バーボン香 熟成 ジョンディゴールド T ボーン
前回に引き続き、ホテルで彼女と食べたい熟成肉のお話。で、今回は熟成肉を語るうえでハズせない〈ヒルトン東京〉にある“メトロポリタングリル”を紹介したい。というのも、ホテルでは熟成にいち早く力を入れ出したレストランがココだから。ほかでは食べられない特別な味わいということで、グルメ通な人の間でも耳目を集めているのだ。
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ガラス張りのグリルカウンターと迫力満点の熟成庫、ヒマラヤ岩塩の壁、レザーや煉瓦、鉄などのマテリアルが抜群の存在感を放つ“メトロポリタングリル”。薪の炎で焼き上げる自慢のグリルカウンターを擁し、熟成肉とスモークにこだわっている。
そして、その熟成肉とは“バーボン香 熟成 ジョンディゴールド T ボーン”(2万1000円、税・サ別)。オーストラリア産ジョンディゴールドビーフのTボーンを使用しており、フィレ肉もロース肉も楽しめるというのが、これまた嬉しい。フィレ肉のやわらか~な食感と赤身ならではの深い旨み、ロース肉のジューシーな肉汁と長い余韻とを堪能できるのだ。
バーボンでマリネしチーズクロスでラッピング!
肉はバーボンでマリネした後でチーズクロスでラッピングし、40日間熟成しているので、バーボンのパンチ力とふくよかな芳香が感じられる。1週間毎にバーボンを染みこませているので、じっくりじんわりとバーボンの風味が肉に染みこんでいるのだ。手間暇かけてバーボンで繰り返し味つけしているお蔭で、Tボーンからは美味のポテンシャルが十分に引き出されている。
世界中から厳選された食材をそのまま味わえるようにするため、薪の炎で焼き上げるというシンプルな料理法が採用されている一方で、世界各地から選び抜かれた塩や胡椒を使い、仕上げにはこだわっている。〈ヒルトン東京〉総料理長を務めるトーマス・ジャコビが自ら“メトロポリタングリル”で腕を振るっており、熟成肉にはいち早く力を入れているので、熟成好きにはたまらないグリルレストランなのだ。
世の中には様々なグリルステーキがあるが、ここのステーキは常に最先端をいっているので、お肉好きでトレンドに敏感な彼女の心を捉えることは間違いなし!
●〈ヒルトン東京〉メトロポリタングリル
住所:東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京 2F
営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:30)
ディナー 17:30~22:30(L.O. 22:00)
ブランチ 土日祝 10:00~15:00 ※ウィークデーランチのみ11:00よりオープン
“バーボン香 熟成 ジョンディゴールド T ボーン ”はアラカルトでランチ、ディナー共に提供
TEL:03-3344-5111 ※レストラン予約受付時間 10:00~21:00
URL:http://www.hiltontokyo.jp/
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。