暑い夏は爽やかさ出しがマスト。そんなときに重宝し、かつ今季とても人気で様々なブランドから豊富に出ているのが“白パンツ”。なかでも、真っ白ではなくて、肌馴染みのいいオフ白がおすすめ。これ、本当に使えるから1枚必携です!
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『エンドレス・サマー』⁉
夕方のビーチサイドが気持ちいい季節になってきて、気分は早いけど夏のはじまりを感じる今日この頃。そんなとっておきのチルタイムを存分に楽しむコーデが、本日のテーマ。メインに選んだのはサーファーの“海上がりウエア”の定番、メキシカンパーカだ。素肌にざっくり羽織るだけで、ビーチに似合う雰囲気は満点。で、この〈ピルグリム サーフ+サプライ〉の1枚は、赤ともオレンジともつかない、まさに夕焼けのような色合い。さらに、よ~く見ると同色のボーダー柄になっていて、なんだか波に映った夕陽のようにも見える。と、サンセットタイムにぴったりすぎる仕上がり。そこへ、砂浜のような生成り色のパンツを合わせれば、ムードも最高! 海っぺりだけに、もちろん足元はビーサンでもいい。けれど、夕焼けのビーチが似合う“しっとり感”を意識するなら、こんなスウェードのサンダルがベター。この、潮っぽさと切なさが混じったようななんとも言えない雰囲気は、サーフ映画の金字塔『エンドレス・サマー』の世界を地で行くコーデかも。あ~ほんとに夏が終わらなければいいのに。夏がはじまる前から考えることじゃないかっ!
メキシカンパーカ2万6400円(ピルグリム サーフ+サプライ)、デニムパンツ2万6400円、ガーゼシャツ2万900円(以上ヤヌーク/カイタックインターナショナル)、サングラス3万9930円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、シェルネックレス1万2650円(ハックニー キャリアーズ/ジェットン ショールーム)、スウェードサンダル1万5400円(ビルケンシュトック/クオリネスト)
メキパも街で着られる!
メキシカンパーカって、普通のパーカとは違って、よりリラックス感と余裕を感じられるのがいいところ。だから、大人の肩肘張らないコーデにはぴったりだし、開放感のある海辺のシーンなんかには特にハマるアイテムといえる。でもこれ、こんなに流行っているのなら、街で使わないのももったいない。じゃあ、どうすれば街使いできるのかっていうのが今回のお題。それでは早速そのテクをご紹介。方法は簡単。ゆったりとしたメキパの胸元に、きちんと感のあるシャツを覗かせるだけ。要は、メキパって通常のパーカよりも胸元の開きが広く、だからリラックスして見えるんだけど、その空間を上手に使ったってわけ。こうすれば、インとはいえ襟元がきっちりと見えて、ラフ感がぐっと抑えられてるでしょ。とはいえ、メキパのこなれた感じは残しておきたいので、シャツの袖や裾は写真のようにちょっと出して、手元は捲っておくのがベストなこなし方。ちなみに色に関して言えば、メキパを陽気なイエロータイダイにしたのなら、この爽やかさを崩さないミントグリーンで爽快感を後押し。ボトムは今季マストハブのオフ白パンツだと、より夏らしくなるはずだし、トップのレイヤードテクに目が行くので、重ね甲斐があるってもの。まずは、メキパにシャツをインするという、今まで考えつかなかったテクを使ってみることからはじめてみて!
メキシカンパーカ2万8600円(エストネーション)、中に着たシャツ2万6400円(トゥモローランド)、パンツ1万8700円(ザ ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ 代官山)、キャップ4180円(ニューエラ)、サングラス4万6200円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、サンダル1万5400円(ビルケンシュトック/クオリネスト)
アースカラーも優しげ見え!
茶やグリーンといったアースカラーは、力強い印象を与える一方、上品なコーデに用いるとなるとやや骨太すぎな印象。ただそんなイメージを上手に覆すことができたら、お洒落上級者だと思いませんか⁉ そんなわけで、本日のテーマは“アースカラーでパーティへ行こう”。まず大切なのは、アースカラーのアイテムを選ぶ際、濃色を選ばないようにすること。ここで合わせたジャケットみたいなキャメルに近い茶や、インナーTのようなピスタチオグリーンであれば、アースカラーであってもぐっと優しげな雰囲気になる。で、この優しい雰囲気を損なわないためにも、合わせるパンツも薄色を。こんなオフホワイトデニムでもいいし、アイスブルーのデニムなんかも爽やかでいいかも。すると、アースカラーを取り入れてはいるけれど、しっかり上品で新鮮さのある見た目の完成! ネイビーやグレーなどの定番色で作るパーティスタイルよりもちょっと遊びの効いた印象だし、身内のホームパーティなんかにこんないでたちで登場してみて! きっと注目の的ですよ~。
ジャケット6万3800円(バグッタ/トレメッツォ)、Tシャツ9900円(セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)、デニムパンツ3万800円(A.V.N/HJM)、サングラス3万7730円(オリバーピープルズ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー1万3200円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
ニュアンスカラーで爽やかに!
ミリタリーテイストは、それだけでなんだか頼りがいがある強い男に見えるから、アラフォー男にも手放せない。なかでも、オリーブ色やアーミー調のデザインものはストレートに男気たっぷりだ。ただ、これもトゥーマッチすぎると男らしいどころか暑苦しくなるから要注意。これから先の季節は特にね。ということで、今回は、オリーブカラーでがっつりミリタリーなシャツを初夏にどう着るのかを紹介。要は、男らしさと爽やかさの両方を手に入れるコーデってこと。まずは、いつものガチなミリタリーシャツでOK。ここで用意したのも、フラップポケットなどがタフな印象な〈ディーゼル〉の1枚。コレを爽やかに着こなすためには、もちろん、男らしいダメデニやチノを合わせてはダメ。最適なのは、今季『Safari』が押している、白のパンツ。しかも、濃い色とも上手に馴染んでくれるオフ白がベスト(真っ白では少々コントラストがつきすぎる)。そんなとき、インのTシャツも、白ではなく写真のようなニュアンスカラーを。ご覧のとおり、トップとボトムをいい感じに繋ぐ役割を果たしてくれるから。ついでに大人っぽさも演出できるから有難い。ただし、全体をボヤッとさせないために、足元は同様の色の中でも、濃いめのアースカラーでちょっと引き締めて。どう? 見た感じ重さは全くないでしょ? これなら、初夏もミリタリーが楽しめるね。
ミリタリーシャツジャケット3万5200円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)、Tシャツ1万450円(ピルグリム サーフ+サプライ)、コーデュロイイージーパンツ2万5300円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス4万4000円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、スニーカー5万9400円(フィリップモデル/トヨダトレーディング プレスルーム)
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5722-3685
●クオリネスト
TEL:03-6427-1977
●ジェットン ショールーム
TEL:03-6804-1970
●ピルグリム サーフ+サプライ
TEL:03-5459-1690
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス
TEL:0120-990-307
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●エストネーション
TEL:0120-503-971
●トゥモローランド
TEL:0120-983-522
●ナナミカ 代官山
TEL:03-5728-6550
●ニューエラ
TEL:03-5773-6733
●HJM
TEL:03-6434-0885
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819217
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●リンク・セオリー・ジャパン
TEL:03-6865-0206
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ)
TEL:0120-990-307
●RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●ピルグリム サーフ+サプライ
TEL:03-5459-1690
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です