街履きしてこそサマになる
アウトドアスペックのスニーカー!
アクティブな雰囲気を街コーデにも漂わせるのは今どきでかっこいい。ただ、好きすぎて全身にスポーティ要素を取り入れてしまうのは、いくらなんでもやりすぎ⁉ じゃあ、どうアピールするのが自然なの? な~んてバランス感に悩んでる人もいるはず。でもその問題は、実はアウトドア仕様のスニーカー1足で解決しちゃう!
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全身スポーティアイテムを纏わなくても、アウトドアシーンで頼れるタフさと機能性を持ち合わせたスニーカーがあれば、その足元から漂う雰囲気で、さりげなく自然派であることを印象付けられる。スニーカーだったら、ガチな登山靴と違って街で浮かないし。ということで、アピール上手なアウトドアスペックのスニーカーをずらりと集めてみた。
RSS CP 1万1000円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
QAK CP 1万1000円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
こちらの2足は、〈コンバース〉がキャンプにフォーカスした新シリーズとして立ち上げた“コンバース キャンピング サプライ”のモデル。ブラックは、1995年に発売された“レジスター”というクロストレーニングシューズのアップデイト版。足をしっかりホールドできる幅広のベルトや丈夫なコーデュラエコキャンバスでタフさを追求してはいるものの、オレンジを効かせたモノトーンカラーで街映えも意識した作りになっている。ホワイトの“QAK CP”は、1992年に人気を博した“クエイク”というアウトドアシューズをアップデイトしたもの。アウトドア靴としては珍しいホワイトカラーを採用。脱ぎ履きがしやすいコードロック式の靴紐は、街でも自然の中でも嬉しい機能。
グレー1万3500円、ボルドー1万円(以上ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
グレーの“フレッシュフォーム ヒエロ M RC5”は、トレイルランニングシューズ。吸収した衝撃を推進力に変える“フレッシュフォームX”を内蔵したミッドソールと、未舗装の路面もしっかり捉えるアウトソールで、長距離を走るトレイルランナーのパフォーマンスをアシストしてくれる。ボルドーは、同じソールシステムを採用した“フレッシュフォーム クラグ M RB2”。くるぶしの安定感を高められるミッドカットで、ソールも地面を刺すように捉えるラグソールを採用。どちらも高性能の本格的ランシューだ。
3万5800円(ノンネイティブ/ベンダー)
この“ドウェラー トレイナー ハイ”は、見た目こそ王道感あるハイトップのスニーカー。でも、ゴアテックスのメンブレン(膜)がライニングされているので、雨が中に染みこまず、内部は蒸れにくい作りになっている。ベロだって普通のスニーカーと違って、隙間から水が入りこまないようにアッパーと一体化させたガセットタンを採用。本格的な機能ながら、街履きにぴったりだ。
1万4800円(プーマ/プーマお客様サービス)
こちらの “トレイルフォックス オーバーランド”というモデルは、2000年代はじめに人気を博したトレイルランニングシューズの進化版。面ファスナー付きのカバーを靴紐部分に取り付けることで、内部に砂利や砂などが入りこまないようになっている。靴紐はコードロック式のドローコードで、わざわざ結ぶ手間も省けるのが嬉しい機能。圧縮成形でクッション性を高めたEVA素材のソールも新たに搭載。
各3万1000円(以上ホワイトマウンテニアリング × アグ/ホワイトマウンテニアリング)
最近は快適志向のスニーカーも人気の〈アグ〉が、アウトドアミックスの先駆的存在である〈ホワイトマウンテニアリング〉とコラボ。ベースになっているのは、“CA805”という〈アグ〉定番スニーカー。定番にはない黒を基調にしつつ、特徴的な厚底ソールに黒ラインを走らせたようなツートーンカラーで都会的な佇まいに寄せたデザインが新鮮。靴紐を通した側面の黒パーツから、双方のブランドのイニシャルが透けて見える仕掛けも見どころに。
ブルーのゴアテックスローカット1万8000円、グレーのニットハイカット2万4000円(以上アディダス/アディダスグループお客様窓口)
ブルーは、“テレックス アグラヴィック”という全天候型トレイルランニングシューズ。防水透湿素材のゴアテックスをライニングし、アウトソールはぬかるんだ場所や起伏の多い地形でもしっかりグリップできるように設計されている。グレーは、ハイキングシューズとして開発された“テレックス フリーハイカー”。耐摩耗性に優れる“プライムニット”素材のアッパーが靴下のように甲部や足首まわりにフィットし、走りや歩きの安定感を高めてくれる。
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●プーマお客様サービス
TEL:0120-125-150
●ベンダー
TEL:03-6452-3072
●ホワイトマウンテニアリング
TEL:03-6416-5381
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo