恵比寿ハンバーグ
ハンバーグが好きなのは、子供だけじゃない。大人でももちろんハンバーグが好きという人は多いはず。とはいえ、大人になればそこいらのハンバーグってわけにもいかない。定番だからこそ、やはり本格志向のジューシーハンバーグを押さえておきたいところ。さらに、デートであれば品格漂う“ホテルハンバーグ”は知っておいて損はない。
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ホテルの名物メニューをもっと見たい人はコチラ!
今回紹介するのは〈ウェスティンホテル東京〉。恵比寿ガーデンプレイスに1994年オープンした、憧れのホテル新御三家の1つである。ここには数々の美食がある。本場以上の香港を体験できる“龍天門”、眺望も楽しめるフランス料理“ビクターズ”、デザートブッフェをはじめ終日賑わうオールデイ・ブッフェレストラン“ザ・テラス”、モダンに仕上げる日本料理“舞”など、レストランの充実度には目を見張るものがある。
なかでも美食の贅を極めるのが、東京の眺望を楽しみながら食せる鉄板焼“恵比寿”。鉄板焼デートを羨望の的へと昇華させたのが、この“恵比寿”であることは食通における共通の認識。霜降りと赤身の絶妙なバランス、コクのある豊潤な味わいとさっぱりした後味が特長のオリジナル黒毛和牛“恵比寿牛”をはじめ、厳選食材を熟練シェフがゲストの目の前で焼き上げてくれる。この光景は、まさにドラマティックダイニングであるといえよう。
黒毛和種の“黒恵比寿牛”や褐毛和種の“赤恵比寿牛”がゲストの心を虜にするのは当然のこととして、知る人ぞ知る人気メニューとなっているのが、平日限定で提供されているランチセットの“恵比寿ハンバーグ”(3800円、税・サ別)。
まるでステーキのような味わいを楽しめる!
この“恵比寿ハンバーグ”は粗くミンチにしたステーキ用の和牛サーロインやフィレが使われているので、まるでステーキのような味わいを楽しめる。スイスの岩塩と胡椒によって肉の旨味がよりくっきりと浮かび上がり、隠し味のビールによってほのかに酵母が香って爽やかな食後感。
シンプルなハンバーグは目の前の鉄板でギュッと肉汁を閉じこめて焼き上げられ、和牛そのものの味わいを堪能できる。ソースは2種類あり、シェフがおすすめするのは、フォンドボーに牛肉や牛筋を入れて煮込んで作り上げたデミグラスソース。和風が好みであれば、大根おろし、青葱、茗荷を合わせたポン酢でも、もちろんおいしく食べられる。その日おすすめの焼野菜3種も添えられるので、バランスが非常にいい!
コース仕立てになっているので、月替わりのサラダや最後のお食事、さらにはアイスクリームといったデザート、コーヒーもしくは紅茶も付く。料金を追加すれば、サラダは“焼き帆立のサラダ”(プラス1350円、税・サ別)に、お食事の“ご飯”は(プラス750円、税・サ別)“ガーリックライス”や“海老と梅ちりめんの炒め御飯”に変更できるので、好みで選び分けたいところ。
空気が澄みきった日には、富士山を望みながら、和牛100%のハンバーグを堪能できるだけに、非常に贅沢感が高い!
東京の夜景を眺めながらの食事デートもいいけれど、彼女と気軽にランチで鉄板焼ハンバーグを食べに行くなんて、それこそ本物のホテルグルメ通じゃない?
●〈ウェスティンホテル東京〉恵比寿
住所:東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 22F
営業時間:11:30~15:00(ランチ)、17:30~21:30(ディナー)
※“恵比寿ハンバーグ”の提供時間は平日11:30~15:00
TEL:03-5423-7790
URL:https://www.yebisutokyo.com/jp/
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1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。