秋になってももちろん海好き男はビーチに行く。とはいえ、やっぱり夏と同じではお洒落に見えない。秋には秋のサーフな格好がある。じゃあ、その潮っぽさってどう表現するのがいいの? な~んて人に、コチラをどうぞ!
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海デートがロマンチックに!?
気付けば、すっかり季節は秋。心地よい風を感じながら海辺を散策するのが最高な時期。そうそう、彼女を誘い出して浜辺でデートなんていかが? そんなロマンチックなシーンで、是非着てほしいのが“ニット”。まだちょっと早いんじゃない? と思うなかれ、コットンタイプのニットなら、さらりとしているので今の気候にはちょうどいい。しかも、スウェットやロンTよりも上品さが出るので、まさにデート向きにはお誂え向き。なかでも今回はこんな“褪せピンク”のコットンニットをご用意。せっかくのデートですから、いい大人でも褪せたピンクで甘~い気分を表現(⁉)してみたってわけ。ただこの場合、パンツはあくまでも大人っぽさをキープするのが鉄則。で、ピンクに挑戦するのに勇気がいるって人におすすめなのが、キリッとしたモダンさが魅力のグレーパンツ。これなら、甘辛ミックスでバランスよく見えるってもの。ちなみにこのショーツ、実は水陸両用だから、デート途中に海ではしゃぎすぎて水がかかっても大丈夫。足元は清潔感を醸し出してくれる白スニがお約束だけど、こんなふうにちょっと生成りのキャンバスのほうがピンクとの馴染みもいい。ニット×ショーツの組み合わせは今の時季にしかできないから、是非楽しんで!
リブニット2万8000円(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)、ボードショーツ1万2000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、キャップ6800円(ピルグリム サーフ+サプライ)、サングラス4万7000円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、スニーカー6300円(スペルガ/カメイ・プロアクト)
秋冬スタイルだって新鮮⁉
季節感のある着こなしというのも大切だけど、そればかりいっていると秋冬はどうも重たい色使いに陥りがち。たとえば海に行く日くらいとびきり爽やかな色使いでもいいよね? というわけで、ブルーとグリーンの“爽やかツートップ”カラーで構成したのがこちらのコーデ。でも、さすがに季節感に欠けすぎているんじゃ……な~んて心配!? いやいや、素材感できちんと秋冬らしさを表現すれば、「なんだか寒々し~」という印象にはならないからご安心を。まずタイダイ染めのインナー。これ清涼感にあふれた色合いだけど、実はもこもこフリース素材なので保温性ばっちり。羽織りのチェックシャツはビーチに似合う配色ながら厚手のネル素材なので、秋冬らしい風合いを叶えているのはご覧のとおり。さらにタートルネックのカットソーを仕込んで首元を隠せば、寒~いどころか暖か。この暖かトップがあれば、もちろんデニムだって黒やグレーにせず、爽快ブルーでOKってわけ。ボルドーやマスタードといったいわゆる“秋色”を使って季節感を表現するのもいいけれど、たまにはこんな爽やかな色だけ使って、あえて“素材感”で勝負する秋冬コーデというのも新鮮だ。
チェックシャツ2万6000円(アウターノウン/RHC ロンハーマン)、タイダイフリース1万8000円(サニースポーツ/セル ストア)、タートルネックカットソー1万6000円(ナイジェル・ケーボン/アウターリミッツ)、デニムパンツ3万6000円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス3万円(アヤメ×ピルグリム サーフ+サプライ/ピルグリム サーフ+サプライ)、スニーカー7000円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
アピールできる♡
海といえば太陽のオレンジと空の青。だからサーフデイには爽快なブルーや元気なビタミンカラーを身につけたくなる気持ちも、よ~くわかる。のだが、秋冬のビーチはもう少し落ち着いた色使いで行ってもいいかも。夏に燦燦と照りつけていた太陽も、ちょっとパワーを弱めるのと同じようにね。もちろん陽気な色を身につけなくてもサーファーっぽい見た目を作ることは可能。たとえば、この〈ベアフット ドリームズ〉の新作は落ち着いたグレートーンながら後ろ姿にはヤシの木が鎮座し、海っぽさ抜群。ここに、普段であればブルーデニムを合わせるところなのだが、秋の大人サーファーは茶を合わせてちょっと渋く着こなしたい。さらに、寒くなったときに羽織るよう用意したチェックシャツも茶系で統一。すると、ちょっとレトロサーフな雰囲気が漂って、秋の海が似合う渋味のサーファーてな具合に。別に派手な色を使ってなくてもビーチに似合う見た目だし、大人っぽさも抜群。季節感もばっちりだし、こんなコーデで秋のサンセットを眺めるのもオツじゃないかと。
ジップパーカ2万3000円(ベアフット ドリームズ/サザビーリーグ)、Tシャツ1万円(RHC/RHC ロンハーマン)、手に持ったチェックシャツ1万8000円(タウンクラフト/セル ストア)、イージーパンツ1万8000円(ザ ・ノース・フェイス パープルレーベル/ナナミカ 代官山)、ニット帽3600円(ニューエラ)、サングラス3万9000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、サンダル9000円(スコット ハワイ/コンコード ショールーム)
黒とグレーの中間色!
サーファーのマストハブなパンツ、コーデュロイ。ここ数シーズンはトレンドなアイテムだ。なかでも、特にレトロサーフな風合いが感じられてかっこいいのが茶のコーデュロイだ。でもその一方で、街穿きするとなると逆にちょっと野暮ったい印象になってしまうのだ。もちろんあの懐かしいもたつき感が持ち味なのだけど。ただ、これも都会的に穿きこなせたらよりコーデュロイパンツの出番の幅が広がりますよね。そこで用意すべきは“墨黒”アイテム。真っ黒でもないし、かといってグレーでもない、絶妙に褪せた黒のことだ。まさに墨汁を薄~く垂らしたときの色のイメージ。真っ黒だと茶のほっこり感が薄れるし、グレーだとなんだか地味な印象でかえってボヤけてしまう。で、その間の“墨黒”の出番。ほどよく締めることで茶コーデュロイが洗練され、持ち味であるほっこりした表情も失わないというわけ。こんなふうにトップもスニーカーもチェックシャツも全部墨黒でまとめてあげても決してやりすぎではない。むしろぐっと都会的に仕上がるはず。この使い方さえ押さえれば、この秋冬、茶コーデュロイパンツの出番がもっと増えそうじゃない?
スウェットシャツ 2万3000円(ジェームス パース/ジェームス パース 青山店)、コーデュロイパンツ2万5000円(ヌーディージーンズ/ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店)、チェックシャツ2万3000円(リサウンド クロージング)、サングラス3万円(グローブスペックス/グローブスペックス エージェント)、スニーカー7000円(コンバース/コンバースインフォメーションセンター)
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
●カイタックインターナショナル
TEL:03-5722-3685
●カメイ・プロアクト
TEL:03-6450-1515
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●ピルグリム サーフ+サプライ
TEL:03-5459-1690
●アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
● RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
●コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819217
●セル ストア
TEL:03-6459-3932
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●コンコード ショールーム
TEL:03-6434-7136
●サザビーリーグ
TEL:03-5412-1937
●ナナミカ 代官山
TEL:03-5728-6550
●ニューエラ
TEL:03-5773-6733
● グローブスペックス エージェント
TEL:03-5459-8326
● コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217
● ジェームス パース 青山店
TEL:03-6418-0928
● ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店
TEL:03-5772-0770
● リサウンド クロージング
TEL:06-6441-6061
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です