口の中でとろけるような、最高の肉の旨味に思わず唸る美味さ!
東京には数多くのラグジュアリーホテルが存在している。その中でも、1986年に東京の中心地に誕生した〈ANAインターコンチネンタルホテル東京〉は、2026年6月7日に40周年を迎え、ますますプレゼンスを高めている!
東京タワーを望める絶景の内観
ブッフェやステーキやアフタヌーンティーなど、人気のレストラン施設が並ぶ中で特に注目したいのが、ホテル開業と同時に37階にオープンし、日本のホテルにおける鉄板焼の先がけとなった〈鉄板焼 赤坂〉だ。
料理長の廣瀬弘二氏
料理長を務めるのは廣瀬弘二氏。1994年に入社し、宴会部門やメインダイニングであったフランス料理〈ローズルーム〉などで研鑽を積んできた。2000年に鉄板焼〈赤坂〉 へ異動し、2026年3月から料理長として腕をふるう。初代料理長が確立した、素材の味わいを最大限引き出す調理法を継承しながら、より旬にこだわり、洗練された料理を提供している。
“40周年記念コース”
今体験しておきたいのが、廣瀬氏が力を入れる“40周年記念コース”(2万8000円)。開業当時の人気メニューを復刻した特別コースで、新旧が交差するような懐かしくも新しい食味を堪能できる。
“サーモンマリネ ツリーケール添え ビネグレットソース”
“サーモンマリネ ツリーケール添え ビネグレットソース”は、燻香をまとったスコットランド産のアトランティックサーモンを美しい冷前菜に仕上げた。脂がよくのっているので、レッドソレルなどのスプラウトやナスタチウムの葉とよいバランス。
“豊洲市場直送 本日のお魚と帆立貝の鉄板焼”
“豊洲市場直送 本日のお魚と帆立貝の鉄板焼”は、スズキと帆立貝の2種盛り。スズキは皮目をしっかりと焼き、身はふっくらと仕上げた。帆立貝は白ワインをかけて風味をつけ、甘味も存分に引き出されている。いくらをたっぷりとのせ、イギリスのマルドン塩とレモンを添えているので、好みに合わせてみて。
特製ソースでいただく“特選黒毛和牛ステーキ”
絶妙なタイミングで素材を生かした料理が出来上がるのを目の前で見られる
メインディッシュの“特選黒毛和牛ステーキ”は、160グラムのサーロインと120グラムのフィレからチョイスできる。当日は北海道産A4ランクの黒毛和牛。サーロインはきめ細やかなサシの入り具合で、豊潤な肉汁を湛えている。フィレは心地よい弾力で、赤身肉の佳味を堪能できる。どちらも大満足のボリュームで、2人以上で利用すればシェアできるので覚えておいて! さっぱりとしたオニオンソースやコクのあるモンゴリアンソースなど、コンディメントも豊富なのでいろいろと試してみてほしい。
“お焦げ付オリジナルガーリックライス”
締めくくりには、“お焦げ付オリジナルガーリックライス”が登場。ガーリックライスはパラパラっと仕上げ、シンプルながらも香りに奥行きがある。焦がし醤油の風味を加えたお焦げは、スナック感覚で楽しい。サーロインとフィレを用いた時雨煮は風味が豊かで、ガーリックライスにもよく合う。
ワインも種類豊富に取り揃えている。左から、“モエ エ シャンドン モエ アンペリアル ブリュット”、“シャトー レオヴィル ポワフェレ”、“ムーラン トゥーシェ コトー デュレイヨン”
ワインは鉄板焼と相性抜群なので、スーパーバイザーでソムリエの服部道治氏に、おすすめを聞いてみて。ハウスシャンパーニュは“モエ エ シャンドン モエ アンペリアル ブリュット”(3900円/グラス)。口当たりがなめらかで、果実味と酸味が調和している。魚介類との相性も抜群だ。
40周年記念の期間には、1986年ヴィンテージのプレステージワインも提供されているので飲み逃せない。“シャトー レオヴィル ポワフェレ”(1万2000円/グラス)は、しっかりとした骨格を保ち、熟成の旨味と長い余韻がある。黒毛和牛と最高のペアリングだ。
デザートに合わせたいのが、甘口の“ムーラン トゥーシェ コトー デュレイヨン”(3500円/グラス)。香りは華やかながらも、酸が鮮明。熟成由来の複雑さと清涼感が同居する。
夜の東京に浮かび上がる東京タワーは格別な眺め
地上37階からの東京のパノラマビューを眺めながら、伝統と革新が融合した鉄板料理を味わえる〈鉄板焼 赤坂〉。40周年記念コースは期間限定なので、早めに予約して足を運ぶのがよさそう!
⚫︎40周年記念コース 2万8000円 (~2026年9月30日 17:30~20:00LO)
・先付
・サーモンマリネ ツリーケール添え ビネグレットソース
・豊洲市場直送 本日のお魚と帆立貝の鉄板焼
・焼野菜4種
・彩り野菜のサラダ クラシック人参ドレッシング
・特選黒毛和牛ステーキ サーロイン 160g または フィレ 120g 伝統のソースで
(オニオンソース/モンゴリアンソース/ポン酢)
・お焦げ付オリジナルガーリックライス
・自家製牛肉の時雨煮、味噌椀、香の物
・昔ながらのプリン
・コーヒー
⚫︎〈ANAインターコンチネンタルホテル東京〉鉄板焼 赤坂
住所:東京都港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京37F
営業時間:ランチ 平日 11:30~16:00(14:00LO)、土日祝日 1部:11:30・12:00~、2部:14:00・14:30~
ディナー 平日 17:30~22:00(20:00LO)、土日祝日 1部:17:30・18:00~、2部:20:00・20:30~
※2部制は2時間
TEL:03-3505-1185(レストラン予約)
URL:https://anaintercontinental-tokyo.jp/40th-anniversary/
グルメジャーナリスト 東龍さんの連載・記事はこちら!
アレが食べたいからこの店へ!
グルメジャーナリスト東龍のホテルグルメで“口福”体験!
●『Safari』公式 Instagram(@safarimagazine_official)もチェック!
1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。




































































