みさえあるほどだ。

スターターに合わせるなら、きめ細かな泡が立ち上る、ハウス・フランチャコルタの“マイオリーニ ブリュット”(グラス1200円、税別)を。バランスが取れた果実味のある味わいは繊細な料理との相性も抜群。

 ディナーのアラカルトより“バッカラマンテカートと大根のミルフィーユ仕立て”900円(税別)

塩漬けの干し鱈を使った北イタリア・ヴェネツィアの郷土料理、バッカラマンテカートを至極、軽やかにしたもの。紅しぐれ(大根)など季節の野菜と合わせてさっぱりといただけ、食感も楽しい。

ディナーのアラカルトより“ホワイトアスパラガスとズワイ蟹のスパゲッティ カルボナーラ仕立て”1300円(税別)

ホワイトアスパラガスのほろ苦さと甘み、ズワイ蟹の香りと旨みを堪能できるひと皿。卵の使い方を工夫することで生クリームは使わずとも、ボリュームは十分! これには、相性のいい白ワイン“ヴィッラ アンガラーノ ヴェスパイオーロ”(グラス1100円、税別)といきたい。

オープンキッチンだからシェフの盛り付けを眺める楽しみも

“後藤家”という店名のとおり、リラックスした雰囲気の中でもてなされ、時を忘れてゆっくり料理とワインを味わえる。彼女と一緒はもちろん、ひとりでもふらりと立ち寄ってみたくなる。

 
Information

●ダ ゴトウ
住所:東京都中央区日本橋室町1-12-10 J1ビル2F 
TEL:03-6281-9858
営業時間:11:30~13:00、17:30~21:30、日曜は11:30~19:00(すべてL.O)
定休日:月曜
※消費税別、サービス料なし。

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取材&文=はまだふくこ
text : Fukuko Hamada

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